この記事を見つけてくださった方の中には
「他人に期待しない人の特徴ってなんだろう?」
「人に期待しない生き方ってできるのかな?」
と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
「人に期待し続けて疲れてしまった」というのは私がずっと感じていたことです。
期待をし続けた相手が期待に答えてくれず傷ついた
もう他人には期待しない
こんな思いを抱え、他人に期待をせず依存をせず、今までの人生を生きてきましたが、そんな思考が当たり前になることに寂しさも感じていました。
そんな私でも家族と好きな人にはどうしても期待することを諦めきれず、心の学び、潜在意識の勉強を始めました。
長年取り組んできた「人に期待しない方法」というテーマが、脳と心のコミュニケーション(脳トレ)を学ぶことによって納得のいく形で解決できた感覚があります。
さらに「人に期待しない術」を身につけたら「結果的に相手が期待していた通りの姿に変わった」というびっくりな変化もありましたのでこの記事でその方法をご紹介いたします。
- 人に期待をしないコツを知りたい
- 「他人に期待をしない」という考え方に寂しさを感じる
- 人に期待をすることに疲れてしまった
そんな方に読んでいただけると嬉しいです。
Contents
あなたの期待は「愛情ゆえ」だと知ろう
まず、一番初めに知っておいていただきたいのは、あなたがお相手に期待をするのは少なからずお相手に対する愛情があるからといえます。
本来「期待をする」こと自体は全く悪いことではありません。
期待をするということは
今よりももっと素敵なあなたになれるよね
と心からその方の可能性を信じていることと同義です。
お母さんお父さんが子供の成長を楽しみにするような愛情溢れた気持ちが本来の心地よい期待と捉えても良いかもしれませんね。
期待することのメリット
まずは人に期待をすることで得られるメリットを見ていきましょう。
①相手への愛情表現になる
先にも書いた通り相手に期待をするということは、相手が今よりももっと成長できるという「可能性」を見ていることになります。
この人はどうせできないだろう
と思っている人には期待はしませんよね。
期待をするというのは、親が子の成長を楽しみに待つのと同じです。
期待する気持ちが適切な大きさである限り、期待をすること自体は相手に対する愛情と捉えられます。
②未来に希望が持てる
誰か期待をできる人がいるということは、未来に希望が持ちやすくなります。
想像してみてください。
今あなたが大変な状況に置かれていて、困っている時に周りに誰一人、期待をできる人がいなかったとしたら、お先真っ暗な気持ちになりませんか?
「期待をさせてもらえる相手がいる」というのはそれ自体で未来に希望を持たせてもらっているということなのでとてもありがたいことですよね。
③期待をされることが相手への刺激になる
他者から期待される期待値が今の自分の実力よりも少し先にある場合、それに応えようとすることで自分自身の飛躍につながります。
私の例を挙げると
私は子供の頃から楽器演奏のコンクールに出場していたのですが、
毎回先生が私の今の実力よりも難しい、でもしっかり努力をすればなんとかものにできるくらいの難易度の楽譜を書いてくださっていました。
年々ハードルは高くなりますが、その楽譜を弾き上げようとすることで結果的に自分の実力が毎回上がっているのを実感していました。
以前別の先生に習っていた時には毎回「今の私」にあった楽譜をいただくので、そこそこの努力でコンクールに出場できましたが、実力は横ばいに感じていました。
自分の実力を確実にあげていけたことや、与えられた役割を責任もってこなすスキルが身についたのは先生のお陰なのでとても感謝しています。
期待することのデメリット
次に期待をすることのデメリットを見ていきましょう。世間一般で「期待をするのをやめた方がいい」と言われる理由もここが原因になっていると考えられます。
①相手をコントロールすることになりやすい
期待する気持ちと相手の変化のタイミングがズレるほど、相手に「変わって欲しい」「期待に応えて欲しい」気持ちが強くなります。
これは多くの人に共通する感覚なのではないでしょうか。
悪いことではないのですが、「期待したい、でも相手が変化しない」という期間を長く過ごすと、無意識のうちに変わることを強要してしまう、相手が変わるように仕向けてしまうような言動をしてしまいがちです。
するとそれがコントロールや相手を支配することになってしまうのですね。
人当たりがよく温厚な方でも、無意識にしてしまっていることは多々あるので意外と人ごとではありません。
②相手に対する嫌悪や失望に変わりやすい
「自分が待てる時間」の間に相手が期待に応えてくれれば何も問題はありませんが、
こちらが痺れを切らしてしまった時に
もう知らない!
と拗ねの気持ちに変わってしまったり、相手の何もかもが嫌になってしまったり、
もっと進むと相手に対して無関心になり
どうせこの人は無理だ。
という全く期待できない諦めの状態になります。
期待していた側の気持ちとしては相手に対する信頼感がゼロになってしまい、初めの好きだった気持ちがすんと消えてしまうことが多いです。
▼こちらの漫画が「期待し続けて疲れてしまった」人の心境をよく表してくれていますのでおすすめです。みなさん一度は家族や恋人に同じような気持ちになったことがあるのではないでしょうか。
「妻が口を聞いてくれません」(野原広子)
https://ddnavi.com/serial/tuma-kutiwokiite/
③相手からの信用を失う可能性がある
逆に、こちらが相手に過度に期待をしすぎてしまった場合
この人は一体自分のことをなんだと思っているんだろう?道具だと思われているのか?
と相手に不快な気持ちを感じさせてしまうこともあります。
勝手に期待をしてきたのはそっちなのに、勝手にがっかりするなんてお門違い!
とクレームが返ってくることも考えられますね。
「相手に何かを期待する」ということは、期待したものが自分に返ってきたらこちらに何かしらメリットがあるはずです。
期待が過度になると、
こちら側のメリットのために何か自分に期待されている=変わることを強要されている=自分の欲や得のために使われている
という感覚を相手に感じさせてしまうことになるので、結果的に相手の信頼を失うことにも繋がります。
私たちが提供している脳トレ(脳と心のコミュニケーションスキル)は恋愛・夫婦・家族・友人などの人間関係を良好にしたくていらっしゃる方が多いので
自分にどんなメリットがあるから相手に期待をしているのか?
という自分の心の中の深い部分を言語化することを大切にしています。
④自分の幸せが相手次第になってしまう
先の段落で、「相手に何かを期待する」ということは、期待したものが自分に返ってきたらこちらに何かしらメリットがあるので期待していることが多いと書きました。
脳トレ(脳と心のコミュニケーションメソッド)でご相談を伺っていると
『相手が期待した姿に変わってもらうことが私の幸せに繋がる』と無意識でわかっているので期待をしている方がほとんどです。
それ自体は悪いことではないのですが、その気持ちが強くなりすぎると
相手が期待通りの姿になってくれないと私は幸せになれない
という心境になってしまい、それが相手へのコントロールにつながりやすくなります。
自分の幸せが相手が変わるかどうかに委ねられていると、相手が変わってくれるまで私は幸せになれない、という気持ちが強くなり欠乏感が生まれやすいのでお互いに苦しいです。
期待をして疲れてしまった人に知ってほしいこと・試してほしいこと
私自身が家族や恋愛対象の相手に期待をし続けては、期待が外れモヤモヤしてしまうことを繰り返してきました。
結果的に、脳トレ(脳と心のコミュニケーションスキル)を学ぶことにより潜在意識の状態が整い
- 人に過度な期待をしなくなった
- 相手が期待していた以上に変わった
- 相手への評価を下げることなく適切に期待できるようになった
という変化がありました。今では人間関係がとても快適です。
そんな私から、期待をして疲れてしまった方、期待をしたくない方、期待したいけどガッカリするのが怖い方へぜひ知っていただきたいことをこの段落でお伝えします。
期待をしたいかしたくないかを考え直してみる
人に期待するのをやめたいです
というご相談をいただいた時によくよく話をお伺いすると、ほとんどの人が「実は期待をしたい」という願いを潜在意識に持っています。
「期待するのをやめたい」と頭で思ってしまっている理由としてこんな理由が挙げられます。
- 期待することに疲れたから
- 自分の期待を裏切り続ける相手を嫌いになりたくないから
そういう思いを抱えた方達は「応えてくれるのであれば、本当は期待したい」のですよね。
相手に対する思いやりから「期待をするのをやめよう」と思っている方もたくさんいます。
まずは相手が応えてくれるかくれないか?は一旦横に置いて
私自身は期待したいのか?
あなたの素直な気持ちを考えてみてください。
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期待できる時とできない時があってもいい
期待をしたい!期待に応えて欲しい!
と思っても、なかなか期待を持続させるのは難しいです。
相手がすぐに期待に応えてくれるのであれば良いですが、なかなか応えてくれないと待つこと自体にストレスを感じます。
ですが、人の気持ちとは移り変わるものです。
期待をできる時とできない時、気持ちに波があってもいい
と自分自身の縛りを緩めてみてあげてください。
エネルギーの軽くなった願いは潜在意識の観点から見ても叶いやすくなります。
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期待をやめてもいい
先に書いた通り、期待をすること自体が相手に対する愛情表現でもあります。
ですから、相手に対してあなたの「エネルギー」をかけていることになるので心身どちらも力を使うことになります。
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みなさんのご相談をお伺いしていると、
期待をしなくなってしまうということは、相手を見捨てることになってしまうのではないか?
と心配されて、相手を見捨てないように、無関心にならないようにしていらっしゃる方も多いです。
それだけ優しい方が多いということですね。
相手を諦めるわけではなく、
「自分のエネルギーを復活させるために一旦期待するのをやめてみる」
という選択肢を持ってみるのはおすすめです。
前向きな姿勢で期待を止めるということです。
期待するのをやめてみなさん自身のエネルギーが回復すると、不思議とまた相手を信じる気持ちが戻ってくることが多いので不思議です。
期待するのは悪いことではない
「期待をしない方がいい」「期待をしない方がお互いに幸せだ」という意見も、度々ネットなどで見かけます。
無意識に期待はダメなことだと思っている方も少なからずいるのではないでしょうか。
ですが、期待をすることとは、本来相手の可能性を信じることです。
あなたはできる人だよね。
未来はさらに輝いているはずだよね。
無意識にでもそういったメッセージを送り続けてもらうことは、本来期待される側としても心地よいものです。
後ほどお話ししていきますが、期待をする側の期待値と、期待に応える側の状態にズレが生じた時に期待というもの自体が悪い印象になってしまうだけなのです。
あなたのエネルギーをかけてまで期待したい相手なのか?もう一度考えてみる
あなたのエネルギーをかけてまで期待したい相手なのか?もう一度考えてみるのも良いです。
期待とは
- あなたのエネルギーをかけて相手の可能性を信じること
- 相手が変わるまでの間、見守ること
が含まれるため、相手を信じ続ける力、待つ力、が必要になります。
上手にやろうとするとそれこそ「無償の愛」に近いものになるので実は大変で難しいことなのです。
ですが、エネルギーは有限です。
そのエネルギーをどう使うか、私たちは自由に選べます。
- 他者に期待することに使うのか
- 仕事で成功するために使うのか
- 趣味を充実させるためにに使うのか
- 今まで期待した人ではなく、別の人を期待することに使うのか
一度、あなたの人生においての重要度や優先事項を考え直してみるのもおすすめです。
なぜ期待が苦しみを生むのか
期待することのメリット・デメリットでも書いた通り、本来であれば期待は悪いことではありません。
それでも「期待というものはしないほうがいい」という情報が多いのは、期待をすることで苦しい思いをする方が多いからなのですよね。
その理由をこちらにご紹介します。
期待をする側が抱きやすい苦しみ
- 相手が期待に応えてくれるまで待つのが辛い
- 期待したところで100%結果が出るのかわからない
- かけたエネルギーや時間は賭け要素が強くそれ相応の覚悟がいる
- 自分の期待値と相手の行動力や期待に応えられる力に大きな乖離があった場合、相手に対してがっかりした気持ちを抱きやすい
期待をされる側が抱きやすい苦しみ
- 今の実力以上に期待をされるとプレッシャーがかかる
- 期待があまりにも大きいと自分自身を認めてもらえていない気がする
- 期待に応えるメリットが感じられない場合、道具として使われている感覚になりやすい
- 期待に応えられなかった場合「自分自身が存在していて良い」という気持ちが薄れてしまう
人に期待しない方法
あなたはなぜ「期待をしない方法」を知りたいと思ったのでしょうか?
- 期待をしていたのに裏切られてもう信じられなくなった
- 期待をするのに疲れた
- 期待に応えてくれない相手を嫌いになりたくない
- 期待に応えてもらえないことが続いて傷つくくらいなら、期待しない方が楽
今までこういったお答えをいただくことが多かったです。
多くの人が「一度は期待をしていた」「本当は期待をしたかった」のではないでしょうか?
ここからは、特に
期待に応えてくれるのなら、本心では期待をしたい
という気持ちがある方に向けて書かせていただきます。
①何を期待していたのか、言語化する
今まで人に何を期待していたのか?
最初に相手に何を期待していたのか?
を整理すると、逆に人に期待しないことができる可能性が高いです。
次の3つを言語化してみましょう。
- 1.誰に期待していたのか?
- 2.何を期待していたのか?
- 3.相手が期待に応えてくれることで自分は何を得たかったのか?
特に3を言語化して「1、2を経由せずに3を叶えるには?」というアプローチに繋げることができると、無理なく期待を止めることができます。
②人にはできることとできないことがあると知る
意外と盲点になりやすいのですが、自分が軽々できることが相手にも必ずできるとは限りません。
むしろ、
なんでこんなこともできないの?
と相手に腹が立つことは、実はあなたの長所であることが多いです。
あなたが相手よりもできることがあるように、相手にもあなたよりできることがあります。
(それがソフト面の場合、気がつきづらくなります。)
例えば、
- どんな状態のあなたも肯定して暖かく見守ってくれる
- さりげなく場に調和が生まれるように気遣ってくれる
- いつも笑顔でいてくれる
- わがままばかり言っているのに見捨てないでいてくれている
こういった「こちらが気をつけていないと気が付きにくいようなところで助けてくれている人」には助けてもらっていること自体が盲点になってしまうばかりか「何もやってくれていない」と感じてしまうことも多いです。
自分と相手が得意とすることの違いを理解した上で
お互いの長所と短所を補い合うことはできないか?
と改めて問いかけてみても良いと思います。
「相手に期待していたことは、実は必要がなかったんだ」とわかると期待が外れることがあります。
③相手が今すぐ期待に応えられる状態かを考える
相手が現在、期待に応えられる状態でない場合もあります。
例えば恋愛で「彼に連絡をしてもらいたい」と期待していた場合
- 相手の仕事が忙しい
- 身内を亡くしたばかりで気が落ち込んでいる
- 勉強に集中したい時期
- 別の趣味にのめり込んでいる
こんな場合、相手の中で「連絡をしてほしい」という期待に応えるのが難しくなります。
もう一つ例を挙げると例えば
「子供に学校のテストで良い点をとってきてもらいたい」場合
- 元々勉強よりも運動に興味があるタイプ
- 友達と上手くいかなくて気が滅入っている
- 親には話さないけれど何か悩んでいる
こういった場合、「今すぐに勉強に精を出せ」と言われても難しいかもしれません。
なぜ私は子供に良い点をとってきてもらいたいのか?それによって私が得られるメリットは?
相手が今、期待に応えられる状況か?
と考えてあげるのも相手への思いやりになります。
④「今すぐ相手が変わること」を期待しない
潜在意識を活用して周りの人に可能性を開花して変わってもらってきた私ですが、
あえてアドバイスさせていただくなら「今すぐに相手が変わることを期待しない」ことをお勧めしたいです。
そうすることで自分側のストレスも軽減できますし、結果的に相手が期待に応えてくれやすくなります。
今すぐ期待に応えて…!!
というのは非言語(言語ではない雰囲気など)で相手に言葉以上に伝わってしまいます。
それがプレッシャーになると、お相手にとっては本来であればできていたものが、なぜかできなくなるケースもあります。
潜在意識を活用した願いの叶え方や引き寄せにもつながる考え方ですが
「変わってほしい」「叶ってほしい」という自分の願いは必ずタイムラグと呼ばれる待ち時間があります。
この時間を心地よく待てる人ほど、望んだ現実を作るのが上手になります。
期待についても同じで逆説的ではありますが、心地よく「今すぐ変わることを期待しない」ことができるようになると、お相手がすすんで期待に応えてくれるようになります。
または、今すぐの変化を求めるのをやめたので期待に応えてもらえないことでモヤモヤしなくなった、という変化がある方もいます。
⑤「人は変えられる」と知る
私は「人に期待をしたい」「期待に応えてくれる相手を見たい」という思いが強すぎて、今までずっと悩んできました。
そんな思いから、この自己対話の学校(脳トレカレッジ)に入り「大切な人に自発的に変わってもらう」ことに成功したので、そのポイントをまとめて講座をいたしました。
その中の一部をこの記事内でご紹介していますが、もっと詳しく知りたい方はよろしければこちらの動画をご覧ください。
▼講座を確認する
「人は変わらない、変えられるのは自分だけ」と言われ続けて落ち込んできた私ですが、お作法さえ守れば人は喜んで変わってくれるということを声を大にしてお伝えしたいです。
期待できなくなって絶望してしまったあなたへ
相手に期待をできなくなってしまった方が口を揃えて仰るのが
期待できなくなってしまったことが虚しい
ということです。
- あんなに好きだった相手なのに
- あんなに才能があると思っていた人なのに
- あんなにいい人だったのに
- あんなに素敵な人だったのに
そんな言葉から、みなさんが
本当はお相手のことをずっと好きでいたかった。ずっと可能性を信じていたかった。
という優しい本音をお持ちなのが垣間見えます。
本当は期待をし続けたいのでしょうね。
でも、たとえ1度お相手に期待をできなくなってしまったとしても、それは覆せます。
期待ができなくなってしまった時の自分の心の中を見てみると
悲しい、悔しい、寂しい…などのモヤモヤした感情があるかもしれません。
または、すんっと相手に対して無関心になっているかもしれません。
あなたが期待をすることに疲れてしまったのであれば一度期待することをお休みしてしまうのも手です。
もう一生期待できないと思うのであれば期待するのをやめてしまうのも一つの選択です。
ですが、もしもまだあなたの中に1ミリでも「期待したい」という願望が残っているなら、その気持ちは復活させることができます。
その思いが今消えてしまったとしても、未来のあなたの気持ちが変わったのであれば、その時にまたあなたの気持ち次第で変えることができます。
ですから今「期待できなくなってしまった」と悲しんでいる方がいるとしたら、安心して今の期待できない状態を受け入れてあげてください。
あなたが願う限りは、ひっくり返すことができます。
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最後に「期待されなくなることの寂しさ」を想像してみよう
最後に、「期待をされる側」の気持ちになって考えてみましょう。
相手に期待をできなくなってしまった方のお話をお伺いしていると
相手が真剣に取り合ってくれなかった
のらりくらりと交わされ続けた
指摘しても言い訳ばかりだった
など、真剣に向き合ってもらえなかった、という悲しさを感じている方が多いです。
- 約束したことを相手が守らない
- 相手から協力しようという意思が感じられない
という状況が続いた場合、相手にとっては
裏切り続けられた
と感じてしまっても仕方のない状況です。
(期待の程度にも個人差や場合によって違いがあるので一概にどちらか一方が悪いとは言えませんが)
▼関連記事を確認する
これは私自身も例外ではなく、期待に応えてもらえず悲しむ側になる場合もあれば、知らないうちに期待に応えずに相手を悲しませる側にもなりうるのです。
私もこの記事を書きながら、「私が期待を裏切ってしまったかもしれない人」が思い浮かび申し訳ない気持ちになっています。
人からの期待をに応えないことを繰り返し続けると、期待をしてもらえなくなります。
これは私自身の経験ですが
期待をされないこと=あなたにはもう何も可能性を感じていませんという意思表示
という空気を感じ、とても辛いですし、もっと早く気がつけばよかったなという後悔にもなりやすいです。
あまりにも過度な期待なら、応える必要はないかもしれません。
ですが相手が大切な方なら、期待に応えることも考えてみても良いのではないでしょうか。
そういう視点で見てみると、今まで気がついていなかった自分の可能性を見てくれていた人の温かい気持ちに気がつくかもしれません。
今回は「期待をすること」についていろんな角度からお伝えしました。何かみなさんのためになる部分がありましたら嬉しいです。