1番叶えたい本願だけ叶わないんです!
こういったご相談がよく寄せられます。
この記事に興味を持ったくださった方なら同じように感じられているかもしれませんね。
この記事では「1番叶えたいものほど叶わない」と感じる時の、
- 潜在意識では何が起こっているのか?
- どうしたら1番の願いが叶うのか?
について解説します。
Contents
願いの重要度とは?
理想の現実を自分自身の意図(オーダー)で創っていくとき、
その願いが実現するか否かがその人にとってどのくらい大切で重要なことなのか?
というのを、願いの重要度の高さという言葉で表現しています。
願いの叶いやすさ・叶いにくさを決めているのは実は自分自身
こう聞くと驚かれるかもしれませんが、
実は願いの叶いやすさ・叶いにくさはその方の脳内設定や潜在意識によって決められています。
実は、願い自体に難しい・難しくないという難易度はないのです。
え?願い自体に難易度はないってどういうこと??
今までの経験や取り入れている情報によって、人それぞれ簡単と感じるもの、難しいと感じるものに違いがあります。
例を挙げてみます。
恋愛での成功体験がたくさんある方にとっては「恋愛を叶えるのは簡単」という概念がはいっているでしょう。
裕福な家庭に生まれた人にとっては「お金を手に入れるのは簡単」というイメージが入りやすいでしょう。
反対に、
頑張っても上手くいかないという体験をたくさんしてきた方にとっては「願いを叶えるということ自体」が難しいことに感じられるかもしれません。
日本に住んでいる私たちにとっては「食べるものに困ることなく生きていく」というのはそこまで難しいことではないのではないでしょうか。
でも国が変われば、食べることすら難しいと感じる方もたくさんいます。
このように今までの人生経験や身近な範囲での常識が、私たちに「簡単・難しい」という概念を思い込ませています。
そしてその脳内設定通りの現実が作られていることになります。
あなたにとって何が簡単で、何が難しいと感じているでしょうか?
なぜ重要度の高いオーダーは通りにくいのか?
「2.願いを叶えるwant toと幸せを遠ざけるhave toについて」でご説明したように、オーダーはみなさんご自身のエネルギーで動かしています。
▼「エネルギー」を確認する
サラサラの血液は流れやすくドロドロの血液は滞ってしまいやすいように、エネルギーも軽くて良質な状態にして流れを良くしてあげると願いが叶いやすくなります。
そういった視点で見てみると、重要度の高いオーダーには
叶わないと困る、叶ってくれないと私は幸せになれない。
叶わないと私の未来がすごく不幸なものになってしまう。
というエネルギーが乗りやすいので、重くなる傾向があります。
「あなたの時間や想い、お金」などの大切なエネルギーをかけたのに叶わなかった場合、かけてきたエネルギーが失われたように感じますよね。
さらに精神的にもぐらつきやすいので、『叶うという確証や保証を求めるエネルギー』や『損得勘定のエネルギー』が同時に乗りやすくなります。
なので、重要度が高ければ高いほどなかなか動きにくくなります。
▼「損得勘定」について確認する
逆に、叶っても叶わなくてもさほど自分の未来やメンタルに支障がないと感じられるものに対しては、その願いに乗ったエネルギーも軽くなりやすいです。
ですから、必然的に重要度の低いものの方が叶いやすくなるのですね。
重要度をコントロールして本願を叶いやすくさせる方法
数ある重要度コントロール方法のうち、1人でも取り組みやすいものを2つご紹介します。
①エフィカシーを高くする
エフィカシーを高くすると重要度の高いものでも叶いやすくなります。
「5.願いを叶える力「エフィカシー(自己効力感)」について」で書いたように、エフィカシーの高さはオーダーを叶える力の強さでもあります。
▼「エフィカシー」を確認する
エフィカシーが高いほど、上手くいく補償を人や外側のものに求めることがなくなり、
損得勘定に振り回されることなく望みのためにエネルギーを出すことができます。
さらに、エフィカシーが高くなるほど自分を上に置くことができるようになるので、重要度の高いオーダーですら自分の下に置くことができます。
▼「上に置く」を確認する
エフィカシーが上がれば上がるほど
- 叶ってもいいけど、叶わなくても大丈夫。どちらでもいい。
- 万が一失敗したとしても大丈夫。
- 失敗しても精神的なダメージはそれほど大きくないだろうし、
万が一精神的なダメージを受けても大丈夫(=ネガティブ感情を受け入れている)
という状態になります。
なので結果的に、1番叶えたい願いの重要度が下がります。そういった意味でも願いを叶えるためにはエフィカシーを高くするのはとてもおすすめの方法になります。
②他のジャンルの重要度を上げる
もう一つ、比較的取り組みやすいのが「他のジャンルの重要度を上げる」という方法です。
どういうこと?
自己対話の学校(脳トレカレッジ)のメンバー様の中でも多いご相談が恋愛です。
恋愛は自分以外の人が関わってくるため、相手の気持ちを変えることに苦戦して難しく感じやすいジャンルになります。
さらに恋愛は、
彼(彼女)が別の人と上手くいってしまう前に何とかしたい!
と焦る気持ちも強くなるため、どうしても気を取られて執着しがちです。
ですが、焦る時ほど重たいエネルギーを放ちがちなので、頑張れば頑張るほど動かなくなってしまいます。
こういうときこそ、他のジャンルに意識を向けてあげます。
「他のジャンル」とは、
例えば恋愛が本命オーダーだとしたら、
お仕事、家族関係、住まい、友人関係、美容、健康…などが該当します。
恋愛から目を離したら叶わなくなるのでは?
と心配される方が多いのですが、
ひとつの願いに執着してしまう時ほど、家族関係やお仕事などの別のジャンルをさらに良くすることに集中した方が相対的に恋愛の重要度が下がるので、恋愛自体も動きやすくなります。
恋愛を例に出しましたが、重要度の高い願いが他のジャンルでも同じことです。
執着しがちな願いとは別方面のオーダーを出すことで、本命の願いが叶うことはよくあります。
ここは踏ん張りどころなので、頑張って別のジャンルにも目を向けてみましょう。
他のジャンルで「もう少し良くなったらいいな…」と感じるものを探してみましょう。
この記事では、比較的初心者さんでも取り組みやすい重要度コントロールの方法をご紹介しましたが、自己対話の学校(脳トレカレッジ)ではさらに詳しい重要度コントロールの方法をお伝えしています。
※カレッジメンバーさんは「基礎講座10~12」をご覧ください
・オーダー対象との重量関係
・重量バランスを調整して現実を動かす
・未完了タスクを完了して重量アップする方法