自分に自信がないことで、もどかしい思いをしている人もきっと多いですよね。
自信がなくて1歩が踏み出せなかった…
もっと可愛かったら自信が持てるのに…
自分に自信をつけたい…
自信のなさから積極的になれず、チャンスを逃して、悔しい思いをした経験は、きっと誰にでもあるかと思います。
このメディアを運営している私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)は、10年余にわたって、様々なライフステージの女性のお悩みを伺ってきました。
ご相談で多いのは主に人間関係、特に恋愛についてですが、常々感じるのは「現代社会で自分に自信を持っている人の方が、レアな存在である」ということです。
Contents
自信とは「自分を信じる力」のこと
そもそも自信とは何でしょうか?
自己肯定感や自己効力感、自己受容など「自信」と似たような意味で使われる心理学の用語も多くあり、混乱することもあるでしょう。
「自信」の漢字を分解すると『自らを信じる』と書きますね。
つまり自信とは「自分を信じる力」と言い換えることもできるでしょう。
「自分を信じる力」シンプルなようでいて奥深いですよね。
- 何か実績があれば自分を信じられるのか?
- 何も実績がない状態でも信じられるのか?
「自信とは何か?」を定義しようとすると、必然的に「何を持って自分のことを信じるか?」という問いかけにも繋がるので、なかなかすぐに答えを出せる人も少ないでしょう。
自分に自信がなくなりやすい5つの分野
「自分に自信がない」といっても、人生すべてのジャンルで「自信のない人」は珍しいです。
仕事への自信はあるのだけど、恋愛だけがどうも…
友達関係はいつも良好だけど、家族関係が昔から…
こういった「○○への自信はあるのだけど、△△の自信が1mmもない…」とおっしゃる方が大半です。
ここでは、よくご相談いただく「自信をなくしている人が多い5大ジャンル」について解説します。
(1)恋愛・異性との関係
1つ目に、恋愛・異性との関係に、自信がない人も多いです。
(私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)にお越しになる方は、このケースが一番多いです)
- 今まで一度も恋愛で満足できたことがない
- 結婚したいのになぜかできない
- 既婚者を好きになってしまって苦しい
- 男性経験がないことがコンプレックス
- 片思い歴10年、実る気配がない
肌感覚でしかありませんが、多数のご相談を伺う中で
「恋愛や異性との関係にコンプレックスを持っている方」は、職場で素晴らしいキャリアを積んでいることが多いです。
恋愛や結婚が全てではありませんが、まだまだ結婚適齢期という言葉に代表されるように「結婚してこそ、女性として一人前」といった風潮もあるでしょう。
恋愛・結婚がうまくいかないことで、自分への自信をなくしてしまい、苦しんでいる人がとても多いです。
(2)親・上司・先達者との関係
2つ目に、親・上司・先達者との関係に、自信がない人も多いです。
(自己対話の学校(脳トレカレッジ)にお越しになる方で2番目に多いケースです)
恋愛や友人関係のご相談でお越しになったとしても、実は親子関係に問題の源があるケースも多いです。
親は、私たちがこの世界に生まれて1番最初に接する大人であり、絶対的な権力者であり、私たちの生命を握っている存在です。
親との関係がうまく築けなかったことが原因で「新しい世界での絶対的権力者」例えば
- 職場の上司
- 業界のトップランナー
- コミュニティのリーダー
そういった「自分が参画した世界の絶対的権力者」との関係性をこじらせてしまい、自信をなくす人も多いです。
(3)美容・健康
3つ目に、美容・健康に、自信がない人も少なくありません。
美容に気をつかっている女性は多いですが、顔の造形や体型など「見た目」が理由で自信をなくしている人も少なくありません。
また、美容と似ているケースとして、自らの健康問題…体に対する自信のなさから消極的になっている人も一定数いらっしゃいます。
- 自分の見た目が嫌い
- 身長が高すぎて可愛くない
- 生まれつきの持病で生活が制限されてる
- 重病で入院し、退院したものの不安が消えない
「美容」と「健康」は、一見別ジャンルのように思いますが、自分の体への信頼感、関係性という意味で共通点が多いです。
自分の「物理的な意味での肉体」への信頼感が弱く
自分が叶えたいことがあっても、この肉体のせいで叶えられないのではないか(美しくないから、もしくは健康ではないから)
このような理由で、人生に消極的になっている方も一定数いらっしゃいます。
(4)自分自身について
4つ目に、自分自身に対しての自信がない人も一定数います。
ここまでご紹介してきた(1)~(3)と異なり、少々見えづらいというか、認識しにくい、わかりにくいものですが「自分自身の思考や感性」についてまるで自信がない方もいます。
- いったい何が正解なの?
- この場合は、どんな感情を持つのが適切?
- どう考えて、どう振る舞うのがセオリー?
「人間は考える葦である」とは、フランスの有名な哲学者・パスカルの言葉ですが、人間は自然の中では葦のように弱い存在ですが「考える」という偉大な力を持っている、と述べています。
私たち人間は「肉体」と「精神」で構成されています。
日々の思考や感情、好き嫌い…何らかの原因で、こういった「自分が考えていること、自分が感じること」全てが間違っているのではないか?といった思い込みを持っている方もいらっしゃいます。
このパターンの方は「自分の感覚、感情の全てが信用できない」ため、常に正解探しをしていることが多いです。
また「肉体」への依存が強くなるので、自分の肉体を強く実感できるという意味で、風俗など「究極の肉体労働」を選ぶ方もお見かけします。
(5)自分のパフォーマンス力について
5つ目に、自分のパフォーマンス力に自信がない人も稀ですがいます。
パフォーマンスといっても、何もステージの上でショーをすることではありません。
- 入試や受験などの節目となる試験
- 部活やスポーツの大事な試合
- 就活や転職の面接
- 仕事のオーディション
- 好きな人との初デート
- コンクールやコンテスト
「ここぞと言う時」といった表現が適切なタイミングで、本来の能力を発揮することができず、自信をなくす人もいらっしゃいます。
「努力しているのに、なぜか目標達成できないことが続く」方は、このパターンかもしれません。
自信が消えてしまうきっかけ【分野別】
次に、自信が消えてしまうきっかけについて考えてみましょう。
私たちは生まれた瞬間から「自信のない赤ちゃん」だったわけではありません。
人生の中で多くのポジティブな成功体験を積んだり、ネガティブな失敗を重ねながら、 人格が作られていきます。
自信が消えてしまうきっかけには、どのようなものがあるのでしょうか?
(1)失恋、片思い、婚約破棄を経験した
1つ目に、失恋、片思い、婚約破棄を経験したことがきっかけで、自信をなくしてしまう人も多いです。
私も含め、失恋は多くの人が経験することだとは思いますが、どのくらい心にダメージを受けるかは人それぞれです。
- 何年も結婚前提でお付き合いしていたのに、相手が既婚者だった
- 婚約して相手の家にご挨拶まで行ったのに、突然の婚約破棄
中にはこのように辛いネガティブ経験をした方もいます。
(2)親や先生が支配的だった
2つ目に、親や先生が支配的だったため、自信を育むことができなかった人もいます。
- 子供時代の思い出が暗いものばかり
- 家庭でも常に緊張しっぱなしだった
- 親が自分を理解してくれないと感じていた
- 理想の家庭は夢物語だと思っていた
子供にとって親は絶対的な権力者です。
愛情で繋がる関係ではなく、支配と従属で繋がる関係で育った場合、自信を育むことは難しいでしょう。
(3)容姿、健康状態に満足してない
3つ目に、容姿、健康状態に関するトラウマで、自信が持てなくなった人も一定数います。
- 好きな人から「ブサイクは無理」と振られた
- ダイエットや筋トレが失敗続き
- 持病のため結婚を諦めている
特に、中学生や高校生などの思春期に、自分の容姿の特徴を揶揄われた経験があると、その後の恋愛や対人関係に影響してしまうのも無理はありません。
(4)自分の思考、感性を否定され続けた
4つ目に、自分の思考、感性を否定され続けたことがきっかけで、自信をなくしてしまう人も存在します。
- 全て親のレールに従って生きてきた
- 自分が好きなものを選ばせてもらえなかった
- 「あなたはこれが好きよね!」と好みを押し付けられて生きてきた
- 他人に自分のセンスを否定された
自分が「素敵!」と思ったものを否定され続けたり、自分の考えや好みは存在しないかのように扱われると、自身も消えてしまいますよね。
他人の正解を自分の正解とするような思考癖がある人は、このタイプかもしれません。
(5)何事も思うような結果が出ない
5つ目に、何事も思うような結果が出ず、消極的になっている人もいるようです。
- 受験勉強を頑張ったのに入試で大失敗した
- 準備を重ねたプレゼン内容を酷評された
- 好きな人との初デートで自分の長所を見せられなかった
中には、自分に自信をつけるために取り組んだプロジェクトで、結果が出ずに落ち込む人もいるでしょう。
「努力しているのに結果が出ない」といった経験を過去にし続けた場合、前向きになれなくなって普通でしょう。
自分に自信をつけるには?
では次に、自分に自信をつけるにはどのような考え方や習慣、行動が必要なのでしょうか?
5大ジャンル別に「自分に自信を持つ方法」を簡単に解説します。
何かしら参考になれば、毎日意識して実践してもらえたら嬉しいです。
自分に自信をつける方法【恋愛編】
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、恋愛に悩むたくさんの女性からご相談をお受けしていますが、恋愛への自信がないと、相手へのアプローチも消極的になってしまいます。
少しずつ、女性としての自信を取り戻しながら進んでいきましょう。
(1)女性で良かったことを考える
1つ目に、女性で良かったことを考えてみましょう。
小さなことで構いません。
女性で良かったなぁ、女性ってラッキーだな
そんな経験を思い返してみましょう。
例えば毎週水曜のレディースデーでお得に食事ができるとか、かわいいお洋服をたくさん着られるとか。
ちなみにこの記事を書いている私は、成人式の着物を選ぶときに色とりどりの衣装を見て「女性で良かったなぁ」と感じました。
(2)自分だけが知っている「女性」を身に纏う
2つ目に、自分だけが知っている「女性」を身に纏うこともおすすめです。
恋愛や結婚に対して自信がなくなっている人の多くは、女性である自分を否定してしまいがちです。
とは言え、いきなり「女性を楽しんでみよう!」と言ってもハードルが高いもの。
そこでまずは「自分だけが知っている女性らしさ」を身に纏ってみましょう。
いつもより少し高いランジェリーでも構いません。ネイルでも、フレグランスでも。
あぁ、私、女性を楽しんでるなぁ
と思えるような経験を自分にさせてあげましょう。
(3)私ならではの魅力を考える
3つ目に、私ならではの魅力を考えるのも有効です。
あなたは女性ではありますが、「あなた」という1人の人間でもあります。女性とか男性とか、そういった性別を超えた「あなたらしさ」「私ならではの長所や魅力」を考えてみることもおすすめです。
(4)異性とカジュアルな関係を楽しむ
4つ目に、異性とカジュアルな関係を楽しんでも良いでしょう。
恋愛や結婚で自信を失っている人は、異性に対して必要以上に警戒しがちです。
連絡先を聞かれた=私と付き合いたいと思っている?
など、極端な思考に走りがちなので、友達関係として楽しめるカジュアルな異性とのご縁を増やしてみるのも良いでしょう。
自分に自信をつける方法【親子関係編】
続いて、親子関係で自信をなくした人にお伝えしたい、4つの情報を紹介します。
親子関係の自信は恋愛とも関連しますので、心当たりがあればぜひ取り組んでみてください。
(1)親を「一人の人間」として見てみる
1つ目に、親を「一人の人間」として見てみましょう。
意外と盲点ですが、私たちが生まれた瞬間から「親は親」であるため、親に「親以外の側面」があることを忘れがちです。
ですが、親であっても私たちと同じように一人の人間ですので、長所もあれば短所もあるでしょう。
ぜひ親を「一人の人間」として見てみてください。
できるならば「近所のおじちゃん、おばちゃん」くらいでも構いません。きっとイメージが変わるのではないでしょうか。
(2)親をフラットに評価してみる
2つ目に、親をフラットに評価してみるのも効果的です。
どうしても親は「生まれた瞬間から自分の命の手綱を握っている人」であったため「親を評価する」といった視点自体がないと思います。
ですが、先もお伝えした通り、親も一人の人間です。
ここは一つ、親の上司になったつもりで、フラットに評価してみてはいかがでしょうか?
今まで見えてこなかった親の新たな側面や、未来の可能性が見えてくるかもしれません。
(3)抜かしてもいいと許可する
3つ目に、抜かしてもいいと許可することにもチャレンジしてみてください。
自分が子供の頃に感じた「強くて、何でもできる親」のイメージがこびりついていると、無意識のうちに親を抜かすことを禁じがちです。
親子関係で自信がなくなっている人の場合、意外と「親を抜かしてもいいと許可すること」が効果的だったりもします。
どんなジャンルでも構いませんので、「親に勝っても良い!」と許可してみてください。
どんな気持ちになるでしょうか?
(4)人徳のあるメンターと関わる
4つ目に、人徳のあるメンターと関わることもおすすめです。
親子関係で自信をなくしてしまった人は、実の親に限らず「目上の人」や「権力者」に対して極端な思考を持っていることが多いです。
権力者は自分を支配しようとする敵だ!
と敵意をむき出しにしてしまったり、逆に「トップに立つ人は聖人であるに違いない」といった極端な姿勢で崇拝してしまったり。
あなたのことを、支配するでもなく、一人の人間として尊重して関係を築いてくれる「人徳のあるメンター」と関わることで、親子関係での思い込みを癒してくれるかもしれません。
自分に自信をつける方法【身体編】
健康なときには、つい意識を向けるのを忘れてしまう体についてもいちどゆっくり考えてみましょう。
体とのコミュニケーションを通して、自分に自信を取り戻していけるといいですね。
(1)今の身体に感謝の気持ちを持つ
1つ目に、今の身体に感謝の気持ちを持つことがおすすめです。
むくみやすいとか、太りやすいとか、足が短いとか…自分の身体に対して、色々と気に入らないこともあるでしょう。
ただ、今日も一日を平和に過ごすことができるのは、私たちの身体が何も意識せずとも働いてくれているからです。
まずは、今の状態に感謝の目を向けてみましょう。
(2)身体のチャームポイントを見つける
2つ目に、身体のチャームポイントを見つけるのも良いでしょう。
自分の体の全てを好きになるのは難しくても、1つか2つ、チャームポイントを見つけることはできませんか?
まつげが長くてマスカラ入らずとか、爪の形が綺麗とか、ムダ毛が少なめで脱毛が楽とか、何でも構いません。
私の身体、ここはいいかも
と感じる点を見つけてみてくださいね。
(3)身体とコミュニケーションを取ってみる
3つ目に、身体とコミュニケーションを取ってみることも有効です。
以前ご縁をいただいた、心と体の専門家(お医者さんも相談に来るような方)であるAさんは、よく臓器と会話をするそうです。
さすがに毎日「臓器と会話をしましょう」とは言いませんが
今日はいつもより浮腫がひどいですね。どんな感じですか?
など、身体の部分部分に声をかけてみることは、自信を取り戻す上で効果的でしょう。
(4)身体の変化を見守る
4つ目に、身体の変化を見守るのも効果的です。
きっと、この記事を読んでくださっている方の多くの方は、成長期を過ぎた大人かと思います。
毎月身長が1cm伸びるような体の成長期は過ぎてしまいましたが、身体の状態は日々変化していくでしょう。
朝の洗顔時にお肌の調子を観察するように、温かい目で体の変化を見守れるようになったら、そう遠くない未来で、身体に対する自信を取り戻すと思います。
自分に自信をつける方法【自分自身編】
それでは、自分自身の思考や感性、感情そのものに対しての自信を取り戻す方法についてご紹介します。
(1)「好き」に素直になってみる
1つ目に、「好き」に素直になってみましょう。
自分自身に自信がない人の場合
私はこれを好きで正解なのだろうか?
私が好きだと思うのは、どれがで適切なのだろうか?
といった思考にハマりがちです。
誰に言わずともOKなので、まずは自分の好き嫌いを認識するところから始めてみましょう。
(2)お気に入りを周りに集めてみる
2つ目に、お気に入りを周りに集めてみるのも良いでしょう。
自分が「いいなぁ、素敵だな、かわいいな」と思った小物でも、食べ物でも構いません。
自分の「お気に入り」を周りに集めてみてください。
- お気に入りのマグカップ
- お気に入りのノート
- お気に入りのデザート
- お気に入りの寝具
自分の「好き」に囲まれることで、感性を取り戻していきましょう。
(3)正解探しをやめる
3つ目に、正解探しをやめることもおすすめです。
自分の思考すること、感じること自体に常に不安を抱えているため、誰かから「正解を与えてもらう」ことを望みがちですが、グッと堪えてみましょう。
もし誰かに対して「これで合ってる?これで正解?」と聞きたくなったら
私はどう思うの?
と問いかけ直してみると効果的です。
(4)自分の感性に従って何かを選んでみる
4つ目に、自分の感性に従って何かを選んでみるのも効果的です。
自分の感性を取り戻せてきたなと感じたら、少し大きな選択を自分にさせてあげましょう。
- 今の仕事は自分の感性で選びましたか?
- 今住んでいる場所はなぜ選びましたか?
今自分が手元に持っている持ち物に対して「これは自分の感性で選んだのか?」問いかけてみて、もし違うようでしたら選び直してみるのもおすすめです。
自分に自信をつける方法【パフォーマンス編】
最後に「ここぞと言うとき」のパフォーマンスがうまくいかず、自信が失っている人にお伝えしたい内容を解説します。
(1)人生で一番ハイパフォーマンスだった時代は?
1つ目に、人生で一番ハイパフォーマンスだった時代を思い出してみましょう。
これまでの人生で「自分がさほど頑張らなくても、ハイパフォーマンスを出せた経験」はありませんか?
小さい頃から周りの大人に可愛がられたとか、特に勉強しなかったけど、学校のテストはよくできたとか、謎にモテたとか。
「頑張っていないけど、なぜかうまくできた経験」を思い出してみましょう。
きっと忘れているだけで、1つ2つ見つかると思います。
(2)たくさん転けてみる
2つ目に、たくさん転けてみることもおすすめです。
たくさん努力したのに、うまくいかなかった経験を重ねると、「ここぞと言うとき」に対し、必要以上に緊張する思考癖がついてしまいます。
緊張するだけならまだしも「絶対にコケてはならない」といった強迫観念に近くなることも。
「ここぞと言うとき」に対する捉え方を軽くするため、「プチ・ここぞと言うとき」をたくさん経験して、たくさん転けてみましょう。
転けることに対して恐怖心がなくなってくれば成功です。
(3)軽い力で結果を出す経験を積む
3つ目に、軽い力で結果を出す経験を積むのも効果的です。
「(2)たくさん転けてみる」とも関連しますが、 「ここぞと言うとき」に対して必要以上に力が入るケースが多いため、軽い力で結果を出すなど考えたこともない人もいるでしょう。
「プチ・ここぞと言うとき」をたくさん経験して転けつつ、軽い力で結果を出す経験をぜひ積んでみてください。
本来のあなたが生まれ持っていたポテンシャルを、徐々に思い出すのではないでしょうか。
(4)気軽なパフォーマンスの機会を増やす
4つ目に、気軽なパフォーマンスの機会を増やしてみましょう。
「ここぞと言うとき」パフォーマンスに対しての、過度な緊張や恐怖心が薄れてきたら、気軽なパフォーマンスの機会を増やしてみましょう。
大人になると受験や入試などの機会は少なくなりますが、気軽なパフォーマンスの機会はいくらでも作ることができます。
はじめての人がいる場所で自己紹介してみるとか、スポーツ競技に参加して、ゲーム中の「ここぞと言うとき」を実力を発揮するとか。
パフォーマンスに対して気持ちが軽くなっていることを実感してみて下さい。
失った自信を取り戻す過程で勇気と魅力を手に入れる
それでは最後にまとめです。
ここまでたくさんの「自分に自信をつける方法」について解説してきましたが、自分に当てはまりそうなものはありましたか?
最後にご紹介するのは、私が個人的に自分に自信をつける最高の方法であり、最高の考え方だと思っている内容ですが…
人は「失った自信」を取り戻す過程で、一緒に「勇気と魅力」を手に入る手に入れるのではないか?と思うのです。
私たちは生まれた瞬間から、自信のない赤ちゃんではなかったはずです。
ですが、様々な経験をして大半の人が、何かしらの分野で自信を失うでしょう。
その後、自分の自信を取り戻すために、勇気を出して行動した人は、その過程で「誰にも真似できない自分ならではの魅力」をも手にいれるのではないでしょうか。
生まれつき持っていたもの(自信)を、何らかのきっかけでなくしたとしても、またそれを再び手に入れるために行動したとき、ご褒美のように「自分ならではの魅力」が新たにプレゼントされるように感じています。
自信をなくすような出来事に対し、ネガティブな印象を持つ人も多いです。
ただ、このように考えると
「自信がなくなるような経験そのものが宝物」だと思えるのではないでしょうか。
この記事が、自信をなくして辛くなっている人のお守りになれば嬉しいです。