なぜ私はこんなことをしているんだろう?
私が欲しかったのはなんだったっけ?
こんなふうに、自分自身がわからなくなってしまったり、自分を見失うような感覚になったことはありませんか?
この記事では、現在の状況や自分の本音などを見つめ直しながら、より自分らしくアイデンティティを確立しながら幸せな未来を作るためのコツを解説いたします。
Contents
自分を見つめ直すとは?
自分を見つめ直すというのは、いったいどういうことを指すのでしょうか?
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)が考える自分を見つめ直すこととは、このように考えています。
①自分が現在置かれている状況や自分自身の状態を見直す(現在地把握)
②自分の気持ちを確認する(感情の言語化)
③どんな未来にしていきたいのかを再設定する(望みや今後の指針を決める)
このように整理しながら自分を見つめ直していくと、より自分らしく幸せな人生を送ることができます。
自分を見つめ直すのは人生の転機になる
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)が運営している自己対話の学校(脳トレカレッジ)には、20~50代の幅広い年齢層の方がご相談にいらっしゃいます。
お話ししてくださる皆さんのご相談内容は多岐にわたっていて
- 恋愛
- 婚活
- 仕事
- 転職
- 介護
- 夫婦関係
- 不倫恋愛
- 容姿コンプレックス
- 毒親
- 復縁
- 親子関係
- 育児
など、さまざまなお悩みを抱えた方がいらっしゃいます。
相談業を続けて10年。皆さんのお話から納得のいく落とし所を見つけ、次の行動に繋げていくサポートをさせていただいていると、ある傾向が見えてきました。
それは、「今1番悩んでいることが人生のターニングポイントになる」ということです。
ありがたいことに長くご縁をいただくクライアントさんが年々増えてきましたが、大きな悩みを持って自己対話の学校(脳トレカレッジ)に参加してくださった方がその悩みを解決したことをきっかけに、最高に自分らしい人生をスタートされる方がとても多いのです。
ですから、今、自分を見失ってしまったり、自分らしさがわからなくなってしまった方でも大丈夫です。
これをきっかけに、あなたらしさを見つけていきませんか?
自分を見つめ直すきっかけ5つ
みなさんが自分を見つめ直したいと思うきっかけやタイミングを5つご紹介します。
自分を見つめ直すきっかけ1:自分を見失いそうになった
自分を見失いそうになった時は、自分を見つめ直す好機でしょう。
自分を見失うとは、
- 「自分以外のことに夢中になっている」
- 「自分以外のことが優先順位が高くなっている」
ときに、自分の美学や自己価値、本来の目的などからズレた言動が続いた時に起こりやすいです。
ですが、自分優先で生きられないことが一概に悪いとは言えません。
例えば、育児、介護や一時的な生活環境の変化など、自分らしく生きることが困難な場合であったり、他のことを優先しなければいけない場合もあります。
そういった時は、自分を見失うというよりも、必要に応じて自分を優先しないでいるという方が正しいでしょう。
そういった時には、
今は自分を優先しないのが最善、ベストだ
と再確認されてみてはいかがでしょうか。
自分を優先にした生き方ができていなくても、「自分を見失う」感覚になることが防げるかと思います。
こういうイレギュラーな出来事が起こった時こそ「自分らしさ」を考え直す良いきっかけにもなるでしょう。
自分を見つめ直すきっかけ2:「私は何をしているんだろう?」と感じることが多くなった
ふと
一体今、私は何をしているんだろう?
と感じたことはありませんか?
そんな時も自分を見つめ直すきっかけになるでしょう。
例えば
- 好きではない仕事に忙殺されている時
- 毎日忙しくておしゃれや趣味をする時間も捻出できない時
- 周りの人のご機嫌取りをしている自分に気がついた時
- 彼氏に気を遣って我慢が続いている時
- 欲しいものを我慢して貯金をしていることが虚しくなった時
ふと、今の自分がしていることに疑問を感じたり、「私の幸せってなんだったっけ?」と感じたときは自分を見つめ直すタイミングと言えるでしょう。
自分を見つめ直すきっかけ3:「楽しい」「幸せ」と感じることが減った
「楽しい」「幸せ」と感じることが減った時、自分を見つめ直すタイミングになるでしょう。
特段大きな問題があったわけではなくても、なんだか毎日が単調で楽しくない、幸せと感じることがない、感情が動くことがない。
こんな時にふと、「私の幸せってなんだったっけ?」「私の人生ってなんだったっけ?」と感じる方もいるのではないでしょうか。
人生が楽しく充実していた時期があったという方なら、対比的に虚無感を感じることもあるかもしれません。
自分を見つめ直すきっかけ4:悩みや問題に直面した
大きな悩みや問題に直面した時も、自分を見直す良いきっかけになるでしょう。
お金の悩み、人間関係の変化、失恋、リストラ、病気、事故、身内の不幸、など、悩みや問題、感情を大きく揺さぶる出来事に見舞われた時に、自分の価値観や人生について考える方も多いでしょう。
こういった出来事はショッキングではありますが、普段人生が好調な時には考える機会のなかった大切なことに目を向けるタイミングとも言えます。
自分を見つめ直すきっかけ5:大きな失敗をした
大きな失敗をした時も、自分を見つめ直すきっかけになるでしょう。
仕事での失敗、彼氏彼女や旦那さん奥さんの信用を失ってしまった、友人を怒らせてしまった、試験に落ちてしまった、など、大きな失敗をした時は精神的にも体力的にもダメージが大きいですよね。
ですが、こういう時こそ普段は意識をしていない自分自身の言動や性質について振り返るチャンスです。
この記事を書いている私自身の話になりますが、大学受験を思いっきり失敗したことがあります。
私自身を振り返った時に、「そもそもの勉強の仕方が効率が悪かったこと」に気がつきました。
1年以上の時間をかけて真面目に勉強をし続けましたが、やり方が悪ければ結果は出ないということを身をもって体験しました。
かけた時間と労力が水の泡になりショックでしたが、「結果に繋がらない方法」を体験したことが学びとなり、その後の資格試験などでは効率よく結果を出せるようになりました。
失敗とはその時の衝撃は大きいですが、改善点を見つけて次に繋げられれば「体験した方がよかった出来事」に昇華することができます。
失敗を失敗のまま終わらせてしまうか、未来に生かすかは自分次第で決められるのではないでしょうか。
ちなみに自己対話の学校(脳トレカレッジ)のコンサルでお話をお伺いしていくと、ご相談者様が「過去の黒歴史」だと考えているものが実は大切な出来事だったということはよくあります。昇華する方法がわからない時は、他者の視点を借りるものおすすめです。
自分を見つめ直すメリット5つ
ここからは、自分を見直すメリットを5つご紹介します。
自分を見つめ直すメリット1:自分を知ることができる
まず、自分を見つめ直すことで、自分のことをより深く知ることができます。
幸せな人生を歩むには、何によって自分が幸せを感じられるのか、逆に、何によって幸せが脅かされるのかを細かく知っていることが大切です。
そして「自分」というのは、一生かかっても完全に知り終えることができないとても興味深く面白い、可能性に満ちた存在です。
紀元前ギリシャなどの哲学者たちも自分を知ることを一生涯し続けたそうですよね。
「自分」という一人の可能性の塊について知り続けることは、一生かかってできる趣味、ライフワークになり得ます。
自分を知ることの面白さに気がつくことで、人生が豊かになるはずです。
自分を見つめ直すメリット2:好きなことがわかる
自分を見つめ直すことにより、好きなことがわかるようになります。
好きなことを知ることは、自分らしい幸せな人生を作っていくのに必須だと言えるでしょう。
自己対話の学校(脳トレカレッジ)でお伝えしている「悩みを解消し、願いを叶える脳と心のトレーニング」の基礎と講座では、メンバーさまに日常の時間をどういうふうに過ごすかを精査していただいています。
改めて日常の時間の使い方を見直してみると、心地よいと感じている時間が少ないことに気づくかもしれません。
こちらの記事で簡単な説明をしていますのでよろしければ読んでみてくださいね。
自分を見つめ直すメリット3:嫌いなことがわかる
自分を見つめ直すことで、嫌いなこともわかるようになります。
「自分を見つめ直すメリット2:好きなことがわかる」でも書いたように、自分らしい幸せな人生を送るには、自分の好きなことだけでなく嫌いなことも知っておく必要があります。
私たち脳トレのコンサル提供者がクライアントさまのお話をお伺いする中で特に顕著なのが、生きづらさを感じていたり自分らしく生きれないと悩まれる方のほとんどが、
毎日の時間の中で「嫌なことをしている時間」「心地よくないことをしている時間」「不必要だけれどやらなければいけないと思い込んでやっていることの時間」を多くとられています。
社会で生活している以上すべての嫌なことをなくすのはなかなか難しいですが、毎日の時間の中から「心地よくない時間」を少しずつ減らしていくことで、悩みがなくなり人生の流れが良くなるケースは大変多いです。
そのためにも、
自分は何が嫌いで何が心地よくないのか?
をよく知っておくことは大切だと言えます。
自分を見つめ直すメリット4:人生で大切にしたいことがわかる
自分を見つめ直すことで、人生で大切にしたいことがわかるようになります。
上に挙げた自分を見つめ直すメリット1〜3のように、自分を知り、自分の好きなこと、嫌いなことを知って選んでいくうちに、
人生の時間を何に割きたいか?人生で大切にしたいことは何か?が段々と浮き彫りになってきます。
「人生で大切にしたいこと」がわかると、自分の軸が出来上がっていくので自ずと自分らしさやアイデンティティも確立されていきます。
自分とは?自分のアイデンティティとは?という輪郭が浮かび上がってくるほど、他の人とは代替不可能な自分だけの魅力が備わってくるというメリットもあります。
自分を見つめ直すメリット5:幸せな人生にするヒントが見つかる
自分を見つめ直すことで、幸せな人生を作るヒントが見つかります。
- 自分という人はどういう人なのか?
- どういうことが好きで、どういうことが嫌いなのか?
- 人生の時間をどういうふうに使ったら毎日満足できるのか?
- 人生において大切にしていたいことは何か?
自分と向き合い対話することで、こういった要素が浮き彫りになると、どういう毎日を過ごしていくことが自分の幸せにつながるのか、ヒントがわかります。
さらに少しずつ、自己対話を重ねることで、幸せな人生をどんどんとアップデートしていくことも可能になります。
自分を見つめ直すおすすめの方法
ここからは自分を見つめ直すためのおすすめの方法についてご紹介します。
始めに挙げた
①自分が現在置かれている状況や自分自身の状態の見直し(現在地把握)
②自分の気持ちの確認(感情の言語化)
③どんな未来にしていきたいのかの再設定(望みや今後の指針を決める)
をベースに考えていくとより希望の未来に繋げることができるでしょう。
自分を見つめ直すおすすめの方法1:ノートに書く
自分を見つめ直したい時、ノートに書くのは有効でしょう。
- なぜ自分を見つめ直そうと思ったのか?
- 今、何が不満か?
- 今の日常についてどう感じているか?
- 自分を見つめ直すことで、何を得られたら嬉しいか?
- 何をしている時が幸せか?
- 何をしている時に虚無感を感じるか?
- 何をしている時に人生の意味を感じられなくなるか?
- どういう時間が毎日取れたら嬉しいか、または気持ちが楽になりそうか?
など、一度書き出すことで「今自分が何を考えているのか?」を客観的に知ることができます。
特に
①自分が現在置かれている状況や自分自身の状態の見直し(現在地把握)
②自分の気持ちの確認(感情の言語化)
を重点的に行うとより頭の整理ができるでしょう。
自分を見つめ直すおすすめの方法2:人に話す
人に話すのも、自分を見つめ直すのに良い方法です。
人によってはノートに書くことが苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
人と話すことの最大のメリットは、相手が話を聞いてくれている安心感から普段よりも心が開けて言葉がすらすらと出てきやすくなったり
相手からの質問によって、自分一人では導き出せなかった本音や要素が言語化できることです。
特に、相手に状況を説明していく段で、
①自分が現在置かれている状況や自分自身の状態の見直し(現在地把握)
②自分の気持ちの確認(感情の言語化)
を自然と行いやすいですし、場合によっては
③どんな未来にしていきたいのかの再設定(望みや今後の指針を決める)
まで明確になることもあるでしょう。
自分を見つめ直すおすすめの方法3:普段と違うことをしてみる
普段と違うことをしてみるのも自分を見つめ直すのに良い方法です。
つい毎日変わらない、いつもと同じ単調な生活になりがちという方は少なくないでしょう。
そんな時に、「いつもと違う」「初めて」などの選択を取り入れてみてはいかがでしょうか。
例えば、
- イメチェンをする(初めての髪型、メイク、違う色やテイストの服にする)
- 新たな趣味を見つけてみる(お料理、お茶、英会話、ヨガのレッスンの体験に行くなど)
- 普段は見ないジャンルの映画を見てみる
- 食べたことのない国の料理屋に入ってみる
など小さな変化で構いません。
こんな自分もいたんだな
という経験を増やしていくことは、自分を見つめ直すことにつながるのではないでしょうか。
自分を見つめ直すおすすめの方法4:我慢していたことを思い切ってやってみる
我慢していたことを思い切ってやってみるのも、自分を見つめ直して可能性を広げるのに良いでしょう。
社会生活を送る上で、理性的な振る舞いが求められるとどうしても「我慢」することは増えてきてしまいます。
「我慢」というのは欲しい未来を得るために必要不可欠なことでもあり、反対に、自分の可能性を制限する要素も含んでいます。
今あなたが我慢をしていることは、期限付き、条件付きのものですか?
例えば
- 試験が終わるまで趣味の本や漫画、映画断ちをしよう
- 子供が小学校に上がるまでは、素敵なお洋服やおしゃれはちょっと我慢かな
- 起業した仕事が軌道に乗るまでは質素に生活しよう
これらは、未来のための必要な我慢と言えるでしょう。
ですが、期限が決まっていない場合、あまりにも長期的な我慢を強いられる場合、何のための我慢なのか目的がはっきりしていない場合の我慢は、一度我慢していることを思い切ってやってみても良いかもしれません。
自分を見つめ直すおすすめの方法5:苦手なことを頑張ってやってみる
こちらはすこし上級編ではありますが、苦手なことを頑張ってやってみるのも良いでしょう。
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)の願いを叶えるメソッドを進めていくにつれみなさんが突き当たるのが、「今まで苦手で避けていたことが目の前に現れる」ことです。
私たちの潜在意識は優秀で、自然と素敵な自分になるために必要な現実を作ってくれています。
特に多いのが、1番叶えたい願いを叶える前に、苦手なことを克服する出来事を用意することなんですね。
例えば苦手なこととは人によって様々です
- 自分の意見を言う
- すぐに結果が出ないことをコツコツ続ける
- 人前で話すことを進んでする
- 家族よりも自分を優先する
- 人の人生を左右するような場面でアドバイスをする
- 女性らしさを全面に出して生きる
聞く人によっては「それが難しいことなの?」と感じることもありますが、人それぞれ苦手なことは違います。
苦手だったことを克服した時に「新しい自分」を発見できる上に、今まで避けてきたことを避ける必要がなくなるため生きやすくなります。
そして多くの方が、その先に人生で1番叶えたかった願いを叶えていらっしゃいます。
この記事を読んでくださっている皆さんも、心の準備ができたらあえて苦手なことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
自分を見つめ直してあなたらしい人生をクリエイトしよう
こちらの記事では、「自分を見つめ直す」ことで自分らしさを見つけてより幸せな人生を作っていくためのヒントをお伝えいたしました。
簡単なことから少しハードルが高く感じることもあったかもしれませんが、まずはできることから一つずつ初めてみていただけると嬉しいです。
自分という一人の人が可能性に満ちた存在であることを実感していただけるかと思います。
この記事が皆さんにとって、毎日の生活を豊かにするヒントになれば嬉しいです。