あなたの人生で1度くらい「すべてを投げ出して逃げたい」と感じたことはありませんか?
自分の心のキャパがなくなるくらい、辛い出来事や状況が続いているとき、すべてを投げ出して逃げ出したくなるのも無理はありません。
このメディアを運営している私たち脳トレコミュニティは、様々な女性の悩みを伺ってきましたが、人生を放り出したくなるような状況に置かれている人も少なくありません。
もう逃げたい
人生を終わりにしたい
私は何のために生きてるの?
そんな気持ちになっても仕方がないであろうシチュエーションについて、今まで実際にご相談いただいた例を挙げながら、対応策について解説していきたいと思います。
Contents
逃げたいとき=追い詰められているとき
まず人が「逃げたい」と感じるのは、ざっくり表現すると「追い詰められているとき」でしょう。
人間まだ選択肢がある状態なら、逃げたい、すべてを投げ出したいと言った気持ちにはなりません。
- 目の前にすごく嫌なことがある。
- でも、自分がそれを「やらない」選択肢が残されていない。
そんな時に、心が悲痛な叫びを上げて「逃げたい」と感じるのでしょう。
※稀に「逃げてはまずい場面」で簡単に逃げてしまう人もいますが、そういった人に対しての対応策はこちらの記事をどうぞ。
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逃げたいと感じる原因
実際のご相談現場で伺う
もう逃げたいんです
とおっしゃる原因は(人それぞれケースバイケースですが)大きく3つに分かれると思います。(プラス、ジャンルが分類できないもの)
ここに挙げているシチュエーションは、実際のご相談現場で伺ったものばかりです。
もしかしたら、今のあなたと似たようなものもあるかもしれません。
自分と同じようなシチュエーションで「もう逃げたい」と悩んでいる人がいることを知るだけでも、心がふっと楽になるかもしれません。
ぜひ読み進めてみてくださいね。
仕事から逃げたい
まず1つ目に仕事関連の悩みで「もう逃げ出したい」と苦しくなっている人は多いです。
逃げたいとご相談にいらっしゃる方の大半が、仕事関連かと思います。
もちろんここにすべての事例をあげる事は難しいですが、代表的な3つのシチュエーションをご紹介しますね。
(1)苦手な業務の担当になった
1つ目に、苦手な業務の担当になったことで、仕事から逃げたいと感じる人も多いようです。
基本的に日本の会社(特に正社員)では、会社の意向で配置を決めるため、本人の意向は参考にヒアリングしてもらえる場合もある、かもしれない、程度です。
本人が望まない部署への異動が決まったり、これだけは勘弁してくれと思う業務の担当になったり…
ポテンシャルを発揮することもできず、ミスも続き、成果を出せず、どんどん自信をなくしていく人もいらっしゃいます。
真面目で責任感があり、努力できる人ほど「仕事に甘えは持ち込まない」と、全力の努力をしてしまいます。
それは素晴らしいことですが、甘えのない姿勢や努力が上司に評価されて、苦手な部署からますます脱出できなくなる負のループで苦しんでる人も多い印象です。
仕事ができるようになってきた30代〜40代くらいの方は、部下の育成を任されたりと「しんどい、辞めたい」と言いにくい状況になっていることも。
1つだけ補足をすると、私たちが提供している自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、自分の思考と心(顕在意識と潜在意識)のコミュニケーションを深めることで、自分の願いを叶えていく手法をお伝えしています。
この方法で希望通りの部署への異動に成功した方も多いのですが、一般的には「人事異動は運頼み」と思っている人が多いでしょう。
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(2)職場の人間関係が辛い
職場の人間関係が辛くて逃げたい…これも多いご相談です。
「転職理由の大半は、実のところ職場の人間関係である」と転職エージェント業界で言われたりもするようですが、職場の人間関係でトラブルを抱えるのは辛いですよね。
職場の人間関係トラブルは、軽度なものから心身ともに病んでしまうようなものまでさまざま。
- 同僚と気が合わない
- 上司からのモラハラがすごい
- 仕事での新人いじめがある
- 営業成績が悪くて居場所がない
- プレゼン発表の場で故意に貶される
いずれにせよ、本来ポテンシャルを発揮して社会に貢献するための職場が、そうでないものになっていることは問題でしょう。
(3)労働環境がキツい
労働環境や条件がキツすぎるのも、逃げたいと思う原因の1つでしょう。
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)には、様々な職種の女性がご相談にいらっしゃいますが、以前女医さんのお話を伺った際、毎日の忙しさにとても驚いたことがありました。
使命感に溢れている方でも、あまりに厳しい労働環境では心が折れてしまう可能性もあるかと思います。
- 派遣社員なのに正社員と同様の残業を求められる
- 自営業だが下請け仕事が多く条件が悪い
- 妊娠中でつわりがキツイけど通常業務を求められる
それぞれの会社の事業はあるにせよ、あまりに環境や条件がキツイ中で仕事をしていると「もうやめたい…」と感じるのも無理はないでしょう。
家族から逃げたい
2つ目に家族関連の悩みで「もう逃げ出したい」と苦しくなっている人も多いです。
私の個人的な感覚ですが、ご相談を伺っていても家族問題は少々厄介です。
「逃げたい気持ち」と「家族を愛している気持ち」とが背中合わせでくっついており、職場のように辞めてすぐ別のところを探すといった選択肢を取りにくいことが多いです。
また法律的にも家族は扶養義務があり「逃げたいけど逃げられない(法律的に)」といった状況にもなりやすいです。
もちろんご相談を伺う中で、家族とのご縁を清算する方向に行く方もいますし、その結果、幸せになることもあります。
ただ、特に自分が生まれた家族は代わりがきかないものです。
そのため「逃げたい」という自分の感情を自覚することさえ、無意識で禁じている人も多いなと感じます。
(1)親が毒親傾向
実の親、もしくは育ての親が毒親傾向な人も「逃げたい」と思うでしょう。
毒親の定義はなかなか難しいですが、「親ガチャ」という言葉に代表されるように、親に対して思うところがある人も多いのでしょう。
毒親の種類もいろいろで
- 子供に暴力を振るう
- 育児放棄
といったわかりやすいものから
- 支配
- 過干渉
- 子供への依存
- コントロール
- 自分の見栄のために子供を使う
など、周囲からは見えにくいけど、近くにいる子供としては精神的に辛い内容まで。
毒親傾向にある親御さんとの話を聞くたび
どんなにしんどくても、子供は生まれた瞬間から親を愛してしまうのだろうな
とも感じますし、好きな気持ちがある家族から、逃げる選択をするのは容易なことではないのでしょう。
(2)配偶者の束縛が強い
また、配偶者の束縛が強いことで「逃げ出したい」と感じる人もいらっしゃいます。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)は所蔵するメンバーの85%が未婚であることから、「配偶者の束縛が強くて逃げたい」といったお悩みはそう多くありません。
ですが、離婚経験ののある女性にお話を伺うと、配偶者から逃げたくて離婚を選んだ方もいらっしゃいます。
「(1)親が毒親傾向」と同じように、周りから見て異常さがわかりやすいものがあれば、公的機関からのサポートを受けて配偶者を距離をとるための対処法を考えることもできます。
ですが、精神をじわじわと追い詰めるような束縛の場合、周りからも気付かれにくく、本人も逃げる気力を失ってしまうこともあるようです。
(3)家族の介護に疲れた
家族の介護問題で疲れ果ててしまい、逃げたいと感じる人のご相談も伺います。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)の所蔵メンバーは、10代後半~50代まで年齢層は広いです。
その中には、親の介護問題で悩む女性もいらっしゃいます。
- お金はどうするのか
- 施設に入るか、自宅介護か
- 自分の生活はどうするのか
- 体調が悪くなったときの病院は
- 兄弟の誰が対応するのか
親が健康なときには考える必要がなかった、多くの問題がのしかかり「逃げたい…」と感じることも。
また、自分自身に心の余裕があれば、家族の介護についてもゆっくり考えられるでしょう。
ですが、自分自身に余裕がない状態でさらに介護問題まで関わってくると、不安やプレッシャーから逃げたくなっても仕方ありません。
人の目から逃げたい
3つ目に人の目が気になりすぎて「もう逃げ出したい」と苦しくなっている人も多いです。
実在する人間(学校、職場、家庭、地域の人)から、実在しない人間(脳内で想像する人)に至るまで、自分以外の他人の目に恐怖を感じている状態です。
(1)地域がらプライバシーが薄い
私たちのコミュニティはオンラインでご相談に対応してることもあり、日本全国、ときには海外の方からもご相談が寄せられます。
様々な地域の方とお話ししていると、東京などの都市圏よりも人口の少ない地方に住む女性ほど、人の目に晒されることが多く、常に緊張して日常生活を送っていることにも気が付きます。
※地方独特の「人の目」については、こちらの記事もおすすめです。
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「○○さん家の△△ちゃん、まだ高校生なのにデートして…」
「○○さんから聞いたよ!あなたテスト失敗したらしいね?」
ご本人が気にならなければ問題ではないのですが、地域によっては「誰が、いつ、どこで、何をしているか?」などの情報が近所で筒抜けになるようです。
その環境がストレスに感じる場合
この人たちの目から逃げたい…
と思うのも、無理はないかもしれませんね。
(2)結婚してないことを指摘される
「(1)地域がらプライバシーが薄い」とも関連しますが、結婚していない、もしくは子供がいないことを指摘され「逃げたい」と感じる人も多いようです。
今は昔よりも「結婚しなければ一人前ではない」とか「子供がいない家庭はおかしい」といった価値観が薄まってきています。
ですが、まだまだ結婚や出産など旧時代の価値観で判断する人もいるでしょう。
「仕事ばかりして20代もう終わるわよ?」
「誰か素敵な人いないの?孫はまだ?」
「恋愛結婚にこだわらないでお見合いしたら?」
ご相談を伺っていると、ご本人は旧時代の思い込みから卒業したくても、周囲から投げかかられる言葉が原因で苦しくなってしまうことも多いようです。
(3)無職の自分が恥ずかしい
また「無職の自分が恥ずかしくて親戚から逃げたい」「同級生との集まりから逃げたい」といった声もお聞きします。
長い人生で、何らかの原因で職を失ってしまったり、職を手放す期間もあるでしょう。
「働いていない大人=人として問題がある」といった価値観を強く持っている場合「自分で登場させた脳内の他人から責められる」イメージをして、自分で自分を傷つける人もいます。
その他
その他にも、仕事、家族、人の目には当てはまらないけれども「人生から逃げたくなっている」ご相談で多いものを最後に3つご紹介します。
(1)借金が減らない
「借金返済のために生きる人生から逃げたい」とご相談も一定数いただきます。
借金と一口に言っても実情はさまざまです。
- 配偶者や親から引き継いだ借金がある
- リボ払いを溜め過ぎてしまった
- 不安から占いジプシーになってしまいキャッシングに手を出した(過去の私です)
借金について「未来に投資した」と前向きに捉えられる人は、特に問題ないと思います。(意外と借金返済を楽しんでいる人もいます)
借金は悪いものなのにやってしまった…
といった認識を持っていて、かつ「借金を返済してもしても、また新しい借金を作ってしまう」ような生活を送っている場合、この人生から逃げたいと思う人も多いようです。
(2)相続問題
数は多くありませんが、相続問題がもつれにもつれて、苦しくなっている人もいます。
遺産などかなり大きな額のお金が動くとき
- 親戚や親兄弟の軋轢が表面化したり
- 普段はしないようなおかしな行動に出たり
- 人を利用しようと画策したり
見たくなかった人間の汚い部分を見てしまい
もう無理…
と感じる人もいるようです。
(3)特定の人物からの執着
特定の人物からの執着も、逃げたいと思う原因の1つでしょう。
望んでいない相手から執着された時「一人になりたい、逃げたい」と思うのは普通ですよね。
恋愛感情がもつれたストーカーが最もわかりやすい例ですが、中には同性同士でも
○○ちゃんの親友は私なんだから!
など、友情が執着化してしまうケースもお見受けします。
現実から逃げたいときの対応策
それではここから、現実から逃げたいときの対応策について一緒に考えてみましょう。
先ほど「人生から逃げ出したいと感じるであろう具体的な代表的な事例」を12パターンご紹介しましたが、実際のご相談に対する対応策はケースバイケースです。
問題を解決するためには、カウンセリングもしくはコンサルティングが1番効果的ですが、自分でできる対応策も5つお伝えしますね。
(1)身体に休息を与える
まず最初に十分な休息を取りましょう。
- たくさん寝る
- おいしいものを食べる
- 仕事はほどほどに
- 身体を休ませる
ごく当たり前のようですが、意外と盲点です。
心と体は繋がっていますから、心に大きなストレスがかかっている場合、身体にも少なからず影響が出ます。
冷静な心を取り戻すためにも、まずは十分な休息を取りましょう。
(2)逃げることを禁じていないか確認する
次に、自分が「逃げることを禁じていないか?」心に問いかけてみましょう。
「家族から逃げたい」の段落でも解説した通り、あまりにも身近ゆえ家族から逃げるという選択肢がない人も多いです。
- 逃げるのは甘えではないか?
- 私より辛い人もいるのだから…
- 家族からは逃げられない、逃げてはいけない
ご相談を伺うと「逃げるか?逃げないか?」の選択をする以前の状態の人も多いです。
実際に逃げるかどうかは横に置いておいて
逃げてもOK、逃げなくてもOK
にしておいた方が、心への負担も少なくて安心でしょう。
(3)逃げるプランを考えてみる
もしできることなら「今の問題から逃げるなら、どんなプランで逃げようか?」を考えてみるのもおすすめです。
- 私が逃げたら周囲が困る、はホント?
- 私が逃げた後も、実は世界は回るんじゃないか?
- 私が逃げたらどうにもならない、は思い込みではないか?
実際に逃げる選択肢に臨場感を持たせることで、心の負担が少なくなるのでおすすめです。
(4)逃げないプランを考えてみる
では次に「(3)逃げるプランを考えてみる」とは逆に、今の状況から逃げないプランも考えてみましょう。
- 職場から逃げずに、改革することはできるかな?
- 家族から逃げるのではなく、向き合うとしたら?
- 人の目から逃げずに、むしろ注目を進んで浴びるとしたら?
ポイントは「逃げずに私が我慢する」以外の方法で検討することです。
自分が我慢すれば丸く収まるのでは…
優しい人ほどこのように考えてしまいましたが、我慢には限界があります。
我慢して、我慢して、我慢して、我慢の限界を超えてしまうと、誰も得をしない大爆発を起こしてしまうことも。
自分の心を最優先しつつ、問題から逃げないプランを考えてみるとしたら(実行するかどうかはさておき)どんな方法があるでしょうか?
このような視点でぜひ考えてみて下さい。
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(5)俯瞰力の高い人と対話する
一番おすすめなのは、俯瞰力の高い人と対話することです。
例えば
「友達と仲良くできない」
「もう一生誰とも友達になれないのではないか…」
と悩んでいる小学生がいるとしましょう。
小学生にとっては、自分の学校のクラスが世界の全てですから、逃げ場がなく苦しんでしまいます。
ですが、その悩みを大学生が聞いてたとしたら、このようにアドバイスするのではないでしょうか。
同じクラスの子と仲良くできないのは辛いよね
でも友達は、学校以外でも作ることができるよ
地域のサークルに入ってみたらどうだろう?
俯瞰力の高さは、解決能力の高さに比例します。
俯瞰力の高い人と対話することで、自分には見えていない選択肢を提示してもらえるので「そんな方法があったか!」と目から鱗の対処法が見つかるかもしれません。
※カウンセラーやコーチとの対話も有効ですが、1つだけ注意点としては、資格やスキルを持っているからといって、俯瞰力が高いとは限らないということです。
カウンセリングスキルと俯瞰力は別軸なので、そこは分けて考えることがおすすめです。
逃げたくなったら読みたい本
それでは少し角度を変えて、逃げたくなったときに読みたい本を3冊ご紹介させてください。
人生を放棄したくなるほど辛い時は、心が萎縮しています。
先ほどご紹介したように、俯瞰力が高い人と会話するのが1番おすすめではありますが、そんな気分になれないこともあるでしょう。
そんなときはぜひゆっくり読書しながら、自分の身体と心を休ませてあげてくださいね。
(1)『君の膵臓をたべたい』 住野よる著
私はこの小説のクライマックスまで読んで
人生何が起こるかわからないからこの一瞬一瞬を大切に生きよう
と思いました。
『今日という日が当たり前にあるわけではない』
という視点で見たときに、逃げる選択をするか逃げない選択をするか。
どんな選択をしたらあなたは後悔しないか答えが見えやすくなるのではないでしょうか。
”膵臓の病を患っていた桜良の死から12年。 彼女と過ごした日々を思い出していた2人は、ある事をきっかけに桜良が伝えたかった本当の想いを知る。 作家の住野よるさんはこの作品でデビューし、初作品にも関わらず、年間ベストセラー賞や本屋大賞を受賞するなど注目を集めました”
(2)『車輪の下』 ヘルマン・ヘッセ著
自分の希望よりも周囲の期待に応えることを選び続けた主人公の結末を知り、
「もっといい道はなかったのだろうか」
「どこかに逃げ道はなかったのだろうか」
と思う人も多いのではないでしょうか。
「逃げるという選択の大切さ」を考えさせてくれる一作です。
【物語の背景】
”ヘッセは、少年時代の神学校在学時に、「詩人になれないのなら、何にもなりたくない」と悩み、不眠症とノイローゼを患うようになった。その結果、神学校を退学、精神療養を経て、一般の高校に転校する。その後も、どうすれば詩人になれるのかを悩み続け、再び高校を退学、本屋の見習いとなった。しかし、三日でその店をやめて、消息を絶ってしまった。この物語の主人公であるハンスには、周りに誰も支えてくれる人がいない。それに対して、ヘッセには、母親がいた。そして、母親の存在があったおかげで、ヘッセは立ち直ることができた。ハンスとヘッセとの大きな違いである。”
Wikipedia
(3)刑務所のリタ・ヘイワース スティーブン・キング著
映画「ショーシャンクの空に」の原作小説。
こちらの作品は誰もが「逃げてよかった」と思えるのではないでしょうか。
『逃げる』という行為が自分らしく生きるための手段である時、逃げるという行為が正義になるのかもしれないと深く考えさせられます。
”殺人の罪でショーシャンク刑務所に収監され、よろず調達屋として過ごすレッド。そこに、1948年、アンディ・デュフレーンが妻とその愛人を殺した罪で、ショーシャンク刑務所に入所してくる。アンディは無実を主張していた。アンディはレッドにリタ・ヘイワースのポスターの調達を依頼する。やがて、アンディーは次々と奇跡を起こす。”
Wikipedia
長い人生、逃げる時期があってもいい
それでは最後にまとめです。
この記事では
- ご相談現場で伺った「逃げたい」心理状態になる具体的なシチュエーション
- 逃げたくなった時の対処法
について解説してきました。
大抵の人は「逃げること=悪いこと、負け」だと捉えている傾向があります。
ですが、長い人生で数年くらい逃げる時期があっても良いのでは、と個人的には思います。
もちろん前向きに問題を解決する姿勢は大事ですが、大きな問題に立ち向かうエネルギーが自分にないときは、思い切って逃げてしまう手もありです。
もし、自分の心が壊れてしまいそうなほど辛い出来事があったら、こんな風に問いかけてみてください。
もし逃げたとしても何の問題もないとしたら、どうしたいかな?
その答えが「逃げたい」であれ「逃げずに解決したい」であれ、あなたの心が満足するヒントが得られると思います。