『人生の転換期』と聞くと、就職、転職、引っ越し、結婚、出産などの大きなイベントを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
人生の転機を迎えることができれば、
もっと幸せになれるかもしれない
苦しい状況から抜け出せるかもしれない
もっといい人間関係が望めるかもしれない
こんなふうに考えている方もいらっしゃると思います。
今苦しい状況下にあったり、頑張っているのになかなか上手くいかない出来事が立て続くと、何かこの状況が好転するチャンスはないかと探したくなりますよね。
この記事では自己対話の学校(脳トレカレッジ)でお伝えしている潜在意識を使った願いを叶える方法をベースに、
人生の転換期を自分で意図的に作る方法と、ネガティブな出来事すら好転させるための方法をご紹介します。この記事を読めば起こった出来事や物事に対する捉え方が変わるのではないでしょうか。
▼脳トレプレカレッジ記事「ネガティブ感情の扱い方」について確認する
Contents
人生の転換期とは?
人生の転換期とは、自分の人生で信じてきた概念やこれまでの生き方が変わるような気づきを得て、その後の生き方が変わるようなタイミングを指すと自己対話の学校(脳トレカレッジ)では捉えています。
一見大きな出来事がないと転機とは言えないように思えますが、生き方の変わるような心境の変化を得られれば人生の転機と言えます。
人生の転換期のきっかけは「内側由来」と「外側由来」がある
人生の転機に必要な「今後の生き方が変わるような心境の変化」を得られるきっかけは、「内側由来」のものと「外側由来」のものに分かれています。
「内側由来」意識の変化による人生の転機
意識の変化によって人生の転換期を迎えるパターンです。
大きな出来事が起こらなくても、ふとしたことで思い込みが外れたり新たな視点を手に入れることで、あなたの脳内設定に変化が出ます。
すると潜在意識の情報が書き換えられるので、それに応じた現実が作られていきます。
「私たちの脳内設定・潜在意識が現実を作っている」という考え方を用いると
大きな現実の変化が訪れるのを待っていなくても、意図的に人生を好転させる機会を作ることができるのでおすすめです。
▼脳トレプレカレッジ記事「脳内設定」について確認する
【意識の変化が起こった時の特徴】
意識の変化が起こった時の例を挙げます。
- ハッと目が覚めるような感覚、アハ体験が起こる
- 同じものや出来事でも全く違うもののように見えるようになる
- 今まで怖かったり嫌だったものが、全く気にならなくなる
- 今まで好きだったものや気に入っていたものに興味がなくなる
- 世の中の景色が解像度が上がったようにクリアに見える
【意識の変化を意図的に起こすための行動例】
意識の変化によって人生を好転させる行動例を挙げます。
ポイントは「気になる」と感じたものは気軽にやってみることです。
- 気になる人に会いにいく
- 気になる本、雑誌、映画、を見てみる
- 今までとは違う系統の服や小物を取り入れてみる
- 今まで通ったことのない道で帰ってみる
- 今まで入ったことのなかったお店に入ってみる
- 気になるイベントやセミナーに参加してみる
- 小説や映画で、今までとは違う登場人物に感情移入して、心境を考えてみる
潜在意識の視点から見ても、あなたの人生を変えるために必要なものは「なんか気になる」という感情でお知らせしてくれます。
なので何かが気になるときは「潜在意識からのサインだな」と受け止めてチャレンジしていただくと良いです。
「外側由来」現象の変化による人生の転機
こちらは、何か大きな出来事をきっかけに人生の転換期を迎えるパターンです。
結婚、出産、就職などはもちろん、場合によっては失恋、失敗、ピンチな状況などネガティブな出来事がきっかけとなる場合もあります。
こういった出来事によって感情が揺さぶられて新たな気づきを得ると、その後の生き方に新たな変化がもたらされます。
ネガティブな出来事や感情は、人生に転機をもたらすのにとても大切なんです。
【現象の変化から心境が変わった例】
ポジティブな出来事、ネガティブな出来事関係なく、その出来事によって今までの考え方が変わるような気づきを得られているのであればそれは全て人生の転機と言えます。
例を挙げます。
- 大学受験に合格して初めて「努力が実る」という楽しさを知ったので、今後も努力を続けていこうと決めた。
- 友人と喧嘩したことで初めて、自分とは違う価値観を受け入れる大切さを知った。
- 仕事に失敗して初めて、支えてくれる人の優しさや、上手くできない人の悔しさを知った。
- 大切な人を亡くした悲しさから、一緒にいられる時間をもっと大切にしようと決めた。
起こった出来事全てを好転させる秘訣
一定期間取り組んで練習を積んでいただくと、自分の意図通りに出来事を起こしたり現実を好転させることができるようになります。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)では半年〜数年の期間をかけて学んでいただく内容ですが、そのうちの一部をここでご紹介いたします。
出来事全てを好転させる方法を知れば、泣き寝入りせずに済みます。
“望めば意図的に現実を変えられる”ことを意識する
現実はそもそも私たちの潜在意識が作っています。
心の深いところで思っていることが、実はそのまま現実になっているのです。
潜在意識の概念に慣れないうちは、コツが掴みにくいので
こんな出来事、望んでいない!私はただ巻き込まれただけ!
と感じてしまいます。
ですが私たちには平等に現実を作る力があります。
潜在意識の使い方を知っていれば意図的に現実が作れますし、潜在意識の使い方を知らないうちは、現実を知らないところで作ってしまっています。
(突然起きた不幸な出来事は全てあなたのせい、という意味ではありません。そういった場合は対話を通してじっくりと意味を読み解いていくので注意が必要な箇所でもあります。)
ですから、少し練習をして望む現実を作れるような心の状態に変えていけば、人生を変える出来事は自分の意図次第で作ることができます。
あなたにとっての理想の人生の転換期を設定する
「人生が好転してほしい」と思っていても意外と
私はどんなふうに変わりたいのかな?
理想の姿に変わるためにはどんな出来事が必要かな?
と考えることが盲点になっていることが多いです。
まず、こんな問いかけをしてみてください。
- あなたは人生の転換期を迎えることで、どんなふうに変化したいのか?どんなふうに変わりたいのか?
- その変化を起こすためには、どのような出来事が起きれば変化を起こしやすそうか?
ぜひ一度、あなたにとって理想の人生の転換期とは何かを決めてあげましょう。
出来事を上手に好転させる人は良い出来事も悪い出来事も上手に使う
私たちの潜在意識に上手に情報を書き込んであげると、良い出来事も悪い出来事も良い気づきを得た出来事にすることができます。
無理やり折り合いをつけるのではなく、自分が納得できるところを探すことできちんと潜在意識に必要な情報を書き込むことができます。
現実を上手に使う癖がつくと引き寄せ上手になります。
▼脳トレプレカレッジ記事「脳内設定」について確認する
【ネガティブでもOK!その出来事から感じたことをチェックする】
潜在意識を味方につけて人生の転換期を価値あるものにしていくためには、感情はとても大切です。
特に、別れ、病気、失敗など、早く忘れてしまいたいネガティブな出来事は人生を好転させるチャンスです。
▼脳トレプレカレッジ記事「ネガティブ感情の扱い方」について確認する
まずは、その出来事が起こった時に出てくる感情を全部見つめてあげましょう。ノートに書き出してもOKです。
悲しい、イライラ、モヤモヤ、辛い…などの感情が出てくると思います。
さらに可能であれば「何が」「どの部分が」「どんなふうに」感じたのかをしっかりと言葉にしてあげます。
感情の言語化が上手になってくると、潜在意識の情報整理も上手になります。
【どんな未来に繋げたいのかを設定する】
起こった「出来事」から「感じたこと」を言語化したら、次に「どんな未来が欲しいか」を設定してあげます。
例を挙げると
(出来事)
仕事で失敗してしまった
(感じたこと)
・あんなに頑張ったのにどうして失敗してしまったんだ
・仕事ができない人だと思われてしまう
・みんなから馬鹿にされてしまうのは嫌だ
(欲しい未来パターン1)
仕事ができる人だと思われたい
(欲しい未来パターン2)
仕事の結果よりも、頑張ったという過程を認めてもらいたい
(欲しい未来パターン3)
馬鹿にされるかもしれないという心配が不要なくらい、互いに頑張りを認め合える人間関係を築きたい
私はこんな未来が欲しいと気づきたくてショックな感情を感じたんだな
と納得できるところまで言語化してあげられるのがベストですが、初めから上手にできなくても問題ありません。
「なぜこの感情を感じたんだろう?」という問いかけから自己対話をする習慣がつけば、人生を好転させる人の仲間入りです。
マイペースにやっていきましょう。
人生の転換期を迎える時に障害になりやすいもの
多くの方が好転させるのに苦戦しやすいポイントをピックアップしました。
基本は、他者との対話を通して解決策を探っていくことが大事になります。
ここでは、どんな事例があるのかをご紹介します。
過去のトラウマ
過去のトラウマがネックになってしまって、なかなか良い流れに乗れないです。
というご相談はよくいただきます。
特に多いのが
- 親子関係
- 過去の恋愛
- 友人関係
- 仕事
- 学歴
などがきっかけで傷ついた経験が思い起こされて、なかなか良い未来のイメージを描きづらいというパターンが多いです。
こういったケースの場合は、基本的にはその経験をした時の傷ついた感情をケアしてあげることから始めます。
過去に執着するのは良くないという世間の声もありますが、自己対話の学校(脳トレカレッジ)ではそうは考えていません。
当時の悲しかった気持ちがずっと残っていることは悪いことではなく、むしろ見つめてあげる必要があるので忘れられないのです。
ですから無理に未来を見ようとはせず、必要な感情ケアをした後で現実を好転させるためのアプローチをしていきます。
強いネガティブ感情
不安やモヤモヤで頭がいっぱいになってしまって、なかなかプラス思考になれないというお悩みもよくお伺いします。
まだ起こっていない未来を想像して不安になってしまって、どうしてもその気持ちが拭えない場合は、過去のトラウマ同様向き合うことがが1番必要なアクションです。
ケアをして欲しい感情が心の中にあるために不安でいっぱいになっています。
ですからこちらも、不安になること自体は悪いことではありません。
潜在意識的な視点から見ると、強いネガティブ感情を感じるジャンルはむしろ、大きな逆転が望める分野でもあります。
ネガティブ感情は邪魔に思うのではなく、要チェックポイントとして大切に扱ってあげたいですね。
不安な感情とのお付き合いの仕方と、不安を未来の希望に変えて人生を好転させる方法についてはとても大切なので、自己対話の学校(脳トレカレッジ)の基礎講座で6ヶ月じっくり学んでいきます。
不安が強くでてしまう部分はしっかりと取り組んでケアすることで、人生の満足感が一気に上がる、実はとても美味しい部分でもあります。
▼脳トレプレカレッジ記事「ネガティブ感情の扱い方」について確認する
同じ出来事が何度も繰り返し起こる
同じ出来事が繰り返されてパターン化してしまっている、というお悩みも意外と多いです。
例えば
- 恋愛やお仕事でいつも2番目になってしまう
- 好きな人にはいつも好かれない
- いつも振られてしまう
- いつもお金に困っている
- いつもダメンズばかりと出会う
- いつも人に嫌われてしまう
- いつもいじめられてしまう
- いつも音信不通になってしまう
などがあります。
こんなふうにパターン化されてしまっていて、改善しようといろんな方法を試したのにうまくいかない場合は、潜在意識や脳内設定に見直したい部分が隠れていることが多いです。
▼脳トレプレカレッジ記事「潜在意識/脳内設定」「思い込み」について確認する
こちらは個人差がかなりあるものなので、対話を通して探っていきます。
このパターンは、潜在意識や脳内設定で引っかかっている部分さえ見つけてしまえば一気に人生がガラッと変わりやすい部分でもあります。
人生の転換期を迎える前兆・予兆
最後に、人生の転機に起こることの現象例を挙げます。
特に内面の変化が先に起こった時に、これからお話しするようなサインが来て現実が変わることが多いです。あなたの周りにもこのような変化が起こっているか探してみると楽しいのではないでしょうか。
毎日が楽しくなってくる
こちらは転換期に起こることとして1番多い変化です。
- 「今までは毎日不安で仕方がなかったのに、そういえば最近不安な時間が減ったなあ」
- 「比較的楽しい気分の時間が多くなったなあ」
など「自然と」楽しい方向に意識が向きやすくなっている状態です。
周りに優しい人が増える
「最近私に対して優しい人が増えたな」と感じることが増えてきます。駅員さんやレジのお姉さんくらい関係性の遠い人から始まることが多いです。
段々と関係性が近しい人まで優しくなってきたら、どんどんと人生が良くなっているサインです。
今まで悩んでいたことが気にならなくなった
- 今までずっと心の中で後悔していたことや、悩んでいたこと、不安で仕方なかったことがなぜか気にならなくなる。
- 大したことではなく思えるようになった。
- なぜあんなにな気になっていたのかわからないくらい前向きになった。
こんな感覚が得られたら、それは潜在意識の情報がかなり書き換えられたサインです。
ここまで内面の変化を感じられるようになったら、かなり生きやすくなって嬉しい出来事も起きてくるでしょう。
人間関係が変わる
突然、人間関係が変わることもあります。
予期せぬ変化に驚かれることもあるかもしれませんが「あなたはもう一段階レベルアップできますよ」というサインです。
例えば
- 仲の良かった人や大切な人と突然距離ができる
- 上手くいっていたはずの彼と音信不通になる
- 慕っていた先輩が移動になる
一見悲しいお別れだったとしても、きちんとその時の感情から理想の未来に繋げていくことができれば、納得感を持った上で人生を好転させることができます。必要であれば一度切れたご縁を繋ぎ直すこともできます。
▼脳トレプレカレッジ記事「理想の未来に繋げる方法=オーダー」について確認する
仕事や働き方が変わる
お仕事環境が変わることをきっかけに人生が好転する方も多いです。
- 突然の移動、退職
- 部署自体がなくなる
- ヘッドハンティングされる
- 社員から独立して業務委託に代わる
- 会社が吸収合併される
- 旦那さんが育休をとって奥さんが働きに出ることになった
など、望む望まないに関わらず今までとは生活スタイルがガラッと代わるような変化も人生の転機が起こるきっかけとして起こりやすいです。
今までではあり得ない役割に抜擢される
今までではあり得なかったような役が与えられる方もいます。
例えば
- 先輩しか任されていなかった重要なプロジェクトメンバーに選ばれる
- 会社のイメージモデルになる
- 英語が得意なわけではないのに海外事業部ができて海外勤務になる
- 新人で任されることのない業務を割り当てられる
こういった「普段ならあり得ないのに」という役割に抜擢された場合は、あなたのステージアップのサインです。
逆に「重要な役割を任されていたのに、誰でもできるような役割に変更された」という一見ステージダウンに感じる出来事も、あなたの心の成長という視点で見れば立派なステージアップになります。
あまり乗り気になれないことでも
この経験をすることで、私のどんな部分をレベルアップさせたいかな?
と決めておくと一気に流れに乗ることができます。