男性性と女性性という言葉は聞いたことがありますか?
この記事を書いている私は脳トレを学ぶまでほとんど聞いたことのない概念でした。
言葉すら知りませんでした。
心理学や潜在意識のメソッドを学ばれた方ならご存知かもしれませんね。
私たちの思考や行動は、これまでの人生経験や今過ごしている環境、また生来の気質によってある程度の傾向やパターンにグループ分けできます。
この記事では男性性(左脳)傾向と女性性(右脳)傾向の2パターンに分けて、その仕組みと願いを叶える速さとの関係をご説明します。
Contents
女性性と男性性の違いと役割
女性性=右脳 / 男性性=左脳 です。
それぞれの特徴をオーダーの観点で見るとこのようになっています。
- 「女性性(右脳)」
オーダーの原材料になる感情を司る(うきうき、わくわく、どきどき、心地良い、しっくりくる、なんか嫌、もやもやする、イライラ、嫉妬、悲しい…など)ふわふわしたイメージ、抽象的
- 「男性性(左脳)」
オーダーを言語化する、右脳から発せられたオーダーのの原材料を言語化する役割、しっかり論理的なイメージ、具体的、行動をする
これは実際の性別は関係なく、女性も男性もみな、女性性と男性性を持っています。
どのくらいのバランスで使っているかは個々人によって異なります。
オーダーで願いを叶える時に、男性性と女性性はどういった役割をするのか?
オーダーで願いを叶える時、
女性性(右脳)→男性性(左脳)
の流れでオーダーをするとスムーズに願いを叶えられます。
オーダーを叶えていく流れ
- ①女性性(右脳)で感情(ワクワク、嬉しい、悲しい、など)が発せられる
- ②男性性(左脳)が女性性(右脳)で感じた感情をキャッチして言語化する
- ③さらに男性性(左脳)が
- どんな環境が整えばこのワクワクやハッピーを増幅させられるのか(願いを叶えられるのか)?
- この悲しみはどんな願いをオーダーしたくて出てきているのか?
と女性性(右脳)が発した感情をもとに、具体策を論理的に考えて言語化し、オーダーする、さらに必要な行動をする
といった流れでオーダーを叶えていきます。
(例)
会社の来年度の予算売上予算などを立てる時
男性性(左脳)優位の場合=過去の情報を元に未来を考える
- 去年は100万売れた → 今年は少し実績をアップさせて105万円を狙う
女性性(右脳)優位の場合=右脳のワクワクに従って左脳がそれを実現させる
- 去年の売り上げが100万円だった
でも、最高にハッピーに感じるのは300万円なので300万円を売り上げよう
→ じゃあ去年100万円だったけど何をやろうか?
女性性(右脳)優位の場合の方が途中の工程を省いているね。なんだか速そう…
女性性(右脳)優位の状態の方が、「この工程を経なければいけない」という思い込みにハマりづらいので
男性性(左脳)優位の場合よりも物事が進むスピードが速くなります。
▼「〜しなければいけない」を確認する
▼「思い込み」を確認する
男性性(左脳)と女性性(右脳)のバランスが偏ると悩みが生まれやすい
男性性(左脳)と女性性(右脳)のバランスがどちらかに偏っていると現実を思い通りに作ることが難しくなるので、悩みが生まれやすくなります。
男性性(左脳)に偏っているパターン
性格が男性的だったり、男性社会で経験を積んできたキャリアウーマンの方は特に、男性性(左脳)に偏っている傾向が多く見受けられます。
過去の実績をもとに未来を見るといった流れで思考する癖が強く、
これは実現可能か?不可能か?
と考えるパターンが多いので、
不可能と判断した場合はオーダーを出していないことが多く、結果的に願いが叶うスピードが遅くなりがちです。
この傾向にある方は、そもそもオーダー(自分の望み)を見つけることが苦手な場合も多いです。
過去の実績や現状にフォーカスして未来を考えると
私なんかじゃ叶えるのは無理じゃないかな?
と、そもそも夢を見ること自体を忘れてしまっている方も多く見受けられます。
【日常的なデメリット】
日常的なデメリットとして、
- 良くも悪くも現実的なので少し可愛げがなくなってしまう
- ウキウキ、しっくりくる、などの感情が置いてけぼりになってしまう
という傾向にあります。
夢を見ること自体が苦手なのでなかなか未来に希望を持てず、エフィカシーも下がりやすくなります。
→この点に関しては、オーダーの発信源である女性性(右脳)を使うことで全部解決します。
今や過去の延長線上にオーダーを設定すると現実の動きが遅くなってしまうので、それらは一旦横に置いて望みに意識を向けてあげると良いです。
▼「エフィカシー」について確認する
女性性(右脳)に偏っているパターン
女性性優位な方は、ハッピーやワクワクなどの感情を感じて願いを見つけるのは得意ですが、妄想で終わってしまいやすい傾向があります。
こうなったらいいな〜
という妄想のままオーダーに繋げられず終わってしまい何も具現化できない、という状況に陥りやすいのが注意点です。
【日常的なデメリット】
日常的なデメリットとして、地に足がついていない、ふわふわしすぎて言語化が苦手なため
- 他人に理解してもらいにくい
- 実行力が弱い
- 想像はできてもいざ行動に移すことが苦手
- 感情に振り回される
などがあります。
願いが見つけられても必要な行動が伴っていない場合も多いので、結果何年も叶わない…という場合も多く見受けられます。
この場合は男性性を意識して「叶えるために必要な行動は何か?」と考えて実行できるようになると叶いやすくなります。
男性性と女性性のバランスの良い使い方
あなたの女性性と男性性のバランスをチェックして整えていきましょう。
今のあなたは女性性と男性性どちらが優位かチェックしましょう
まずは、あなたの叶えたい願いを思い浮かべてみてください。
叶えたい願いをイメージした時にうきうき、わくわく、どきどきなど感情が動きますか?
感情が動いていれば女性性(右脳)を上手に使って未来をイメージできています。
女性性優位でオーダーを見つけられている証拠です。
もしオーダーをイメージした時にあまり感情が動かないようであれば、男性性(左脳)からオーダーを出している可能性があります。
男性性(左脳)優位の場合
あなたが男性性優位でオーダーを出している可能性が高い場合、オーダーの発信源である女性性(右脳)を使うことで解決します。
私の心が喜ぶような願いって何だろう?
と問いかけてみて、感情を元にした願いをオーダーしてみてください。
今や過去の延長線上にオーダーを設定すると、現実の動きが遅くなってしまうので(左脳から出た願い)、それらは一旦横に置いて感情にフォーカスしてあげると良いです。
▼「今や過去の延長線上にオーダーしがち」関連記事を読む
女性性(右脳)優位の場合
この場合は、あなたの願いについて妄想だけで終わらせてしまわないように、しっかりとした言語化と、実際的な行動について考えていくと良いです。
オーダーを叶えるにあたって必要な分析をして、
- 叶えるためには何が必要か?
- 何をするべきか?
- 今何をすることが必要で、近い将来何をすると最も効率的に叶えることにつながるのか?
といった点を明確にして、一つずつ実行する癖をつけられると望みが現実化しやすくなります。
まとめ
ここまで、女性性(右脳)と男性性(左脳)のバランスの良い使い方について書きました。
簡単におさらいすると
女性性(右脳)でワクワク〜と感情が動くものをキャッチ
↓
男性性(左脳)で言語化してオーダー&必要な行動をしてあげる。
という順番で女性性と男性性をバランスよく使うとオーダーが最短で叶います、ということでした。
皆さんの願いや行動をする時の思考をよ〜く観察していくと、意外と
- 30歳までに結婚できないとどんどん確率が下がるから
- 昇進するにはこの仕事を最低でも5年は担当しないといけないから
- 復縁をするならまず音信不通をなんとかしないといけないからまずは連絡を…
など、世間の常識や過去の例を基準に自分の願いをみていることが多いです。
一度改めて、願い自体もその叶え方も、常識を介さず、皆さんの素直な願いを見直してあげてください。
突破口が見えると願いがサクッと叶っていきますよ。