あなたは、大好きな人と喧嘩をしてしまったことはありますか?
- せっかく付き合った大好きな人とケンカ別れをしてしまった!
- 大喧嘩をして無視されている!
- 音信不通になりブロックをされてしまった!
- 喧嘩ばかりですれ違いがひどくて疲れた
- 気まずいけれどまだ好き。復縁できるかな?
こんな時、「なんであんなことを言ってしまったのだろう」と大きな後悔の念や罪悪感を感じるのではないでしょうか。
復縁を望むにせよ、別の方とお付き合いをするにせよ、怒りや不安の気持ちを爆発させてしまったり、感情的になってしまう癖は治したいものです。
言いすぎちゃって反省してる
気をつけていても、勢いで心にもない言葉を発してしまう
素直になれない
仲直りしたい…
こんなふうにお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
この記事では、恋人と喧嘩になりやすい人の心理や原因と感情を落ち着かせて付き合うための方法をご紹介します。
▼参考記事
Contents
喧嘩に発展してしまう理由
ここでは、 喧嘩に発展してしまう人の心の中に隠れた理由をご紹介いたします。
(1)自分の間違いを認められない
自分の間違いを認められない人は、喧嘩を起こす頻度が必然的に高くなります。
言い換えれば「自分の負けを認められない人」 です。
こういう気持ちを抱えている人は、
- 自分が正しいということ
- 自分が負けていないということ
を相手に主張し続けなければならないため、 相手が折れるまでは喧嘩が続いてしまいます。
▼参考記事
(2)プライドが高い
プライドが高い人も、喧嘩を起こす確率が上がります。
自分に自信がない人や、自尊心・自己肯定感の低い人は、 自分が間違っていることや、負けを認めてしまうと、心が壊れてしまう恐れがあります。
ですから、自分で自分の身を守るためにプライドを守ることが必要になります。
自分を守るために必要で喧嘩をしているともいえますね。
(3)自尊心が低い
ついカッとなって喧嘩に発展してしまいやすい人は自尊心が低いという特徴もあります。
「(1)自分の間違いを認められない」や、「(2)プライドが高い」 とも関連する大事な部分です。
自尊心とは「自分の目標のためにコツコツと積み上げてきた」という自負や、「たとえ何かを失ってしまっても、自分はまた1から積み上げることができる」 という自分自身の能力への確固たる自信により高まります。
自尊心の高い人ほど、自分の間違いを認めることや負けることに対して抵抗がありません。
相手と意見が食い違った場合でも先に折れてあげることができるため、 喧嘩に発展することがほとんどありません。
(4)どちらが悪いか白黒つけたがる
どちらが悪いのか白黒をつけたがる人は、 喧嘩になりやすいです。
これは筆者の主観ですが、 何か問題が起きた時にどちらか一方だけが悪いということはないと思っています。
え?浮気をしたのは彼の方なのに?私にも原因があるなんて理解できない!
など、 「こんなケースでも、私に非があるっていうの?」 となかなか納得しづらいこともあるかもしれません。
例えば、 彼氏に浮気をされたというケースで考えてみると、 確かに「 浮気をした」 という行為自体は、彼に非があるでしょう。
ですが、 喧嘩に発展しづらい人であれば、
- 「 もしかしたら私も、彼が浮気をしたくなるほどの不満を感じさせてしまっていたのかもしれない。」
- 「 浮気に発展する前に、 話し合いができたんじゃないだろうか。」
- 「 そもそも話し合いをしやすい空気を二人の間で作ってこれなかったことに問題があるんじゃないか。」
- 「 彼は元から自分の失敗を隠したりと、逃げ癖があることを知っていて付き合った。 浮気をする可能性のある人だと予測できたはずなのにな。 これは私の責任かも。」
という思考回路になるでしょう。
こういう思考になる方の場合、 自分の非を認めて改善することができるので、一方的に相手に責任を押し付けたりしません。
そのため、必然的に言い合いになることが減ります。
(5)感情の言語化力が低い
すぐにカッとなって喧嘩になってしまう人は、 感情の言語化力が低いともいえます。
こうしたい、これはしたくない、 あれは好き、これは嫌い、 といった表面的で瞬間的な感情を訴えることはできても、
- なぜその感情が起きているのか
- どんな理由があって、それを主張したいのか
といった深い部分の自己理解ができていないということは往々にしてあります。
そのため、 いわば本能のようなその場で感じた要望をそのまま相手に訴えてしまうため、 必然的に他者との衝突が増え喧嘩になりやすいです。
(6)コミュニケーション力が低い
「(5)感情の言語化力が低い」と、 自然とコミュニケーション能力も低くなります。
前項で解説したように、 今の瞬間的な要望をそのまま感情的に相手に要求してしまうと、建設的な話し合いが難しくなります。
実際はそうでなくても相手からするとわがままを言われていると思われることも多く、こちらの要望を受け入れてもらえないことも増えます。
例を挙げてみましょう。
どうして最近連絡が少ないの?
仕事が忙しいんだよ
忙しくたってLINE1通返す暇もないなんておかしいでしょう?休憩の時に返してくれればいいじゃん。
なんだよ。 浮気をしているわけでもないし、ちゃんと働いてるからいいだろう?
この場合、 『連絡をしてほしい彼女』と『仕事の多忙を理解してほしい彼氏』の互いの要望がぶつかり合ってしまい平行線になってしまいますよね。
ですが、 この2人の感情をきちんと言語化するとこのようになります。
最近彼からのLINEが来なくて寂しい。
突然連絡がなくなると飽きられてしまったのではないかと不安になる。
きちんと理由を説明してほしいし、 連絡ができないなら私が不安なく待てるようにきちんと私のことが好きだと納得できるようにしてほしい。
仕事が忙しいので、 正直連絡が少なくなったことにすら気がついていなかった。
「休憩の時にLINEを返せるでしょ」と言われても、 頭が仕事モードの時に突然プライベートのモードに切り替えてしまうと、休憩後にすぐに頭を切り替えられず業務の効率が悪くなるのが嫌だ。
LINEを返すことは彼女が思うほど自分には簡単なことではない。
そもそも付き合いも長いし今まで仲良くやってきたんだから、
ちょっと忙しくて返事を返さなかっただけで自分の気持ちを疑われるほど信頼されてなかったのか、
というところにショックを受けている。
お互いに冷静に言語化をして伝え合うことができるカップルなら、喧嘩ではなく落ち着いた話し合いができるのではないでしょうか。
喧嘩別れを繰り返さないために。言語化力とコミュニケーション力を磨こう。
前項を読んでいただくと「感情の言語化」と「コミュニケーション力」 が、カップル間で喧嘩を起こさないために重要だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
喧嘩に発展させないためのポイント
ここで、 多くの人がやっている喧嘩をしないための方法を確認してみましょう。
- イライラしてもすぐに言葉を発さない
- 相手に腹が立ったらその場から離れる
- しばらく会わずに冷静になる時間を作る
- 攻撃的な言葉を使わない
- 互いの大切なものを尊重する
- 不満をためない
ここに挙げた方法は、 常日頃から自分の感情をきちんと言語化して整理することで効果が出ます。
前項の「(5)感情の言語化力が低い」「(6)コミュニケーション力が低い」 であげたような言語化の習慣がないと、 ただの我慢になってしまうので注意です。
例えば、 イライラした時にすぐに言葉を発さずその場から離れ、時間が経ってから彼の元に戻ったとします。
感情の言語化力が鍛えられていないと、 イライラした気持ちやモヤモヤした気持ちが心の奥底に残ったままコミュニケーションを再開することになるので、時間をおいた意味があまりありません。
またどこかで感情が爆発する可能性が高いです。
▼参考記事
常日頃から言語化力とコミニケーション力を磨いておく事は、良好なパートナーシップを築く上で必須といえます。
言語化力を上げるには自己対話を学ぶべし
言語化力とは、一朝一夕で身に付くものではありません。
何かモヤモヤするな…
と思った時に、それがどういう感情なのか、 喧嘩にならない形ですぐに言葉にして相手に伝えられますか?
ここでなぜイラっとしたのか、適切に言葉にできるでしょうか?
- 失礼でしょ!
- 常識がないわね!
これだけでは喧嘩にならない言語化ができたとは言えません。
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)ではパートナーシップを良好にするための適切な言語化方法をお伝えしています。 じっくりと的確にその時の感情と自分の要望を言葉にすることができたとき、自分の怒りの感情は自然と沈静化し相手にも理解してもらえる確率が高くなります。
感情とは無理やりコントロールするものではなく、正確に言葉にして理解をすることで自然と落ち着かせるものなのです。
自己対話は専門の講師から学ぼう
自己対話は慣れれば1人でもできますが、コツを掴むまでは「適切な質問を投げかけてくれる講師との対話」 で習得するのが1番おすすめです。
例えば大好きだった彼と喧嘩をしてしまったとき。
落ち込んだ状態での自己対話はこんなふうになりがちです。
- なんであんなこと言っちゃったんだろう?
- 私ってほんとにバカ
- 過去に戻れたらいいのに
- もう一度やり直したい
- 嫌われちゃっていたらどうしよう
- もう元に戻れないのかな?
上のような言葉が出てくるのはこのような状況では自然なことですが、
こういった思考から抜け出せない場合は、 適切な自己対話の方法を学ぶ必要があります。
不安な感情の対処が苦手な方や悩みが尽きない方、 鬱になってしまいやすい方は、
こういったネガティブな言葉がぐるぐると繰り返されてそこから抜け出せなくなってしまうことが多いです。
このような思考から抜け出すための適切な問いかけをしてくれる講師との対話で、正しい自己対話ができるように訓練するのが1番です。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)は、そういった適切な自己対話を学ぶためのスクールです。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)について詳しくお知りになりたい方は、 公式LINEから無料の動画をご覧いただけますのでぜひアクセスしてみてください。
適切な自己対話ができるようになると、自分の感情への理解が深まるため、他者に対するプレゼンが上手になり、自ずとコミュニケーションが良好になります。
夫婦間でのすれ違いがある方にもお勧めです。
では、ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。
皆さんのパートナーシップがどうか良好になりますように。