「自分が嫌い」という感情で、心がいっぱいになって辛くなっている人はいませんか?
この記事を書いている私自身も、自分が嫌いで嫌いでしょうがなくて、心理学や脳科学、対人コミュニケーションを学び始めた1人です。
その後、恋愛、結婚、対人間関係を始め、自分の人生が全てのジャンル好転したので、女性のご相談を受ける側にまわって10年になります。
※現在は脳トレ(=脳と心のコミニケーションスキル)を用いて悩みを解消していくコンサルティングや講座をメインに活動しています。
誰しも仕事でミスをしてしまったり、人間関係のトラブルがあったりして、自分のことが嫌になる経験はあるかと思います。
ですが、あまりにも「自分が嫌い」という感情が強すぎて、自分で自分を傷つけてしまっているような状況なら、注意が必要かもしれません。
この記事では
- 自分を嫌いになる原因
- 自分が嫌いになっていくまでの過程、背景
- 自分が嫌いな人の恋愛傾向
- 自分嫌いへの対処法
について解説したいと思います。
Contents
自分が嫌いになる原因は「本当の願い」を叶えていないから
自分のことが嫌いになる原因って、何だと思いますか?
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)にご相談いただく女性たちも
〇〇だから、自分が嫌い
こういった言葉をよく口にされます。
その〇〇に入る言葉は様々で、例えば下記のようなものがあります。
- 理想の男性から振られた
- 繊細すぎるHSPと診断された
- 職場で仕事ができない無能扱いされた
- 友人から「どんくさいね」とバカにされた
- 結婚したいのに異性が気持ち悪いと感じてしまう
- 「お前は頭が悪いね」と家族に言われ続けた・子育てに失敗したのか不登校になってしまった
「〇〇だから、自分が嫌い」
こういった言葉を聞き続けると、自分を嫌いになる原因は多種多様なのだなぁと一見思ってしまいそうですが…
数々の女性の悩みを10年伺ってきて、実のところ「自分を嫌いになる原因」はたった1つに集約されるのではないかと思うようになりました。
それは『自分の本当の願いを叶えていないから』という理由です。
「本当の願い」って何?
そもそも「本当の願い」って、何でしょう?
私たちは常々いろんなものを「欲しい!」と思いながら生きていますよね。
- 彼氏が欲しい
- 子供が欲しい
- お金が欲しい
- 病気と無縁の体が欲しい
- ストレスに負けない性格が欲しい
「欲しいもの」ができては→それを手に入れるために動き→手に入れて味わい→また別の欲しいものができて→それを手に入れるために動く。
こんなルーティンで人生を過ごしていると思います。
それ自体はいたって普通なことなのですが、日々生まれる「〇〇が欲しい」ではない、自分の心の奥深くで「本当に望んでいるもの」の存在に気がついている人は、どのくらいいるでしょうか?
私たち脳トレコミュニティで多くの女性のご相談を伺っていると、「〇〇が欲しい」といった表面的な願いの奥に「その人の心が本当に望む願い」が透けて見えることがよくあります。
(抑圧された願いと言い換えることもできます)
いくつか例を出してみますね。
【例1】
(表面的な願い)痩せたい。可愛くなりたい。
↓
(本当の願い)誰かから心から愛されてみたい。
【例2】
(表面的な願い)お金が欲しい。昇進したい。
↓
(本当の願い)自分の存在を認められたい。
【例3】
(表面的な願い)尽くされたい、溺愛されたい。
↓
(本当の願い)自分の存在を無条件で歓迎されたい。
このように「本人が認識している願い」と「心の奥底で望んでいること」が異なるのはよくあることです。
これらの差を埋めていくためのメソッドが、私たちが提供している脳トレ(脳と心のコミュニケーションメソッド)です。
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「本当の願い」への姿勢と自分に対する評価の関係性
ここまで「自分のことが嫌いになる理由は、本当の願いを叶えていないから」について解説してきました。
ですが、願いを叶えていないと言っても、何事も欲しいなと思ってから、実際に叶える(手に入れる)まではタイムラグがありますよね。
「本当の願いに対して、自分がどのような姿勢でいるのか?」によって、自分のことが嫌いになったり、むしろ好きになったり…といった関係性について、4つのパターンを解説します。
気楽な心理テストだと思って、自分はどこに当てはまるか確認してみてくださいね。
(1)本当の願いを叶えて満足しているとき
1つ目に、本当の願いを叶えて満足しているとき、自分が嫌いにはならないでしょう。
むしろ「好き」以上の「存在を愛している」状態かと思います。
実は「本当の願い」は叶える前の段階…「認識すること」自体が少し難しいです。
私たちは、日々、他人の言葉やメディア、常識などから影響を受けて、自分を心の底の願いよりも、表面的な願いに意識がいきやすい状態で日々を過ごしています。
つまり
①自分の本当の願いを認識する
②本当の願いを叶えるために行動する
③本当の願いを叶える
この3段階を全てクリアすることは少し難易度が高いのですね。
そのため「本当の願いを叶えて満足している」状態を手に入れられること自体がレアであり、自分が嫌いどころか、自分を心から愛している状態でしょう。
(2)本当の願いを叶えるための行動をしているとき
2つ目に、本当の願いを叶えるための行動をしているとき、 こちらも自分が嫌いにはならないでしょう。
1つ前の段落でも解説した通り「本当の願い」を叶えることは、簡単とは言いにくいことです。
つまり
- ①自分の本当の願いを認識する
- ②本当の願いを叶えるために行動する
- ③本当の願いを叶える
この2段階に 取り組んでいると言う自負から、自分自身に誇りと自信を持っている状態かと思います。
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(3)本当の願いを手に入れるために行動していないとき
3つ目に、本当の願いを手に入れるために行動していないとき、 自分が嫌いになる可能性は高いでしょう。
ここまでの段落で「本当の願い」とは認識すること自体が難しいと解説しました。
つまり
- 「本当の願い」を認識しているけれども行動していない
- 「本当の願い」を認識すらしていない
この2パターンが存在します。
どちらのパターンにせよ、劣等感を感じやすく、人によってはうつ状態で精神科のお世話になる人も。
「欲しいなぁ、叶えたいなぁ」と思ったことは叶えてきている(=手に入れてきている)はずなのに、なぜか自分のことが好きになり切れない、モヤモヤが消えない、イライラするといった場合は、満足するまで行動できていないからかもしれません。
また本人はあまり自覚していないけれど、実は「隠れ完璧主義者」の場合も、本当の願いを叶えるために努力できない自分に対してダメ出しする傾向があるようです。
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(4)本当の願いを諦めたとき
4つ目に、本当の願いを諦めたとき、 自分が嫌いになりやすいかもしれません。
こちらも「(3)本当の願いを手に入れるために行動していないとき」と同じく
- 「本当の願い」を認識している
- 「本当の願い」は認識していない
の2パターンが存在しますが、どちらにせよ、心が一番望んでいるものを諦めた状態では、自分を嫌いになってしまうのも無理はないでしょう。
何かのきっかけで「変わりたい!」と強く願い、自分の本当の願いを認識して、それらを手に入れるために行動するフェーズに入れれば、自分のことを好きになるループに入ると思います。
ですが「自分の本当の願いを認識したけれども、意図的に諦めた、無理だと放棄した」場合、自分が嫌いな状態が継続するでしょう。
自分が嫌いな人の特徴
それではここから「自分が嫌いな人の特徴」を6つご紹介します。
これらの特徴に当てはまる知人がいたら、その人は自分が嫌いで悩んでいるのかもしれません。
もし、あなた自身にこのような傾向があったとしたら、実は心の深いところで自分のことを好きになれず、苦しい思いをしているのかもしれません。
それでは早速ご紹介していきましょう。
(1)褒め言葉を受け取らない
1つ目に、褒め言葉を受け取らない特徴があります。
そもそも日本は文化的に謙遜や遠慮が強いですが、褒め言葉を頑なに受け取らない場合、その人は自分で自分を嫌っているのかもしれません。
特に「本人宛の褒め言葉」ではなく、「本人から少し離れた存在への褒め言葉」すら頑なにに受け取らない場合、その可能性が強いです。
【本人宛の褒め言葉の例】
- 最近のあなた、とても輝いてる!
- 今日のネイル可愛いわ!
- あなたの歌声、素敵ね!
【本人から少し離れた存在への褒め言葉】
- あなたのお子さんとっても優秀ね!
- あなたのご両親とても素敵ね!
- あなたが描くイラスト、大好き!
謙遜を通り越した過度な受け取り拒否 を感じたら、このパターンに当てはまるかもしれません。
(2)褒め言葉に食いつきすぎる
2つ目に、褒め言葉に食いつきすぎる人も自分が嫌いなことが多いです。
1つ目と逆のパターンですが「自分が嫌い」だと思いつつ「自分のことを好きになりたい」気持ちも同時に存在する場合、このパターンになるかもしれません。
自分で自分を褒める事はできない(なぜなら自分が嫌いだから)けれど、他人からの褒め言葉で何とか、コンプレックスや過去のトラウマを克服しようとしている葛藤が伺えます。
子供でも大人でも誰かに褒められることは素直に嬉しいですよね。
ただ、自分宛の褒め言葉に対して、過度に食いつきすぎたり、褒め言葉を必死に強要するような空気を感じた場合、その人は「自分が嫌いでたまらない」と苦しんでいるのかもしれません。
(3)他人にマウントをとりがち
3つ目に、他人にマウントをとりがちかもしれません。
自分が嫌いな人の大半は、同時に「精神的な勝負の世界」に生きているなと感じることが多いです。
勝負の世界とは
- 他人が勝ったら、私が負ける
- 私が勝つためには、他人を負けさせるしか方法がない
- 自分のことを好きになるには、他人に勝利していることが条件である
このような思い込みが無意識に入っている状態で、生きているイメージです。
マウントを取る人は嫌われがちですが、もしかしたらその人は「自分が嫌いでたまらないため、他人を見下す取ることで自分を好きになろう」としているのかもしれません。
(4)他人が褒められるのを嫌がる
4つ目に、他人が褒められるのを嫌がる特徴があります。
「(3)他人にマウントをとりがち」とも関連しますが、「他人が褒められる=他人よりも自分が劣っている」と脳内で自動変換されてしまう人も多いようです。
自分を好きになるためには、他人よりも優れていることが条件である
このような思い込みの中で生きている人にとっては、他者が褒められることは自分の負けを意味します。
そのため自分が嫌いという人は、例え相手が友人でも自分以外が褒められるのを許せない傾向があるようです。
このような心理状態では人に優しくできないでしょうし、そんな自分をさらに否定して自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。
(5)恋愛が拗れがち
5つ目に、恋愛が拗れがちな人も多いです。
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)にご相談にいらっしゃる女性は、恋愛に悩みを抱えている人が多いです。
自分のことが嫌いなまま誰かと恋愛関係になると、
私は私が嫌い、でもあなたには私を好きになってほしい
こういった相反する気持ちが自分の中に発生します。
そのため、スムーズに相手と関係を作ることが難しいようです。
この後の段落で「自分が嫌いな人の恋愛傾向」について詳しく解説しますが、もし良好なパートナーシップ、恋愛、結婚を望むのであれば、その前に「自分が嫌いな状態」を改善しておくのが良いかもしれませんね。
(6)被害妄想が強い
6つ目に、被害妄想が強いかもしれません。
心理学で「投影」という考え方がありますが、人は「自分が自分に対して思っている印象」は「他人が自分に対して思っている印象」とイコールで捉える傾向があります。
つまり、
自分が自分を大好きならば「他人も私を大好きだろう」
と捉える傾向がありますし、
自分が自分を嫌いであれば「私のことなんて他人も嫌いだろう」
と捉える傾向があるということです。
つまり、自分が嫌いな人は無意識で「他人もどうせ自分を嫌っているだろう」という目線で世界を見ます。
すると
私はみんなに嫌われているのだから、みんなきっと私に意地悪をしようとするんだ
といった思考が強くなり、人が嫌いになる人も多いです。
自分が嫌いな人の恋愛傾向
それでは、自分が嫌いな人の恋愛傾向について解説します。
この記事を読んでくださっている大半の方は、はじめて本格的な恋愛や異性とのお付き合いを経験したのは、中学生や高校生くらいの方が多いかと思います。
(中には小学生で彼氏がいたりする子もいるようですね)
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、人間関係全般はもちろん、特に恋愛についてのご相談を伺うことが多いです。
人間関係を作る際の思考癖は「幼少期の親との関係」で作られるように、恋愛関係を作る際の思考癖は「思春期に好きになった相手との関係」で作られることが多いです。
それらの思考癖が悪さをして、もっと大人になったときに、何かしらの問題や障害が出てくるケースも多いです。
恋愛をこじらせる思考癖の治し方はケースバイケース、人の数だけ存在しますが、自分が嫌いな人の恋愛傾向について知ることで何かのヒントになるかもしれません。
(1)相手からの好意を疑ってしまう
1つ目に、相手からの好意を疑ってしまう特徴があります。
相手がはっきりと「好きです」と告白してくれたとしても
今は好きでも来月は好きじゃないかもしれない
1年前は好きと言ってくれたけど、今はもう好きじゃないかもしれない
私のことが好きなんて嘘なんじゃないか?
このように相手の好意を素直に受け取れない人が多いようです。
その結果、相手は
自分の気持ちが伝わらない、信じてもらえない
などと気持ちが離れてしまうことも多いでしょう。
(2)自分の好意は迷惑なものだと感じてしまう
2つ目に、自分の好意は迷惑なものだと感じてしまう傾向があるようです。
自分が嫌いな人の場合、自分に対する評価がとても低く、自分の長所よりも短所が大きく見えている状態です。
そのため
自分に好かれてるなんて相手は気持ち悪いのではないか
私があんな素敵な人の隣に立つのはおこがましいのではないか
このように卑屈になってしまい、自分の好意を迷惑なものとして捉える傾向が強いです。
そのため、相手に自分の好意を素直に表現することも抵抗があるでしょう。
(3)恋人をライバル視してしまう
3つ目に、恋人をライバル視してしまう人も多いです。
「自分が嫌いな人」が好きな人とお付き合いを始めたとき「愛情を伝え合う2人」ではなく「勝負し合う2人」という不思議な関係性になってしまうことがあります。
これは「相手よりも優れていることで評価が得られる」といった無意識の思い込みがある場合、相手が恋人であったとしても、相手に勝とうとしてしまうのですね。
- 相手よりも収入が低い
- 相手よりも社会的に活躍していない
- 相手よりもモテない
このように「相手よりも自分が劣っている」と感じる条件がある場合に、恋人に無意識で勝とうとしてしまい関係性にヒビが入りがちです。
(4)常に「振られる不安」と隣り合わせ
4つ目に、常に「振られる不安」と隣り合わせと感じる傾向があるようです。
自分のことが嫌いな人の場合、心理学でいう投影の法則で「他人も私のことを嫌っているのではないか?」と考えがちです。
他人の中には恋人も含まれているため
この人は私のことを好きだと言っているけれど、本当は嫌いなのではないか?
といった疑念が拭えないまま、お付き合いを続ける傾向にあります。
そのため「相手が今、どのくらい自分を愛しているか?」常に把握しようする人が多いです。
(LINEの頻度、電話の有無、デートへの気合など)
相手の愛情が減ったように感じると大きな不安に襲われるため、気持ちの浮き沈みが激しいです。
このような状態に自分自身が疲れたり、恋人の方が疲れてしまったりして、関係性が長続きしないことが多いようです。
(5)未来の確約、言質を取ろうとする
5つ目に、未来の確約、言質を取ろうとする特徴があります。
自分が嫌いな人は「相手がずっと自分のことを好きでいるわけがない」といった極端な思い込みを持っている場合も多いです。
そのため、数ヶ月後の予定、数年後の予定、もしくは将来の確約などを求めることが多いです。
相手が自分に対して未来の確約をしてくれないと、さらに不安が高まり、自爆してしまうケースも見受けられます。
「自分が嫌い」な気持ちを和らげる対応策
それでは、自分が嫌いな気持ちを和らげるには、どのような方法があるのでしょうか?
ここでは5つご紹介したいと思います。
(1)他人と比較しやすい環境から抜ける
1つ目に、他人と比較しやすい環境から抜けることがおすすめです。
最もおすすめしたいのは、SNSやインターネットから一時的に離れることです。
この記事を読んでくださったあなたは、きっとインターネット経由でたどり着いてくれたと思いますし、今や生活になくてはならない存在ですよね。
(知恵袋を始め、偉人の名言から面白バズ情報まで、私もインターネットをフル活用して過ごしています)
ですが、SNSやインターネットはその便利さと匿名性ゆえ、誰のものともわからない情報が混在しており、自分と他人を比較しやすく、劣等感を生む原因でもあります。
一時的にでも構いませんので、それらから離れる時間をぜひ持ってみてください。
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(2)自分を「好きだ」と言ってくれる人と過ごす
2つ目に、自分を「好きだ」と言ってくれる人と過ごすことも良いでしょう。
家族や仲の良い友人など、きっとあなたのことを「好きだ」と言ってくれる人もいらっしゃるでしょう。
何かができるからといった条件付きではなく、あなた自身を好きでいてくれる人たちとの時間は心の癒しになるかと思います。
何もしないでも、ゆっくりリラックスして過ごせる人たちとの時間を大事にしてみてくださいね。
(3)自分の心と対話する時間を取る
3つ目に、自分の心と対話する時間を取るのも効果的です。
どうして私は自分のことが嫌いなのだろう?
何かができないと、他人に勝てないと、私は私のことを好きでいられないのかな?
このように、自分とゆっくり対話する時間を取るのもおすすめです。
自分との対話がうまくできなければ、頭の中を空っぽにしてぼーっとするだけでも構いません。
お気に入りの本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりして、自分の心の反応を観察してみましょう。
(4)ペットや動物と過ごす
4つ目に、ペットや動物と過ごすのも良いでしょう。
ご自宅に可愛いペットがいるなら、ぜひその子たちと触れ合ってみてください。
もしペットを飼っていなければ、猫カフェや牧場など、動物と触れ合える場所にお出かけしてみるのも良いかもしれません。
動物たちは私たち人間と異なり「〇〇ができないと自分のことを好きでいられない」といった意識を持ち合わせていません。
誰かに勝っていない私には価値がない
成長できない自分はダメだ
忙しい現代社会では、そのように感じてしまうのも無理はありませんが、一旦そういった思考を脇に置いて、ただ本能のままに生きる動物たちと触れ合ってみるのもいいですね。
(5)自然の中で過ごす
5つ目に、自然の中で過ごすこともおすすめです。
植物も動物たちと同じように、何かと比較して、自分の価値を上下させたりする思考は持ち合わせていません。
動物たちよりもより「ただそこに在る」を体現している存在と言い換えることもできるでしょう。
豊かな自然の中で、何もしない時間を過ごしながら、心身ともにリラックスする…このような時間を取ることで「自分が嫌い」といった感情が薄くなっていくのではないでしょうか。
自分が嫌いなあなたを「好き」な人は必ずいる
それでは最後にまとめです。
もしかしたらこの記事を読んでいるあなたは、自分のことが嫌いで苦しんでいるかもしれません。
記事の冒頭で「自分が嫌いになってしまう唯一の原因は、自分が心から欲しいものを手に入れていないこと」とお伝えしましたが、どんな状態のあなたでさえ愛してくれる人は必ず存在します。
そのままのあなたを受け入れて、愛してくれる存在…それは両親かもしれませんし、 親友かもしれませんし、今のパートナーかもしれませんし、これから出会う未来の伴侶かもしれません。
あなたがあなたのことをどれだけ嫌いでも、そんなあなたでさえ丸ごと愛してくれる人がこの世にはいることを、ぜひ忘れないでください。