やらかしてしまった!!
皆さんは、過去を後悔した経験はありますか?
この記事を書いている筆者も、
あんな失敗をしてしまって恥ずかしい!
と、思い出す度にくよくよ後悔してしまう出来事がたくさんありました。
以前はその思いを簡単に手放すこともできず、
未来に不安を感じ辛い日々を送っていました。
ですが、過去の後悔の乗り越え方を知ってからは、
「あの選択をしてよかった」
と思えるようになりました。
気休めや折り合いをつけているのではなく、
一生消えないと思っていた心のしこりが本当に消えるようになったのですね。
後悔した出来事との付き合い方を覚えてからは、過去の自分の選択を悔やんで自信を失うことも減りました。
この記事では、なぜ私が過去の後悔から抜けることができたのか、その考え方のヒントをご紹介します。
Contents
過去を後悔しやすい事柄
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、10年にわたって多くの女性のご相談をお伺いし続けています。
特に、30代すぎた女性たちからのご相談が多いのが、人生で後悔していることについてです。
私の人生、思い出すと後悔ばかりで辛いんです
世間の女性たちは、どういった事柄で過去に後悔をするのでしょうか?
後悔の例①:「選択を誤った」と感じる時
何かを選択する時、とても迷いますよね。一つを選ぶということは、他の選択肢を捨てることでもあります。
何か大きな選択に迫られた後に、自分の選択に後悔をしている人が多いようです。
- 高校、大学などの学校の選択を誤った
- 職場、就職先を間違えた
- 好きだった人を手放してしまった
今の生活が完璧に理想通りではない場合は特に「あの時別の選択をしていたら、今の状況は違っていたのではないか」と悔やむことが多いようです。
後悔の例②:「タイミングを逃した」と感じる時
過去に後悔がある人たちの中にはこんな後悔もあるようです。
- 意地を張ってしまって素直になれず、仲直りの機会を逃してしまった
- せっかくの縁談をあまりよく考えずに断ってしまって後から後悔した
- お金が減るのが不安で様子を見ていたら、1番欲しかったものが売り切れてしまった
- あの時彼を引き留めていたら別れなかったかもしれないのに別れてしまった
悔しい思いというのはなかなか昇華しきれず、何十年も心残りになることもあるようです。
後悔の例③:「決断できなかった」と感じる時
決断にはリスクがつきものですよね。
特に賭けるものが大きな時や勇気が必要になる時には、決断が遅くなってしまうようです。
- 家、車などの大きな買い物をする時
- 欲しいものを手に入れることと引き換えに、大切なものを手放すことが必要な時
- 株などの賭け要素の強い決断が必要な時
後悔の例④:「自分の言動」を間違えたと感じる時
- どうしてあんなことを言ってしまったのだろう
- どうしてあんなことをしてしまったのだろう
と、自分の行動や発言に対して後悔する方も多いです。
特に、
私はどうしても空気を読むのが苦手で…
私は失言をしてしまうことが多いんです
というご相談をいただくことも度々あります。
周りの人たちと良好な人間関係を築きたいのに上手くいかないと悩む人は多いようですね。
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過去の後悔に苦しんでいる時に知っておいて欲しいこと
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)が運営している自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、コンサルでの対話を通してメンバー様の悩みの解決や夢の実現のサポートを行なっています。
私たちのところにご相談にいらっしゃる方の中には、いろんな心理学や引き寄せ、コーチングの予備知識を持っている方もたくさんいらっしゃいます。
反省したら次に生かせば良いのです。罪悪感は手放しましょう。
悩み過ぎてうつになっては大変ですよ。
前に通っていたカウンセラーさんには優しい言葉をかけてもらったのですが、どうしても気持ちを切り替えられないんです。
と仰る方も少なくありません。
この記事を書いている筆者も、そのうちの一人でした。
ここで、私が罪悪感や後悔から抜けられた考え方のうちの一部をご紹介します。
①失敗を次回に活かす
失敗をしてしまった…!
なんとかリカバーしないと!
急いで巻き返さなきゃ…!!
なにか失敗をしてしまったと気がついた時にはこんなふうに焦ってしまいますよね。
反省して次に生かすことは大切ですが、あまりにも長期にわたって
失敗してしまった自分を責め続けてしまうと、なかなか前へ進めなくなってしまいます。
失敗をした時の周囲への対応や、出来事が起こった原因、今後の対策をしっかりと決めておくことができたのであれば、
その出来事は、今後の成功のために必要な出来事だったのではないでしょうか。
次に同じような出来事がに遭遇した時に、どのような気持ちでどのように取り組める自分でありたいか、理想の自分の対応法を考え直しておくのも良いでしょう。
②起きた出来事が全てベストだとしたら
失敗したと感じた出来事の原因を考えて次の対策をすることは大切です。ですがそれでも後悔や罪悪感に苛まれた時には、別の視点で考えてみるのはいかがでしょうか。
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、「すべての出来事は必要で起きている」という考えのもと活動を行っています。
失敗を次に活かしても気が滅入ってしまって気持ちが安定しない、という場合は、
- むしろその出来事が起こった方が良かったとしたら
- その出来事が起こらなければ、理想の未来に行けないとしたら
という視点で考えると突破口が見えてきます。
この切り口から問題を解決するのは少し難易度が高いので、よろしければ自己対話の学校(脳トレカレッジ)のコンサルも検討してみてください。
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③ネガティブなこと=悪ではない
ネガティブな感情の起こる出来事は誰にとってもあまり良い気持ちのするものではありません。
ですが、ネガティブな感情を引き起こすことは、必ずしも悪いわけではありません。
先の段落でも解説したように、私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)では「すべての出来事が必要で起きている」と考えています。
ネガティブな出来事とは、「潜在意識に隠れていた本当の望み」を教えてくれるための出来事と捉えられるため、私たちはネガティブなことをとても大切にしています。
ネガティブな出来事をすべて理想の未来に繋げるのは訓練が必要です。
この記事を読んでくださった皆さんもまずは、
もしネガティブな出来事が、何か大切なことを教えてくれているとしたら?
という視点で考えてみるのはいかがでしょうか。
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④後悔するということは、自分のポテンシャルを知っているということ
何かの出来事について後悔をするということは、
本当だったらもっと上手くできていたはず
気をつけていればこんな失敗はしなかったのに…!
と、自分自身のポテンシャルや可能性を潜在的に信じているから起こる、とも考えられます。
実際にこのような角度で後悔した出来事を捉え直された方達は
それは私にポテンシャルがあるというお知らせだったんですか?
と驚いた表情をされながらも、同時に納得もしてくださいます。
内に隠れていたポテンシャルを自覚し、その力を活かす方法を再設定すると、不思議と同じような出来事がもう一度起こり過去のトラウマがきれいに癒えるという現実が起こります。(不思議ですよね)
こういう現実のできる仕組みや法則を、目に見えない方向からも応用して過去の傷を癒すこともできます。
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⑤「黒歴史をダイヤモンドに変える」という方法
先の段落で解説した、「後悔するということはポテンシャルがあるということ」と関連する考え方で「黒歴史をダイヤモンドに変える」という考え方があります。
こちらは自己対話の学校(脳トレカレッジ)の実践講座の内容なので詳細は割愛致しますが、
- 自分では黒歴史だと思っていること
- 思い出すだけでも苦しくなるような過去
というのは、自分の可能性でありポテンシャルです。
過去に起こった出来事がすべて必要だったとしたら
失敗は未来の可能性を知るためのものだったとしたら
こんな視点から出来事を捉えることで、トラウマになっていた記憶が書き変わり
心からしこりがなくなっていきます。
後悔を乗り越える力を養うこと=成功する力を養うこと
いかがでしたでしょうか。
やらかした
と過去の過ちを責めるほど、自分の決断に自信が持てなくなったり、自分のことが嫌いになって自暴自棄になってしまいます。あまりにも悩みすぎてしまった方の中には鬱(うつ)のような症状を訴える方もいらっしゃいます。
人生には失敗や後悔はつきものです。
大切なのは、どのようにその出来事を昇華して自分の血肉にしていくかではないでしょうか。
失敗や後悔を乗り越えた分だけ、ポテンシャルを開花して成功した自分になれるということです。
もしも過去に後悔している出来事がある方は、
まずは出来事と感情を整理することから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事がどなたかのお役に立てますと嬉しいです。