自分を変えたい…
今の私じゃない新しい私になりたい…
私このままでいいのかな…
今の人生に100%満足しているとはっきり思えないとき「自分を変えたい…」そんな気持ちになることもありますよね。
この記事を書いている私自身も、過去に「自分を変えたい」と強く思ったひとりです。
今の私のままでは、この満足いかない現実がずっと続いてしまう…変わらなければ…
20年ほど前にそう一念発起して、心理の世界を学び、今にいたります。
(当時の悩みは全て理想以上の形で解決しました)
Contents
「自分を変えたい…」それはステージアップの予兆
何かきっかけがあったにしろ、何もなかったにせよ「自分を変えたい…」そんな気持ちが出てきたときには、人生のステージアップの予兆と捉えて良いと思います。
ステージアップと一口に言っても状況は様々です。
人生全体ががらりと変わる場合もあれば、恋愛やお金、仕事など特定のジャンルが変わる場合もあるでしょう。
ですが、共通して言えるのは「もっと成長した自分らしい豊かな毎日が待っている」と言うこと。
自分を変えるなんて無理だ、と不安になる必要はありません。
この記事が、まだ見ぬ最高の未来への手引書がわりになれば嬉しいです。
自分を変えたい心境になるタイミング
では、自分を変える具体的な方法に入る前に「自分を変えたい…」という気持ちになるタイミングについて整理しましょう。
このメディアを運営している私たちの自己対話の学校(脳トレカレッジ)には、様々な人生のステージにいる女性たちがご相談にお越しになります。
(多いのは20代〜40代です)
その方々に共通する3つのタイミングを解説します。
(1)ネガティブな出来事が起こったとき
1つ目に、ネガティブな出来事が起こったときに「自分を変えたい…」このような心境になります。
これはイメージしやすいですよね。
ご相談者さまのご事情はそれぞれで、失恋、婚約破棄、大好きな人の浮気、不倫、借金、リストラ、死別、遺産問題、介護など…
自分の人生を放棄したくなるような、ネガティブな出来事が起こったときに「自分を変えたい…」とお越しになります。
今の自分のままではこれ以上良い未来は望めない
このように悟ったとき、自分を変えることに抵抗がなくなるのだと思います。(過去の私もこのパターンでした)
(2)人生が停滞しているように感じたとき
2つ目に、人生が停滞しているように感じたときも「自分を変えたい…」と感じことが多いようです。
(1)ネガティブな出来事が起こったときほど強烈な衝撃はないのですが、じわじわと真綿で首を絞められているような苦しさを感じています。
- 「今の人生で狂いそうなほどネガティブなことはない」
- 「でも満足しているかの答えはNOである」
- 「何とか我慢ができる位の不満が常にある」
- 「かといってこのまま毎日を過ごしていても、一髪逆転みたいな未来はイメージできない」
安定と言えば聞こえはいいけれど、なんとか我慢できる程度の不満を持った低空飛行が続いている。
このように、良くも悪くも人生が停滞している時にも「自分を変えたい…」という心境になることが多いようです。
(3)絶対に手に入れたい未来が見えたとき
3つ目に、絶対に手に入れたい未来が見えたときにも自分を変えたいと強く思うようです。
このパターンはとてもポジティブなきっかけですね。
今まで特に叶えたい夢もなく生きてきたけど、ある時誰か(何か)の存在を知って、強烈に心惹かれる。
あんな未来が欲しい!
あの人と一緒にいたい!
あそこに行きたい!
強い衝動と共に、今の自分ではあの未来は手に入らないだろうと判断したときに、変わる決心がつくのでしょう。
自分を変えることは、アイデンティティを失うことではない
私たちが運営している自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、脳と心のトレーニングを行うことによって
悩みを解消し、願いを叶えるメソッドをお伝えしています。
その中でも、悩みを解消する、願いを叶えるということは、
「少なからず今の自分から変化する」
ということだとお伝えしています。
人はそもそも「変わること」に抵抗があるもの
「自分を変えたい」と思ってもそもそも人は変わるということ自体に抵抗がある生き物です。
【ホメオスタシス】
百科事典マイペディア
生体恒常性とも。生体が外的・内的環境の絶えざる変化の中におかれながら,形態的・生理的状態を一定に保とうとする性質。
恒常性(ホメオスタシス)とは行動習慣や思考習慣などにも適用される性質で、たとえ今よりも良くなるとしても、
「変わる」ということ自体をストレスとして認識してしまうので、
定着するまでは元に戻ろうとするのです。
基本的な性格やアイデンティティは失わずに変わることもできる
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)で提供しているレッスンでも、
変わりたいけれど今までの自分を失いたくない
今までの自分を否定するようで嫌
と、変わること自体になかなか踏み切れない方もいらっしゃいます。
ですが、みなさんの大切な自我や個性、性格やアイデンティティを大切にしながら、より良い自分に変わっていくことはできます。
その場合は、
何を大切にしたいのか?
を繰り返し確認しながら変わっていくことを私たちのコンサルでもおすすめしています。
自分を変えたい!自分のことを知りなりたい像を決める3STEP
今の自分を変えて、より素敵な自分になるためには、
- 今の自分はどんな人か
- 自分の中であまり気に入っていないところはあるのか
- どこを変えたいのか
- どんなふうになりたいのか
- どんな生活を送る自分になりたいのか
自分自身の現在や想いを知っていくことが必要になります。
ここから3STEPで問いかけていきましょう。
この記事の最後の方で「自分を知る」ためにおすすめの書籍をご紹介します。
STEP1:今の自分はどんな人か知る
まずは今の自分を知るための問いかけをしていきましょう。
- 普段どんな1日を送っている?
- 毎日どんな気持ちで生活している?
- 自分の好きなところは?
- 毎日の生活や仕事、人間関係などでどうしても譲れない大切にしたいことはある?
- 今までの人生で一番嬉しかったことは?
- 今までの人生で心残りはある?
STEP2:どの部分を変えたいか明確にする
次に今の自分や生活の「変えたいところ」を見つけていきましょう。
- 今の自分の気に入らないこと、不満に思っていることは?
- 今の生活の気に入らないこと、不満に思っていることは?
- 人生でこれだけは叶えたい!やり遂げたい!と思うことは?
- 「ここさえ変われば幸せなのに…」と思うことは?
- 羨ましい人はいる?
羨ましい人は実は自分の未来像であることが多いです。
実現可能なので羨ましいと感じているんですね。
STEP3:理想の姿を決める
理想の姿を見つけるヒントになる問いかけをあげていきます。
- 毎日の生活で大切にしていきたいことは?
- どんな感情を感じて毎日を暮らしていきたい?
- 憧れの人はいる?
- 理想の自分と今の自分はどんな違いがありそう?
- 一生に一回でいいから手にしてみたい、体験してみたい、と思うものは?
- 小さい頃の夢は?
どうせ自分には無理…と思えても「意外と手に入った!」という例は枚挙に暇がありません。
自分を変えるには難易度がある
では、自分を変えたいとき、具体的にどうしたらいいのでしょうか?
私はこれまで10年余り、様々なライフステージにいる多くの女性から数え切れないお悩みを伺ってきました。
その経験から、自分を変える方法はたくさんありますが、それぞれ難易度が異なります。
この記事では、難易度が低い順から4段階、各項目で5つ、合計20個の「自分を変える方法」をご紹介します。
今、自分はどの難易度のチャレンジができるのか?そんなゲーム感覚でも楽しんでいただけたら嬉しいです。
難易度1:見た目(外面)を変化させる
まず最初にご紹介する難易度1 は「見た目、外見を変化させること」です。
そもそも私たち人間は、本能の部分で「変わりたくない」とインプットされています。
これは性格の問題ではなく、生物としての本能です。
そのため、変わることそのものが私たちにとってはストレスであり、ストレスを感じた脳は報酬を求めます。(心地よさや達成感など)
見た目は最も変化させやすく、最も変化がわかりやすいです。
わかりやすさ=脳にとっては報酬に繋がります。
そのため、自分を変えるステップとして最初に取り組むには最適です。
では次からさらに具体的に「見た目を変化させる」例を挙げていきます。
(1)髪型を変える
1つ目に髪型を変えてみましょう。
ロングだった人がショートにしても素敵です。
前髪を作っていなかった人が前髪を作っても可愛いでしょう。
ストレートだった人は巻いてみてはいかがでしょうか?
あなたの周りの友人でも、髪型を変えたら急にあか抜けた人もいますよね。
人の印象に大きな影響与える髪型から、変化を始めてみても良いかもしれません。
(2)服装を変える
服装を変えるのも難しくはなく、すぐに取り組めることでしょう。
「自分を変えたい」そんな心の声が聞こえてきたら、まずはお気に入りのワンピースを1枚新調してみましょう。
学校や職場の規則で自由な服装が難しい方は、下着をガラッと変えるのでも構いません。
新しいランジェリーやお気に入りのワンピースをまとった自分を鏡で見る。
昨日までとは少し違った自分が見えてきませんか?
いつもの服をお休みして新しい服に身を包み、新しい私になってお出かけしてみてください。
きっと心境の変化を感じることができると思います。
(3)スキンケア・メイクを変える
スキンケアやメイクを変えてみるのもおすすめです。
自分が鏡を見たとき、真っ先に視線が行くのは自分の顔。
- アイラインをいつもよりハッキリ引いてみる。
- 使ったことのない明るい色のアイシャドーにチャレンジしてみる。
- 眉の形をいつもと変えてみる。
自分に合うメイクがわからないよ!
そんな人は百貨店のメイクコスメコーナーに立ち寄ってみましょう。
たくさんのプロたちが、いつもとは違うあなたを引き出してくれると思います。
メイクがあまり好きではない方は、スキンケアにこだわってみるのも良いと思います。
綺麗な人や印象の良い人、清潔感の良い印象を周りに与える人ほど、メイクよりもスキンケアにこだわっている、という方が多い印象です。
まずは基礎化粧品から自分の肌に合っているか、見直してみてはいかがでしょうか。
(4)体型を変える
少し大変ではありますが、体型を変えるのも手です。
最近、運動不足でお肉がついてきたなぁ…と思ったら、少し体脂肪を気にしてみましょう。
二の腕がプルプルになってきたなぁと感じたら、筋トレに挑戦しましょう。
1日2日で効果が出るものではありませんが、周りからの印象もガラッと変わりますので、チャレンジしてみるのも良いでしょう。
(5)香水を変える
5つ目に、少し別角度からご提案です。
あなたは普段から香水をつけていますか?
もしつけているようであれば、香水を変えてみるのもおすすめです。
先ほどまでご紹介した4つは、主に視覚情報を刺激するものでした。
ですが実は、私たち人間の五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、体感覚)で1番本能に直結しているのは嗅覚と言われています。
匂いと記憶は密接に結びついています。
もしネガティブな出来事が多かった時期に付けていた香水があれば、種類を変えてみるのも手かもしれません。
(6)持ち物を変える
持ち物から理想の自分に寄せてみるのも良いでしょう。
金銭的な余裕があれば、外側の持ち物から理想の自分に合わせていくことで、段々と内面がついてくる…という方もいらっしゃいます。
持ち物を変える余裕がなくても、清潔感が出るように持ち物のメンテナンスも忘れないようにしたいですね。
- 割れたスマホの画面を直す
- カバンの持ち手や角が汚れていたら交換する
- ハンカチにアイロンをかける
- 靴はきちんと磨く
- 靴のヒールが擦り切れて歩く時にカツカツ音が鳴らないかチェックする
- ポーチやキーホルダーがが汚れていたら洗う
- 襟が伸びていたり毛玉のついた服は処分する
こんな小さな心がけでも、印象がグッと変わるはずです。
(7)笑顔の練習をしてみる
「笑顔の練習」も変わった自分を演出するのに良いかもしれません。
みなさんは自分の表情に気を遣って生活したことはありますか?
ちなみにとある企業が行った【現代人の笑顔に関する調査】では
「意図的に笑顔になるように心がけていますか?」という問いに対しての調査結果はこちらになります。
「意図的に笑顔になるように心がけていますか?」
株式会社EQ プレスリリース
とても心がけている:10.6%
やや心がけている:35.7%
あまり心がけていない:37.8%
まったく心がけていない:15.9%
「笑顔は最高のおしゃれ」という方もいるように、笑顔でいるだけで他者に与える印象はかなり変わるようです。
同企業の調査でも「笑顔にはどのような効果があると思いますか?」という問いに対して
「笑顔にはどのような効果があると思いますか?」
株式会社EQ プレスリリース
相手の心をなごませる:59.3%
コミュニケーションがうまくいく:56.3%
人間関係が円滑になる:50.3%
自分の心が安定する:42.7%
幸福感を得られる:36.7%
健康になる:26.1%
よく眠れるようになる:9.1%
という調査結果が出たそうです。
他者に与える印象が良くなるだけでなく、良い生活習慣を誘引する効果も笑顔にはあるようですね。
表情筋のトレーニングとして
- 口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と言う
- 割り箸を上前歯から左右4番目が見えるように挟んで1分待つ
など簡単なことから取り入れてみてはいかがでしょうか。
難易度2:行動を変化させる
「自分を変えたい…」そう思ったら、ぜひ行動も変化させてみましょう。
行動は「習慣」と言い換えることもできますが、長年かけて作り上げた習慣を変更するのは、見た目を変更するよりも難易度が高いです。
そのため、少しずつ少しずつ行動習慣を変えていくのがおすすめです。
ではこちらでも7つご紹介しましょう。
(1)食事を変える
1つ目に、食事を変えるのもおすすめです。
私たち人間は誰しも食べたもので体ができています。
心と体は密接に繋がっているため、体の調子が悪いと心も塞いでしまいがち。
食事を変えることで体内環境が整うと、ポジティブな考えが浮かびやすいです。
最近の研究では、幸せホルモンを司る善玉菌は腸内に存在するとも言われていますね。
口にするものをいつもよりこだわって選んでみてはいかがでしょうか。
さらにこだわりたい方のために、美しい食事の食べ方やテーブルマナーに関するおすすめ書籍も後述いたします。
(2)運動習慣を変える
2つ目に、運動習慣を変えることもお勧めです。
もともと運動するのが好きな人は、この機会に何か新しい趣味やスポーツを始めてみてもいいかもしれません。
運動があまり得意ではない方は、小さなことで構いません。
- エスカレーターではなく階段を使ってみる
- 一駅分歩いてみる
- 朝と夜の散歩を取り入れてみる
体を動かして血液を全身に行き渡らせると、心にも体にも良い影響があることは間違いないでしょう。
(3)朝型生活に変える
生活リズムを朝型に変えてみるのも良いでしょう。
人間には、もともと生まれつき朝型生活が合う人、夜型生活が合う人といるようですが、基本的には朝型が多いようです。
夜はそもそもネガティブなことを考えがちです。
- 1日の終わりに温かいお風呂に浸かり、ハーブティーやホットミルクでリラックス。
- お気に入りのアロマを炊いて、早寝する。
- 朝、すっきり目覚めて、太陽の光を浴びる。
- 今日の目標を決めて活動開始。
これだけでも、なんとなく人生が好転している感覚を得ることができると思います。
(4)読書の時間を取る
意識的に読書の時間を取るのも良いですね。
今はSNSやネットで、誰でも簡単に大量の情報を取得することができますが、私個人的には紙の本に勝るものはないと思っています。
何年、何十年、何百年も昔に生きた偉人たちが、一生をかけて得た知見を、本という形で惜しみなく与えてくれています。
日常生活では知ることができない名言や、考え方に触れることもできるでしょう。
「自分を変えたい…」そう思った時に、どう変わっていきたいのか?変わった先にどんな未来が待っているのか?自問自答することも増えると思います。
読書が苦手な人は、良い映画や長く愛される曲に触れるのもおすすめです。
この記事の終わりの方で「自分を変えたい」時に読みたいおすすめ書籍をご紹介いたします。
(5)1日1つ普段と違うことをする
5つ目に、1日1つ普段と違うことをするのもおすすめです。
具体的に「何を、どうする」といった制限はありません。
この記事を読んでいるあなたは、あなた特有の日常のルーティンがあると思います。
そのルーティーンを1つでも何か崩すことで、変化に対する準備運動をしておくようなイメージです。
- いつもシャワー派だけど、今日は湯船につかってみる
- いつもスカートだけど、今日はパンツにしてみる
- いつもいただく食後の甘いものを、今日は控えてみる
些細なことで構いません。
1日1つ何か日常生活に新しいものを取り入れて、新しい風を吹き込んでみてください。
最初はほんの小さな風だったものが、どんどん大きくなって、いつの間にかあなたの人生が大きく変わっているかもしれません。
(6)使う言葉を変えてみる
使う言葉を変えてみるのも良いでしょう。
マザー・テレサの有名な言葉をこちらに載せておきます。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
この記事全体の内容にも関連しますが、使う言葉はその人そのものを表します。
言葉の使い方1つを変えるだけで良くも悪くもその方の印象がグッと変わりますよね。
企業によってはお客様対応のため、方言を直さないと入社でいない企業もあるとか。
それほどまでに、その人の印象を左右する「言葉」、今日から少し意識してみてはいかがでしょうか。
言葉を変えるのにおすすめの書籍を後述いたします。
(7)日々小さな目標を決めて行動する習慣をつける
日々小さな目標を決めて行動する習慣をつけるのもおすすめです。
この方法の良いところは、成功体験を積み重ねることができることと、少しずつ目標を大きくしてくことで「目標を達成する」ことが日常にできることです。
先にも書いた通り、人は「変化すること」がそもそもストレスに感じる生き物です。
ですから、大きく変化をしたい人ほど変わることがストレスになり心身ともにエネルギーが必要になります。
そのため、日々小さな目標を決めて達成することを習慣づけることで、なりたい姿になることの抵抗が少なくなるのですね。
小さなことからで構いません。
- 洗濯物を10時までに終わらせるぞ
- この業務は15時までに終わらせよう
- 今日は一駅分歩こう
- 美容のために今日はサラダを食べよう
こういった小さな決め事を叶えていくことで自己効力感(エフィカシー)も上がるため、より効果的に自分を変えることができます。
難易度3:思考(内面)を変化させる
続いて、難易度が少し上がりますが、思考(内面)を変化させる5つの方法です。
(1)尊敬できる人を見つける
1つ目に、尊敬できる人を見つけてみましょう。
私たちは誰しも、尊敬していない人、よく知らない人、嫌いな人からのアドバイスにはつい反発したくなってしまいますよね。
ですが「この人のようになりたいな」と尊敬できる人から、何かアドバイスをいただいた場合、素直に取り入れることができるかと思います。
直接会えるような立場にいる方でも、直接会うのは難しいような立場の方でも、はたまたこの世には実在しない故人や物語のキャラクターでも構いません。
この人はとても尊敬できるなぁ
この人のこんなところが素敵だなぁ
そう心から素直に思える人を見つけてみて下さい。
きっとあなたの内面を変える指針になってくれると思います。
(2)他者の考えを広く知る
2つ目に、他人の考えを広く知ることも効果的です。
「自分を変えたい…」そう思った場合、どのように変わったらいいか迷うことも多いでしょう。
その際
他の人はどのように考えているの?
どんな人生を送っているの?
どんなふうに物事を捉えているの?
こういった視点を広く持っておくのはとてもおすすめです。
もし尊敬できる人と話せるような機会があるなら、ぜひチャンスをものにしましょう。
きっとあなたの殻を破るためのヒントが得られると思います。
(3)自分への理解を深める
3つ目に、自分への理解を深めることも大事です。
先にもお伝えしたように「自分を変えたい…」そう感じたとしても、そもそも自分はどのような人物なのでしょうか?
年齢、性別、職業などわかりやすい肩書ではありません。
どんな時に何を考え、どんな人生を送ってきて、何を大事にしているのか?
この先の未来で何を手に入れたいと思っているのか?
自分が自分を理解していないと「変わりたいとは思うけど、どう変わりたいのかが不明」といった状態になってしまいます。
今は自己理解を助けるためのサポートも多くあります。セミナーに参加したり、カウンセリングやコーチングサービスを利用することで、自分への理解を急速に深めることもできると思います。
(4)カウンセリングを受ける
4つ目に、カウンセリングを受けるのもおすすめです。
「カウンセリングは精神を病んだ人が受けるもの」のようなイメージが強いですが、そんなことはありません。
日本にカウンセリング文化が根付いていないだけで、例えばアメリカでは誰もがかかりつけのカウンセラーを持っているような状況です。
カウンセリングは、精神疾患の治療・診断を目的としたものから、頭を整理し、自己理解を深める目的で使われることもあります。
このメディアを運用している私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)も、カウンセリングサービスの一環と言って良いでしょう。
(どちらかと言うとコーチング要素が強いですが、場合によっては、カウンセリング要素が強くなることも多いです)
(5)コーチングを受ける
5つ目に、コーチングを受けるのも良いでしょう。
カウンセリングとコーチングの違いを簡単に補足すると、下記のようになります。
- カウンセリング→主に悩んでいる状態を悩んでいない状態にする。
- コーチング→悩んでいない状態から、さらにより良い未来を追求する。
コーチと話しながら、人生の明確な目標を設定しても良いでしょう。
コーチングを通して、自分でも知らなかった自分や、心の深い望みが発掘されることもあります。
新たに発見した望みを叶えてあげることで、結果的に「自分を変えたい…」という望みが叶うことも多々あります。
(6)思い込みを手放す練習をする
思い込みを手放すのも、自分を変えるのにとても大切です。
どれだけ自分を変えたいと努力をしても「どうせ私には無理」「何をやっても変われない」などの思い込みが入っていては、なかなか変わることが難しくなります。
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)では脳と心のトレーニングで悩みを解消し願いを叶える方法をお伝えしていますが、
潜在意識にアプローチして脳内設定を変えることに注力しているため、思い込みの書き換えはぜひお任せいただきたいです。
こちらに思い込みを外すための無料記事をご紹介します。
動画でのレッスンもありますのでよろしければ公式LINEからご覧ください。
難易度4:環境を変化させる
それでは最高難易度である「環境ごと変化させる方法」についても解説します。
「自分を変えたい…」この言葉の裏には「今の自分では得ることができない未来が欲しい」といった願いも含まれています。
ここまでさまざまな「自分を変えるための方法」をご紹介してきましたが、私たち人間が最も影響を受けるのは環境です。
環境とは、自分の目に映るもの、自分の体を取り囲むもの全てを指します。
例えば、生まれたばかりばかりの赤ちゃんにとっての環境とは、家庭環境を指し、全寮制の学校に通っている高校生にとっては、学校そのものが環境となります。
社会人にとっては、会社やプライベートでの人間関係や趣味が環境となります。
私たちを取り巻く環境をガラッと変えることができると、その分変化も大きくなります。
ここでは5つの環境を変える方法を紹介します。
(1)住む家を変える
1つ目に、住む家を変えることも環境を変えることの1つです。
- 今までより少し家賃の高いところに住む。
- マンションから一軒家に引っ越してみる。
地域を大きく変えずとも、1ブロック隣のマンションに引っ越すだけでも構いません。
地方で大きな土地に住んでいる人は、今まで母屋に自室を構えていたのを離れに住んでも同じ効果があります。
朝起きてすぐと、夜寝る前の景色を変えるだけで、脳はガラッと環境が変わったような印象を受けます。
(2)別の土地に引っ越す(移住/Iターン/Uターン)
2つ目に、別の土地に引っ越すのも自分を変えたい場合には有効です。
今は地方移住やIターンUターンなど、働き方にも多様性が出てきましたよね。
都会から地方へ、地方から都会へ。
家の玄関を出た後も、目の前に広がっている景色が異なる場所に行くことで、自分を変える刺激になります。
人生が停滞している原因の一つに「土地や地域との相性がイマイチ」なこともあります。
自分を変えたい時は、旅がてら心地よく過ごせる土地を探しても良いかもしれません。
(3)転職する(起業する)
3つ目に、働き方を変えるのもおすすめです。
働き方を変えるといっても、何も転職だけではありません。
今は働き方も多様化してますから
- 同じ会社に勤めたまま正社員から業務委託に変更する
- 同じ会社で部署の移動願いを出してみる
このように、ベースは変えずに環境、働き方、業務内容、同僚、上司を変えることもできますよね。
もし、もっと大きめに変化を促すなら、転職してしまっても良いですし、フリーランスになる道もありますね。
(4)結婚・離婚・再婚する
4つ目に結婚・離婚・再婚も大きな環境の変化でしょう。
もちろん結婚も離婚も再婚も、自分1人で決められることではありませんから、他のものよりハードルが高いかもしれませんね。
これらの変化は「自分自身は変わらずに、周りの環境が変わる」というよりも「苗字や見られ方も含めて、自分自身の変化が大きい」です。
そのため、人生の停滞感を打破する手段としては、とても効果的でしょう。
(5)言語・文化が異なる地に移る
5つ目に、思い切って言語・文化が異なる海外に移ってしまうのも1つの手です。
「自分を変えたい…」そう感じたときに、今の生活基盤(日本で正社員として働いている)を保ったまま自分を変える方法ももちろんあります。
ですが、それ以上にもっとダイナミックな変化を起こしたいのであれば、(英語など言語の課題がありますが)自分が身を置く国ごと変えてしまうのも効果抜群です。
日本では「仕事ができない、自信なさげな人」という印象だった人が、海外移住した途端、自信に満ち溢れて成功したなどの例は数多くあります。
思い切った決断にはなりますが、日本以外の国に身を置くことも選択肢に入れても良いかと思います。
自分を変えたいときにおすすめの本・書籍
ではこちらに、今までご紹介した「自分を変えたい」時の方法の参考になる書籍をご紹介します。
(書籍名をクリックするとリンクに飛びます)
┗ 夢を叶えるための抽象化、言語化の方法を学べます。
「自分を知る」ための質問集が1000問収録されているのでおすすめです。
生まれ変わるくらい自分を変えたいなら一気に取り組む
さて、ここまで難易度別に4つの段階に分けて、合計20個の「自分を変える方法」をご紹介してきました。
すぐに取り組めそうなものもあれば、ちょっと荷が重いと感じるものもあったかと思います。
ここに挙げた20のアクションは、私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)が10年余り「悩んでいる状態から人生を変えた女性たち」を観察し続けて、実際に効果があったものばかりです。
もし、今この記事を読んでいるあなたが「何もかも捨てて人生リセットするくらい自分を変えたい」そんな状態ならば…ご紹介した20のアクションを、すべて一気にやってしまう手もあります。
その分の負荷がかかりますが、本人の気持ちさえあれば、私たちは生きながらにして生まれ変わることができます。
今の人生にどうしても嫌気がさしてしまったとしても、いつでも自分を変えることはできると知ってくださいね。
自分史上最高の私になろう
「自分を変えたい…」そんな気持ちが出てきたあなたは、人生がステージアップする前段階であることは間違いありません。
きっと変わりたいと思った背景には、ネガティブな出来事があった人も多いでしょうし、今の人生に100%満足していないのだと思います。
ですが私たちは、決心したその瞬間から別人に変わることができます。
今の私が1番好き!
未来の私はもっと大好きだと思う!
そう心から言える自分になるために、自分史上最高の私を更新し続けていきましょう。
今回の内容が願いを叶えるのに大きく役立つ理由を、自己対話の学校(脳トレカレッジ)の基礎講座「14.タイムラグの存在意義」「15.時間の流れの調整法」でお話ししています。メンバー様は動画を確認してみてくださいね。