みなさん、性格診断やタイプ別診断はお好きですか?
血液型やパーソナルカラーなど、人の性質を4つのタイプに分類する方法はいろいろな分野で使われていますよね。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)でも人の気質を4タイプに分ける診断を補助的に用いてオーダーに生かしています。
Contents
4タイプ診断
自己対話の学校(脳トレカレッジ)で用いている4タイプ診断のルーツは、紀元前5世紀のギリシャのヒポクラテス医学の中の「四体液説」です。現代でもそれを応用した4タイプ診断が様々な分野で使われています。
2022年1月までの旧脳トレ(2022以前のカリキュラム)オンラインレッスンでは、その中の「季節診断」をオーダーを出すための補助として使っていました。人の性質を春夏秋冬に分けて診断するものです。
2022年2月から、その季節診断をベースにさらに脳トレで願いを叶えることにより特化した内容に改良したのが『願いを叶える4つの型』です。
人間の気質・性質は大きく4つに分けて考えられます。
その4つの気質や性質によって世界観が異なり、それぞれを理解することで願いを叶える時の効果的な進め方を知ったり、人間関係を良好にすることができます。
特に自己対話の学校(脳トレカレッジ)では恋愛やお仕事、家族関係など人間関係のご相談が多く寄せられますが、4つの異なる世界観を理解することによって、相手から溺愛されたり、信頼してもらったり相乗効果を出しながら関係を構築していくことができます。
【基本】願いを叶える4つの型と季節診断
まずは4つの型(感性・調和・情熱・美学)と季節診断(春夏秋冬)についての基本情報です。
この診断で見分けられるのは「今のあなたはどのタイプの特徴がよく出ているか?」です。
この4タイプはあなたがもともと生まれ持ったベースのタイプと、どのタイミングでどの特徴が出やすいか?を測る指標として使えます。
(例)
私は生まれ持った気質が「感性型(春)」だが、お仕事では「情熱型(秋)」の要素が出やすい。でもここ1年ほどは全体的に「調和型(夏)」の要素が強めに出た過ごし方をしている。恋愛では「美学型(冬)」が出やすい。等
これまでにご説明してきた「あなたの心の願いに沿ったオーダー」を出してよりあなたらしさが現れてくることで、「生まれ持ったタイプがどのタイプか?」がわかるようになってきます。
診断結果は日々変わっていくので、何ヶ月かに1度診断してみるのがおすすめです。
▼あなたのタイプをチェック
①チェック表を見て当てはまるもの全てにチェックを入れてみましょう。
②1番多い季節が、今のあなたによく現れている季節です。
(季節はそれぞれ「春=感性型」「夏=調和型」「秋=情熱型」「冬=美学型」に対応しています)
「感性型」=(季節診断・春)
印象「楽しそう」
その場にいるだけで空気が華やかになるような天性のアイドル
周りの人のピュアハート(心からの願い)を瞬時に察知してプレゼントできる
トゥルーセルフ
- 天性のアイドル気質で場を華やかにさせる
- 感情豊かで天真爛漫、Want to / Have toやピュアハートを見つけやすい
- アイデアや企画力に長けている
ノットセルフ
「華やかな天性のアイドル気質」が反転してしまいがち
- わがままが過ぎる幼児のようになり周りを振り回しがち
- わがままとピュアハートの区別がつきにくい状態になる
- 物事が続かず途中で放り出してしまう
「好き・嫌い」や「心地よい・よくない」「気分が上がる・下がる」など感性に敏感になることでスムーズに進みやすいタイプ
※トゥルーセルフ=その気質が陽の形で出ている状態。
ノットセルフ=その気質が陰の形で出ている状態。
「調和型」=(季節診断・夏)
印象「優しそう」
天性のサポーター、4タイプの中で一番思いやりにあふれて優しいタイプ
本人が目立たなくてもチームの中で「なくてはならない存在」として慕われる
トゥルーセルフ
- 自分も相手も幸せにするWINWINのオーダーを一番見つけやすい
- 誰かのサポート役としての才能がピカイチ
- 人の気持ちに敏感で周りの人を癒すことができる存在
ノットセルフ
「心優しいサポート気質」が反転してしまいがち
- 優しさが裏返って自分の意見を殺してしまう
- 相手に合わせすぎてしまう傾向があるが、「察してよ」という空気を発することもある
- 何を考えているかわからない人という見え方をする
「願いを叶えた後の世界は調和に満ちているか?」という問いを重視することでスムーズに進みやすいタイプ
※トゥルーセルフ=その気質が陽の形で出ている状態。
ノットセルフ=その気質が陰の形で出ている状態。
「情熱型」=(季節診断・秋)
印象「頼れそう」
生まれながらのリーダー、情熱の炎というのを生まれながらに持っている
たくさんの人を巻き込んで世界を作っていくことができる
トゥルーセルフ
- 周りの人を巻き込み引っ張っていける
- スピード感が速く、どんどんと現実の変化を起こせる
- 頭脳明晰でビジネスの才能もある
ノットセルフ
「生まれながらのリーダー気質」が反転してしまいがち
- 頑固になり話が通じない
- 無意識に人をコントロールしようとするのでモラハラ気味になることも
- 損得や勝ち負けにこだわりやすくなる
その願いを叶えた後の世界を想像すると、体温ががったり熱を感じるなど情熱をベースに方向性を決めることでスムーズに進みやすいタイプ
※トゥルーセルフ=その気質が陽の形で出ている状態。
ノットセルフ=その気質が陰の形で出ている状態。
「美学型」=(季節診断・冬)
印象「真面目そう」
孤高のカリスマ。出会えただけで感激してしまうような存在感を持っているのが特徴
自分は特別、あの人は特別という視点で見られやすい
トゥルーセルフ
- 内にこもってコツコツと何かを磨き上げることに長けている
- 「この人みたいになりたい」と憧れられる存在
- 相手に対して親のような存在になれる
ノットセルフ
「特別感のあるカリスマ的気質」が反転してしまいがち
- 理想の姿でいられない自分に鬱っぽくなり引きこもる傾向がある
- 人から特別扱いをされることを求めて高飛車で傲慢な非言語を出すこともある
- 思考が強く心からのオーダーを出すのが苦手な傾向がある
「願いを見つけて叶えるまでの過程も美しい在り方かどうか?」と自分の美学を大事にすることでスムーズに進みやすいタイプ
※トゥルーセルフ=その気質が陽の形で出ている状態。
ノットセルフ=その気質が陰の形で出ている状態。
2タイプ診断
次に、4タイプ診断を大きく2タイプに分けた時の特徴を2通りご説明します。
①ウォームタイプとクールタイプに分けた時
ウォームタイプ
感性型(春)・情熱型(秋)
【特徴】
情熱、熱さ、ノリ、
【行動速度】
スピーディー、オーダーを見つけるのも出すのも叶えるのも早い、その反面土台がぐらつきやすいので、基礎や基盤になるものをしっかり身につけることを意識をすると願いが叶いやすくなります。
クールタイプ
調和型(夏)・美学型(冬)
【特徴】
緻密で冷静、コツコツ粘り強くやり抜くタイプ
【行動速度】
ゆっくりめ、物事をコツコツ進めていくのが得意なので、結果的に行動速度がゆっくりになるがとても緻密なので土台がしっかりしている場合が多い
ウェットタイプ・ドライタイプに分けた時
ウェットタイプ
感性型(春)・調和型(夏)
情緒的、感情をとても大事にする、自分の感情に沿った選択をしやすく自分の感情を蔑ろにされるととても嫌がる傾向にある。
ドライタイプ
情熱型(秋)・美学型(冬)
合理的、現実的な結果や気持ちよりも物をプレゼントして欲しいなど、目に見えるものの方に重きを置く傾向がある。
※この4タイプ診断は、自分らしさが現れてくることでベースのタイプがわかってきます。
さらにメイン(ベース)のタイプに加えてサブのタイプを持っている人が大半です。(ベースは「美学型(冬)」サブは「調和型(夏)」など)
4タイプ診断はとても奥が深く、各タイプにより苦手意識を持ちやすいタイプなどがあります。
それは相性が悪いわけではなく、むしろ自分の世界を広げていくことができる組み合わせともいえます。
4タイプ診断の理解を深めていくとパートナーシップや会社の同僚、家族との関係性を良好にすることにも役立ちます。
ここについては今回は割愛して、また改めて講座などでご説明いたします。
願いが叶うまでの5ステップ
願いを叶える過程で辿る心の成熟ステップについて知っていきましょう。
願いを叶えながら心の成熟を図ることで、それぞれの段階において4タイプの特徴が現れます。
ここからは生まれ持ったベースの気質とは関係なく「今のタイミングでどの気質が色濃く出ているか」に着目して、願いを叶える流れをみていきましょう。
①遠慮
この段階では、周囲への配慮で願うこと自体を遠慮してしまう傾向があります。
願いを叶えることに対する遠慮や自己主張を我慢することから「調和型(夏)」のノットセルフの「察してほしい」という非言語が出やすくなります。
願いを叶えることすら諦めてしまいがちなのでまずは「望んでもいい」ということを知ることで次のフェーズに進むことができます。
「遠慮」はエフィカシー1に該当します。
▼「エフィカシー」について確認する
ステップアップのポイント
「感性型(春)」の「感性を養う要素」を取り入れると心からの望みを認識できるようになり次のステップに進めます。
②希望
「感性型(春)」の感性の要素が入り、望みを持てるようになります。
叶えたい願いが見つかった傍ら、叶えられるかどうかの自信がまだ持ちづらいので、不安が強く出てきやすくなります。
望みや希望は見えたものの、行動力が追いつかなかったり心が育っていないため「感性型(春)」のノットセルフの子供っぽさが出てくることもあります。
「希望」はエフィカシー2に該当します。
ステップアップのポイント
この状態になったら「情熱型(秋)」の要素を取り入れて「絶対に叶えたい!」という強い意志を持てるようになると次のステップに進めます。
③決心
「情熱型(秋)」の要素が入ることで「絶対に叶えたい!」という思いがオーダーとなり、それに応じて現実が動き始めます。
現実が動き始めることで感情の起伏が激しくなる時期でもあります。
叶えたい気持ちが強く出すぎると「情熱型(秋)」のノットセルフの要素が出ることもあります。
願いを自分の力で叶えられた実感が湧いてくる時期でもあるので、「私はすごい」という非言語が強く出てくることがあります。「謙虚さ」を忘れないようにすることで次のフェーズに進みやすくなります。
「決心」はエフィカシー3に該当します。
ステップアップのポイント
このタイミングで「美学型(冬)」の要素を育て「自分はどうありたいのか?」という美しい在り方を意識することで自分自身に目が向くようになります。
すると「叶わないかもしれない」という焦りがなくなり、願いが叶うことに確信が持てるようになります。
④確信
「美学型(冬)」の要素が入ると「私は願いを叶えられる」という確信が生まれるので、
現状に関係なく落ち着いて願いが叶うのを待つことができます。
ここまでくると自分1人の願いは叶えられると確信を持てます。
決心から確信に移行することで良い意味で熱が鎮静化され、叶う確信を持って必要な行動を淡々とこなしている間に次々と願いが叶っていきます。
この頃になると願いが叶うことが当たり前になっているので「叶わなかったら…」というトークがそもそも生まれなくなっています。
「確信」はエフィカシー4の前半に該当します。
ステップアップのポイント
ここでさらに「調和型(夏)」の要素を育てて「調和を見抜く」視点で他者との関わりや物事を見るようにすると、他者が関わった願いを叶えることも容易にできるようになり、次のステップに進めます。
⑤統合
「調和型(夏)」のWin-Winや調和を見抜ける要素が育つことで、それぞれの個性を持った複数の人たちが心地良く関わる世界を創れるフェーズに入ります。
ここまで心が育つと、相手の気質が「感性・調和・情熱・美学」どの気質に該当するか、
またその人が今「遠慮・希望・決心・確信・統合」のどのフェーズにいるのかを見抜いた上で、
関係者全員が心地よく共生できる調和を生むことができます。
このフェーズに入ると、たくさんの人に囲まれて「生まれてきてよかった」と心から思えるようになっています。
「統合」はエフィカシー4をさらに極め続けるフェーズに当たります。
いかがでしたでしょうか。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)の願いを叶える4タイプ診断と、願いが叶うまでの5ステップ、なかなか奥が深くて面白くないですか?
今回の内容は願いを叶えるためのオーダーの補助ツールとして使っていただくと、だんだんと理解が深まりみなさんの願いを叶える助けになってくれるはずです。
ぜひ今回の内容も活用して、楽しく脳トレで願いを叶えていただけると嬉しいです。
ここまでお読みいただきどうもありがとうございました!