今回の記事はWant toとHave toの概念についてです。
英語…?
わかりやすいので便宜的に「Want to」と「Have to」と呼んでいます。
このWant to とHave to の概念は、望みを見つけて願いを叶えるのにとても役に立つ知識ですが、
特にこのような感覚のある方に読んでいただきたいです。
- 毎日疲れている、ぐったりしている
- 「私て一体何がしたいんだったっけ…?」と人生に無気力になることがある
- よくわからないけれど「嫌で嫌で仕方がない」という気持ちになる
- 願いを叶えたくて行動しているのに全然叶う気がしない
- 自分を好きになれない
今回の内容を意識していただくことで、徐々にこのような状態が改善されていきます。
Contents
願いを叶える「Want to」とは
Want toとは、「〜をしたい」「〜が欲しい」という素直な望みや気持ちのことを指します。
この時間を過ごしている自分が好きだ、これを身につけている自分は最高だ、という感情が湧く物、行為、時間の過ごし方のことを指します。
幸せを遠ざける「Have to」とは
心は望んでいないけれど「〜しなければいけない」「〜した方が良さそうだから」という理由で行っている言動のこと。
思考優位だったり、勝負心や損得感情などの判断基準で選んだ言動がここにあてはまります。
大人になり社会生活を送るにつれ、Have toの時間は増えやすくなります。
Have toのきっかけになりやすいものの例
- 一般常識
- 決まりごと・ルール
- 教育
- 多数の意見
- 思い込み
- 勝負心
- 損得勘定
- ルーティン
- 肩書き(母親だから、長女だから、先輩だから、後輩だから、男だから、女だから…)
願いを叶えるためになぜWant toとHave toの概念が大切なのか?
Want toとHave toの概念がなぜ必要なのかを説明します。
願いを叶えるメソッドで推奨される「ワクワク」や「ご機嫌」が上手に使えない方にもおすすめです。
願いを叶えるために必要なのがエネルギー
オーダーをして願いを叶えるのに必要なのはエネルギーです。
車が走るには、ガソリンが必要ですよね。それと同じイメージで、願いを叶えるためにはエネルギーが必要になります。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)でお伝えしているオーダーの概念を使うと、直接的なアプローチをせずとも100%叶ってしまいます。
「直接手を下さず100%願いを叶える」ためにはいくつかのお作法があるのですが、
その中でも特に重要で1人でも意識して取り組みやすいのがこの「エネルギーを意識すること」です。
エネルギーを意識して生活できると願いが叶う体質が作りやすい
あなたの周りに「運のいい人」はいませんか?
運がいい人というのは「良いエネルギーの使い方、願いが叶いやすいエネルギーの使い方をしている人」とも言い換えられます。
赤ちゃんが笑っていると、見ているだけで周りの人も自然と笑顔になりますよね。
それは、赤ちゃんが「笑う」という軽くて良質なエネルギーを出しているので、周りからも軽くて良質なエネルギーが返って来やすくなるのです。
エネルギーが返ってくる形は様々で、可愛がってもらったり、なでてもらったり、プレゼントをもらったり、優しくしてもらったりと、何らかの良いエネルギーの形が返ってくるので、結果的に「幸せ」と感じられる現実が作られます。
愛や思いやり、優しさなど、お互いを心から想うエネルギーのやり取りが成立していきます。
良質なエネルギーを作るためにWant toとHave toを意識する
赤ちゃんの例を出しましたが、
笑っていていつもご機嫌、ポジティブでいればいいの?
というと、そうではありません。
一般的には、いつも機嫌の良い人や周りに良い印象を与えることが良しとされる傾向があるので、
多くの人ができるだけご機嫌を心がけたり、感情をコントロールすることを意識しているのではないでしょうか?
空気を悪くしないように、笑顔を心がけなきゃ…
あなたの気遣いのおかげで、ぱっと見の人間関係は良好に保つことができるでしょう。
でも、肝心のあなたの心が苦しんでいたり泣いてはいませんか?
せっかく気を遣って人間関係を築いているのに、「悲しい、苦しい」というのを我慢していると、あなたが「悲しい、苦しい」と感じる現実が返って来やすくなります。
そんなの辛い…どうしたらいいの?
そんな時にWant toとHave toを意識すると、無理やりご機嫌を頑張ることなく良質なエネルギーを出すことができるのです。
自己肯定感が上がり自分のことが好きになる→願いを叶える力がつく
Want toとHave toを意識して生活するようになるということは、自分の感情や機嫌を無理やりコントロールしないということです。
自分の気持ちに対して、外側の都合でコントロールを強いることは「自分の心が自分に対して信頼を失う」ということです。ですから、自信がなくなり、ストレスが溜まり、ぐったりする、毎日が疲れて仕方がない…という症状に繋がってきます。
下記の症状は、Want toとHave toを意識して行動することで改善していくことができます。結果的にエネルギーが回復して願いが叶う体質になっていきます。
- 毎日疲れている、ぐったりしている
- 「私て一体何がしたいんだったっけ…?」と人生に無気力になることがある
- よくわからないけれど「嫌で嫌で仕方がない」という気持ちになる
- 願いを叶えたくて行動しているのに全然叶う気がしない
- 自分を好きになれない
▼「自己肯定感を上げて願いを叶える力をつける」関連記事
願いを叶えるためのWant toとHave toの使い方
先に書いたように
「表面上ではご機嫌だけれど心は泣いている」
状態から抜け出して、本当に願いが叶う状態になるためにまず必要なのがこちらです。
①日常生活からHave toの時間・物事・状態を減らす
エネルギー状態を良くするために1番必要なのがこの「Have toを減らすこと」です。
本当は望んでいないけれど「〜しなければいけない」「〜した方がよさそう」という理由で、あなたの心地よさに反した言動をすることを減らしていきましょう。
例を挙げます。
- 断りにくいので参加していたお誘いを、一度断ってみる
- 節約のために電車に乗っていたけれど、疲れた時はタクシーに乗ってみる
- 相手が怒るのが怖くて言うことを聞いていたけれど、嫌なことは断ってみる
- 休日を有効活用して習い事を詰め込んでいたけれど、1日寝る日を作ってみる
日常の中でHave toの時間が多ければ多いほど心が苦しくなっていき、エネルギーがなくなっていきます。
すると、願いを叶えるためのエネルギーが残っていない状態になってしまいます。
「いつも疲れていて仕事以外の時間は身体を休めて終わってしまう」「気が滅入って仕方がない」など心や身体が疲れている、と感じる方はエネルギーをたくさん使ってしまっている可能性が高いです。
まずは、日常の中からHave toに感じる時間を見つけ、できるところから減らしてみましょう。
あなたの生活の中でHave to「〜しなければいけない」と思ってやっていることは何ですか?
日常生活でWant toの時間・物事・状態を増やす
Have toの時間を減らして次に取り組んでいただきたいのが「Want toを増やすこと」です。
常識や周りの意見、世間の目は一旦横に置いておいて
「あなたがあなたのためにやりたいこと」
を見つけて、できるところから叶えてあげてください。
Have toを減らすと、できた心の余白でWant toがわかるようになってきます。
Want toとHave toの違いがわからない場合の考え方
ここまで読んでいただいて、
私は何が欲しいんだろう?何がしたいんだろう?
自分の気持ちがわからない…
と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大人になっていくにつれ社会の中で「やらなければいけないこと」が増えていくので、感情や心の声に耳を傾けることが少なくなって思考優位になってしまう人はとても多いです。
そういった時間を長く過ごすほど「自分のやりたいこと」に意識を向ける時間が減っていってしまうものなんですね。
「自分がどうしたいのかわからない」というのはあなただけではないですよ。
意識をして生活していただければ段々と感覚を取り戻せますので大丈夫です。
何が欲しいのかわからない方はこれからご説明する方法を試してみてくださいね。
①Want toとHave toの仕分けをする
「自分のWant toがわからない…」という場合、焦らなくて大丈夫です。
まずはWant toとHave toの仕分けをしてみましょう。
これは望んでやっているかな?
「やらやらなければいけない」と思考優位になっていないかな?
と日常的に自分に問いかける癖をつけてみてください。
段々と「これはやりたいわけではないな」と見分けがついてきます。
② Want toとHave toの仕分けができたらHave toを減らす
①の問いかけで
これはやりたくてやっているわけではないな…Have toの時間みたい…
と気がついたら
このHave toの時間をどうやって減らそう?
と考えて、取り組みやすい方法から試してみてください。
初めに取り組みやすい例として
- 節約のために安いランチを食べていたのをやめて、気になるメニューを食べてみる
- お買い物を宅配にして楽をしてみる
- ダイエット中だけど食事制限をお休みして、好きなお菓子を食べてみる
Have toを減らすだけでも願いを叶える力はかなり戻って来ます。
そしてHave toが減っていくと、Want toを見つける心の余裕が生まれます。
まずは焦らず、Have toを減らすことを目標にしていきましょう。
ぜひ日常の中の小さなことからHave toを減らせるように取り組んでみてくださいね。
今回ご説明したWant toとHave toの概念は「願いがスルッと自動で叶う脳トレ体質」を作るのに1番大切なところです。
1番初めに体感覚が変わるのを実感できるところでもありますので「叶いそう!」というモチベーションを上げるのにもとてもおすすめです。
心が軽くなるのを感じ始めたらあなたのエネルギー状態が回復してきた証拠です。
ここで基盤をしっかりしておくと、これからお話しする記事の効果が格段に上がります。
▼「基礎体質を作る」ための関連記事
私はこのWant to と Have to だけで6ヶ月以上かけて取り組みました。
みなさんも焦らずじっくりと取り組んでみてくださいね。
※自己対話の学校(脳トレカレッジ)では「基礎講座02/日常生活におけるエネルギー配分5区分」として、さらに詳しく日常生活でのエネルギーの使い方をお伝えしています。