どうしてこんなに頑張っているのに、失敗ばかりなの…
楽そうに生きてるあの子の方が成功してない?
人生、楽に生きる方法があればなぁ…
こんな風に思った事はありませんか?
この記事を書いている私自身、人並み以上に努力しているはずなのに、なぜかうまくいかない現実に疲れ切って、心理学やコミュニケーションを学び始めた一人です。
それから心の世界にのめり込み、悩みを相談する側から悩みを相談される側になって10年が経ちます。
こういった背景があるせいか「頑張っているのに報われない」「楽に生きたいのダメな気がする」このような悩みを抱える人とご縁を繋いできました。
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この記事では、周りの人に愛されながら人生を楽に生きる方法や考え方のコツ、ポイントをお伝えしようと思います。
Contents
楽に生きるって悪いこと?
世間の風潮では「楽に生きる=サボる」のような、肩の力を抜くことがよくないことのような空気がありませんか?
- 頑張ることが素晴らしい
- 苦労は買ってでもしろ
- 苦しくてもがんばる姿に胸を打たれる
など、楽な道を選ばずに自分に負荷をかけて生きることが美徳とされるような風潮が強いですよね。
頑張ることはもちろん素晴らしいのですが、心身ともに限界を迎えている人にとって「さらに頑張れ」の言葉は苦行になってしまいます。
人生楽に生きるとは?
そもそも「楽に生きる」とはどういう意味なのでしょうか?
何もせずニートとして生きること、朝から晩まで寝て過ごすこと…
人により「楽に生きる」の定義はさまざまでしょうか、私はこのように考えます。
『自分が楽にできることで周りの人に喜んでもらい、楽しい時間が多い人生にすること』
それぞれピンと来る定義で考えてみて欲しいのですが、今回は「楽に生きる」をこのような定義で考えてみますね。
「楽に生きたい…」としんどくなっている人の共通点
楽に生きたいのに、楽に生きる道を選べなかった過去の私や、楽に生きたいと相談にいらっしゃる方々の共通点は、このようなものがあります。
(1)生活に「やりたくないこと」の割合が多い
一つ目の共通点は、日常生活の中でやりたくないことをやっている割合が多いことです。
例えば、
- やりたくもない仕事で毎日残業続き。
- 行きたくもない飲み会で時間を取られる。
- 会いたくもない親戚とのお付き合い。
これは辛いですよね。
ほんの少しであれば解消できる程度のストレスでも、割合が増えれば増えるほどしんどさも増大していきます。
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(2)愚痴をずっと放置している
二つ目の共通点は、愚痴をずっと放置していることです。
人間誰しも愚痴の一つや二つくらい、言いたくなることはあるでしょう。
愚痴という形で自分の思いを外に出すことで、気持ちがスッキリする効果もありますから、不満を溜め込むくらいなら愚痴として出したほうが良いと個人的には思っています。
ただ、愚痴を言ってスッキリできるものは良いのですが、何度も何度も何年も同じ愚痴を言い続けるのはあまり良くありません。
- ①愚痴として気持ちを発散することでスッキリできる程度なのか?
- ②それとも愚痴として外に出してもスッキリできない程度なのか?
②は放置すればするほど「楽な人生」からは遠のいてしまいます。
(3)自己犠牲が癖になっている
三つ目の共通点は、自己犠牲が癖になっていることです。
優しさゆえではあるのですが、他人の望みを叶えるために自分が犠牲になる姿勢では、長く続きません。
自己犠牲的な姿勢を続けるほど、あなたのことを「犠牲にしても良い人間」として無意識に認識している人間関係が出来上がってしまいます。
この状況も同じく「楽に生きる」からは離れてしまっていますし、フェアな関係ではないですよね。
(4)未来に希望が持てていない
四つ目の共通点は、未来に希望が持てなくなっていることです。
未来への希望といっても、大袈裟なものではありません。
もちろん
将来、私はこんな夢を叶えるんだ
など、大きな夢を描いても良いのですが、そこまで明確に大きな夢が見つかる人も少ないでしょう。
例えば
- 次の休日は好きなカフェに行くとか
- 3ヶ月後に推しのライブの参加予定とか
- そういった趣味的なものでも良いのです。
近い未来に楽しみな予定が1つもないと、何のために生きているのかわからない状態になってしまいます。
(5)エネルギーを回復する時間がない
「楽に生きたいのに…(できない)」とご相談される方は、もれなくみなさん疲れています。
エネルギーが枯渇しているとも言えるでしょうか。
(1)から(4)のような状態で過ごしていると、徐々に無理がたたって気力が削られてしまいます。
「これをしたら私のエネルギーが回復する」とわかっていて、行動に移せている人はとても少ないです。
そのためエネルギーの枯渇状態が続いている人が多いなぁと感じます。
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楽に生きる、を叶えるためのチャレンジ
それではこれから「楽に生きる」を叶えるためにどんなチャレンジをしてほしいかご紹介します。
基本的には先ほどご紹介した「楽に生きたいと思いながらもしんどくなっている人の共通点5つ」を解消するものです。
(1)生活に「やりたいこと」を取り入れてみる
生活の中に少しずつでも構いませんので「やりたいこと」の時間を取り入れてみましょう。
仕事や色々な事情で「やらなければいけないこと」を0にする事は難しいかもしれません。
ですので、少しずつで構いませんので割合を変えてみてください。
- 気になっていたカフェで新作ドリンクを飲んでみる。
- 猫カフェでぼーっと猫たちと戯れてみる。
何の生産性がないことでも、あなたの心がホッと緩むのであればぜひ取り入れてみてください。
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(2)愚痴の解決策を考えてみる
何度も繰り返している愚痴の解決策を考えてみましょう。
- 仕事のノルマがきつい。
- 通勤時間が長い。
- 休みが取りにくい。
- 上司が口うるさい。
- 友人がめんどくさい。
実際に解消できるかどうかは別として
もし何でも願いが叶うとしたら、この状況がどう変わったら最高に幸せかな?
このように問いかけてみてください。
この記事を書いている私が提供している、脳と心のコミニケーションを円滑にして悩みを解消していくメソッド(=脳トレ)では、愚痴をひっくり返して望む未来を作っていこうと推奨しています。
もし愚痴を言わなくても済む現実が手に入るのだとしたら、どんな未来が欲しいでしょうか?
イメージするだけでも変化が現れますので、ぜひ試してみてくださいね。
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(3)自分を重要人物として扱ってみる
それから、自分自身を最重要人物として扱うのもおすすめです。
全体の調和のために自己犠牲をするのが習慣になっている場合、すぐにその習慣をなくすことは難しいです。
まずは
自分がこの場の最重要人物だとしたら?
と問いかけをしてみるだけでも効果があると思います。
最重要人物というのは、例えばこのようなイメージです。
- もし私がお姫さまだとしたら?
- 超重要な取引先の社長だとしたら?
- 自分の尊敬する人だとしたら?
もし自分が他者にとって大事な重要人物だとしたら、どのような振る舞いをして、どのような扱いを望むだろうか?イメージするだけでも効果的です。
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(4)未来に楽しい予定を配置する
未来に楽しい予定を配置するのも、気軽に取り組めておすすめです。
先に触れた通り「楽に生きる」定義は「自分が楽にできることで周りに喜んでもらい、人生の中で楽しい時間を増やすこと」です。
つまり
この予定が楽しみだな!
と思えるものを、たくさん入れておくのは効果的。
自分1人でできる「楽しいこと」から、誰かと一緒にやりたい「楽しいこと」までいくつ入れても構いません。
その日が待ち遠しくなる予定を、スケジュール帳にたくさん書き込んでみてくださいね。
(5)エネルギー回復の時間を死守する
そして、エネルギー回復の時間は死守しましょう。
未来に楽しい予定を入れても、最重要人物として自分を扱うイメージをしてみても、エネルギー回復の時間を取れないままでは± 0になってしまいます。
自分はどんなことをしたら、エネルギー回復するのかわからない場合は、シンプルですが睡眠をとってください。
「疲れたら寝る」とても単純なことですが、心身ともにエネルギー回復させるには睡眠が一番です。
自分のエネルギー回復方法について考える気力すら残っていない人は、ぜひ良質な寝具を取り揃えて、充実した睡眠時間をとって下さい。
楽に生きる、を叶えたくても叶えられない人は?
では「楽に生きたい…」と願いつつも、その選択をできない人の特徴を紹介したいと思います。
(1)世間からはみ出す恐怖が強い人
一つ目に、周りと異なる選択をすることに対してい抵抗が強い人は「楽に生きる」道を選びにくいです。
育った地域や家柄もあるかと思いますが、特に地方に行けば行くほど「みんな同じが良い」とする風潮も強いです。
また年代でも差があります。
どちらかというと若い世代よりも、40~50代くらいの方々の方が、世間からはみ出す恐怖が強いように感じます。
そのため
自分だけが楽をしていいのだろうか?
みんなが苦労しているのに、相手を裏切ることにならないだろうか?
など、無意識に周りの状況を確認して望みをセーブしやすいです。
このような脳内トークをうまく処理できれば「楽に生きる」選択ができるのですが、世間からはみ出さない方が重要に感じる場合、何らかのきっかけ作りが必要かもしれません。
(2)洗脳が強い人
二つ目に、洗脳が強い人も楽に生きる選択をしにくい傾向にあります。
例えば、家庭内のしつけや学校教育、社員教育なども広い意味で言えば洗脳の一種です。
- 楽に生きるのは悪いことだ
- 楽しく生きるなんてズルしているようだ
このような情報に長く触れる環境にいると、自然と楽に生きることへの抵抗感も強くなります。
あなたにとって影響力の強い相手からこのような内容を言われた場合、より洗脳が強くなるかと思います。
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(3)罪悪感が強い人
三つ目に、何らかの理由で罪悪感が強い人もしんどい生き方を自ら選びがちだなと感じます。
- 私が楽しく生きてしまったら、今まで苦労して生きてきたお母さんがかわいそうだ
- たくさんお金を使ったり、気楽に生きる方法を取り入れてしまったら世間に申し訳ない
など、自分だけが楽になることに罪悪感を感じる人が多いです。
罪悪感は強力なネガティブ感情です。
もし、楽に生きたいのに罪悪感や不安感で前に進めない…そんな場合は、早めに集中したメンタルケアを考えてもいいかもしれません。
あなたが楽に生きれば、周りも楽に生きられる!
ここまで、人生を楽に生きるにはどうしたらいいか?楽に生きる選択ができない原因や対処法を紹介してきました。
苦労しながら頑張って生きるを選択する人が大半の中で、自分だけ楽に生きるのは周りに申し訳ない気持ちになることもあるでしょう。
ですが、楽に生きたいと願いながらそれを選択できていないのは、あなただけではありません。
きっとあなたの周りにも「本当は楽に生きたいのに…」とモンモンしている人がひっそりいるはずです。
つまり、あなたが楽に生きる選択をすることは、周りの人に新たな生き方を見せることにもなります。
ぜひ少しずつ、しんどい日常を手放し「自分が楽にできることで周りに喜んでもらい、楽しい時間をたくさん過ごす人生」を手に入れてくださいね。