元カレを忘れたいのに忘れられないんです。
どうしたらさくっと元カレを忘れて、次の恋に行けますか
元カレを忘れる方法で何かオススメはありませんか?
たびたびご相談の現場でもこのような質問をいただきます。
特に女性にとって恋愛は人生の中で重要度が高いものでしょうし、大好きな彼とお付き合い中のように会えない苦しみは相当なものだと思います。
この記事では忘れられない恋の扱い方についてお伝えします。
Contents
「元彼を忘れたいのに忘れられない」それは素敵な恋愛をした証拠
元カレを忘れたいのに忘れられない
このような気持ちはとても辛いものだと思います。
その辛さゆえに自暴自棄になることもありますが、忘れたいのに忘れられないほど素敵なの人とお付き合いできたあなたは、とても素晴らしい経験をしています。
私は今回とても素敵な恋愛を経験したんだなぁ
と誇りを持ってあげてくださいね。
元彼が忘れられない人の心理
それでは「元彼が忘れられない人の心理」について5つご紹介したいと思います。
この記事を書いている私は、女性限定の人間関係のコンサルティングを10年ほど担当しています。
復縁のご相談も多く、実際に復縁を叶えた人も多くいらっしゃるのですが、元彼が忘れられないとご相談にお越しになった人の心理的な背景には、このようなものがあります。
あなたに当てはまるものはありますか?
(1)心の準備ができてないまま振られた
私自身も、過去に何人かの男性とお付き合いをして感じているのですが
私たちはもうそろそろ終わりなのではないか…?
みたいな“終わり”を感じる微妙な空気が2人の間に漂う期間、ありませんか?
付き合った当初は2人ともラブラブだったのに、そのうち喧嘩が増えたりマンネリ化してきたり、お互いに興味が失われてきたり…次第にデートの回数も口数も少なくなって、別れ話に発展する。
このような流れをたどる人が多いのではないかと思います。
お別れの空気が漂ってくると当然心は穏やかではいられませんが、その反面、心の準備はしやすいでしょう。逆に
- あんなに仲が良かったのに急に振られた
- 私は結婚するつもりだったのに、急に音信不通になった
- 彼の転勤が決まり、お別れを言い渡された
こういったお別れまでの猶予期間が全くなく、ある日、バサっと関係を切られてしまった場合、強い未練が残り、元カレのことを忘れるのが難しくなるようです。
(2)自分にとって理想の彼氏だった
- 毎日欠かさず連絡をくれる
- デートがいつもすごく楽しい
- 記念日を大切にしてくれる
- 国宝級のイケメン
- 性格や顔がドストライク
こんな理想の人に出会えるなんて…!
そう喜んでお付き合いしていたら、お別れは特に辛いものでしょう。
もう二度とこんな理想の人と出会えないじゃないかと気分が暗くなり、元カレを忘れられるの忘れられなくなっても仕方ないでしょう。
(3)彼と付き合っている時の自分が大好きだった
一緒にいることで、自分の魅力や良さを引き出してくれる相手の場合も、簡単に忘れることはできないでしょう。
元彼がいなくなることで「元彼と一緒にいるときの大好きな自分」もいなくなってしまうように感じて、深い喪失感で傷つくことも多いでしょう。
(4)結婚を前提に付き合っていた
結婚を前提に付き合っていたということは「私は彼とこの先も一生一緒にいるんだ」と認識しながらお付き合いを続けていたことでしょう。
生涯のパートナーになる決断は大きなものですし、たとえポジティブな決断であっても、心理的には相応の負担がかかります。
心理的な負担を乗り越えてまで
この人と一緒に居る!
と決めたにもかかわらず、お別れが来てしまった。
この状況は心に与えるダメージも大きいでしょう。
(5)別れた後に彼の素晴らしさが身に沁みた
「大切なものは失って気づく」なんて、誰かの名言もありますが、人はどうしても当たり前に手にしているものに感謝を忘れてしまいます。
お付き合いしているときには気づかなかった、相手の素晴らしさや愛情に別れた後から気がつき
むしろ別れた後の方が彼のことを好きなのですが、どうしましょう…
と困惑している方もいらっしゃいます。
前向きな「元彼を忘れる方法」は?
それでは次に「前向きな元彼を忘れる方法」についてご紹介します。
私の個人的な考えとしては
大好きな人がいるのならば、無理に忘れる必要もないのでは?
と思うのですが、中途半端な気持ちをずっと抱え続けるのも少々疲れてしまうものです。
もし元カレを忘れようと決めたのであれば、次のようなことをぜひ試してみてください。
(1)元彼と付き合ったことで手に入れたものを考える
このメディアを運営している自己対話の学校では
- 人間同士の縁がどのように結ばれるのか?
- ご縁が離れるのはどのような場合か?
など、人との縁についてもカリキュラムで詳しく取り上げています。
考え方の1つに「人は何かしらプレゼントを与え合うためにご縁ができ、プレゼントを与え終わったらご縁が離れる」といった考え方があります。
つまり素晴らしい元彼と付き合ったあなたは、目に見えないかもしれませんが、元彼から何かしらプレゼントをもらっているはずです。
同様にあなたから元彼にもプレゼントあげているはずです。
私は彼から何をプレゼントされたのだろう?
と自分の心に問いかけてみてください。
その答えがわかると、気持ちがふっと軽くなることもありますので、オススメです。
(2)心の中で彼に感謝を贈る
心の中で彼に感謝を贈ることで、相手への気持ちが軽くなる人も多いです。
あなたとお付き合いしたことで、私は〇〇に成長しました。ありがとう。
あなたから〇〇をプレゼントしてもらえました。ありがとう。
あなたが彼氏だったから私は〇〇ができました。ありがとう。
心の中だけで構いませんので、元彼に感謝の気持ちを伝えてください。
「感謝」という行為は、物事に区切りをつける行為ともいえます。
自分と彼との関係性に区切りをつけることで、相手への気持ちを忘れる第一歩を踏み出すことができるでしょう。
(3)住まいや仕事など環境を変えてみる
もし状況が許すなら、もしくは思いきることが出来るなら、住まいや仕事など「環境をガラッと変えてみる」こともオススメです。
人生を変えるには「時間の使い方」「住む場所」「付き合う人」次の3つのどれかを変える必要がある。
経営コンサルタントの大前研一氏の言葉は、自己啓発の世界ではあまりにも有名ですが、元彼への気持ちを断ち切ると同時で、自分の人生をガラッと変えてみても良いかもしれません。
(4)新しい趣味を始めてみる
さすがに住まいや仕事を急に変えるのは難しい
そんなあなたは、新しい趣味を始めてみてはいかがでしょうか?
内容は何でも構いません。
- ジムに通ってみる
- 乗馬にチャレンジしてみる
- ダイビングをしてみる
- 着付けに通ってみる
- 料理教室に行ってみる
今まで彼と一緒に過ごしていた時間を、ぜひ自分のためだけの時間にしてみてください。
新しい趣味を始めることで新しい人間関係も広がります。そこで新しい自分にも出会えるかもしれません。
(5)カジュアルな出会いを楽しむ
「男の傷は男で癒やせ」なんて言われたりもしますが、元彼を忘れるために、無理に新しい出会いを探すのはオススメしません。
心のエネルギーが下がってるときには、あまり良くないご縁が結ばれてしまうこともあります。
恋愛目的ではなく、カジュアルな出会いを男女問わず増やしてみてはいかがでしょうか。
先ほどご紹介した新しい趣味やサークルでも良いですし、普段は顔を出さない飲み会に顔を出してみるのも良いでしょう。
彼のことは忘れられないけど、世の中には素敵な人がたくさんいるかもしれない
このような心境になれば大成功です。
「それでも忘れられない」時は?
さて、ここまで「元彼を忘れるための前向きな方法」についてご紹介してきました。
ですが
相手を忘れようと思えば思うほどうまくいかない
逆に元彼の良さを思い出してしまう
といった人もいらっしゃるでしょう。
そんな人に私から3つのご提案です。
(1)カウンセラーに話を聞いてもらう
「話すことは手放すこと」
「言えることは癒えること」
なんてゴロ合わせのようなことを言った人もいますが、これは核心をついています。
彼への気持ちを自分の中だけに止めず、誰かに聞いてもらうことで心境の変化が起こることも多いです。
もちろん友達や家族に聞いてもらっても良いのですが、距離が近い人、仲が良い人だからこそ、言いにくいこともあるでしょう。
そんなときには話を聞く専門家に頼ってみても良いかと思います。
- 彼と出会って、どんなお付き合いをしたか
- 彼のどんなところが好きだったか
- 今も彼のことを忘れられない
など、プロに話を聞いてもらいながら自分の気持ちを整理することで、今後自分がどうしていきたいか答えが見えるかもしれません。
(2)とことん彼を思い続ける
この記事のメインテーマは「元彼を忘れる方法」ですが、いろんなことを試しても元彼が忘れられない場合、とことん彼を思い続けるのも良い選択だと思います。
時間が解決してくれるとは言いませんが、自分の気持ちを無理に変えようとするよりも、自然に任せて、心境の変化を観察してみるのも良いでしょう。
(3)復縁のために行動する
元彼のこと忘れられない、忘れたくない!
やっぱり私には元彼が1番だった!
もう一度彼とお付き合いをしたい!
そう気持ちが決まったのであれば、復縁に向けて動いてみても良いでしょう。
この記事を書いている私自身も、過去にどうしても諦めきれずに復縁を願った彼がいます。
この人と絶対に復縁したい!という強い気持ちで頑張った経験は、何より私自身の成長に繋がったなと感じています。
「元彼を忘れること」に必死にならなくて大丈夫
それでは最後にまとめです。
ここまで「元彼を忘れる方法」をメインにご紹介してきましたが、元彼を忘れることに必死にならなくても大丈夫です。
というのも人の心は複雑で、〇〇しなければいけないと強く思うほど、その気持ちが執着となってしまい、逆に心の中での存在感が強まってしまいます。
つまり「元彼を忘れなければ…!」と強く思えば思うほど、お相手の存在が潜在意識下で強化されて、逆に忘れにくくなってしまいます。
もちろん、元彼を忘れられないことで精神的に辛すぎるようであれば、早めにけじめをつける方向で動いてもいいと思います。
ですが「元彼のことを忘れなければ、私は前に進めない」とは思わなくて大丈夫です。
自然と季節が巡るように、あなたの心境にもきっと変化が訪れます。
仮にもし季節が変わっても気持ちが変わらないならば、それはあなたにとってものすごく大事な運命の相手だったのでしょう。
そんな人と出会えた奇跡に感謝して、彼との関係性を再度決めていきましょう。
あなたの心が温まるパートナーシップを応援しています。