今年こそ結婚に繋がる出会いを見つける!
いい人がいたら結婚したいけど…ピンとこなくて。
彼氏と結婚したいけど、彼が乗り気じゃない…
このような希望やお悩みを抱えた方が、コンサルティングにはよくいらっしゃいます。
学校を卒業してすぐくらいから結婚を考える方もいるでしょうし、一度ご結婚されてお別れした後、再婚を考える方もいらっしゃいます。
人を好きになる気持ちは、年齢や性別、状況は関係ありませんから、結婚したいと思った時が結婚適齢期なのだと思います。
ですが「結婚したい」という希望を叶えられる人、なかなか叶えられずに苦しんでいる人が別れてしまっているのも事実です。
経済産業省(結婚相談所の所轄官庁)の調査によると、結婚相談所を通じて結婚に至った人の割合は男女10%との調査結果が出ています。
結婚することが主目的の結婚相談所でも成婚率10%とは、かなり低い数字なのでは…と思いますし、コンサルティングの現場でも結婚の難しさを感じることも多いです。
この記事では「結婚したい私」から「結婚できる私」になるための、メンタル的なポイントについて解説します。
Contents
結婚したい想いは本物ですか?
まず最初にあなたの「結婚したい」想いは本物でしょうか?
結婚したい気持ちに本物も偽物もないでしょう?!
と思いそうですが、実は結婚のご相談をされる方の中には、潜在意識では結婚を望んでいない方も一定数いらっしゃいます。
今時代、結婚は「しなければならないもの」ではありません。
もし仮に「本心では結婚を望んでいない」にも関わらず結婚したとしても、その後長く幸せに過ごすことは難しいです。
「結婚したい私」から「できる私」になるメンタル的なスタートは
今、私が感じている「結婚したい」気持ちは本物なのかな?
と問い掛けるところから始まります。
結婚したいのにできない人の特徴
それでは次に「結婚したいのにできない人の特徴」をご紹介します。
こちらはコンサルティング現場で「結婚したい」とご相談をいただいたものの、なかなかうまく進まない人の共通点でもあります。
当てはまるものがないかチェックしてみて下さいね。
(1)出会いがない、作れない
1つ目に、出会いがない、作れない人は、結婚までの道のりが長そうです。
今の時代、出会いの手段も多様化しましたよね。
- 職場での出会い
- サークルでの出会い
- 学生時代からの出会い
- 友達の紹介
- 行きつけのお店が一緒だった
- マッチングアプリ
- 結婚相談所
- 親戚からのお見合い話
ですが逆に
- 職場は女性ばかり
新しい人間関係を作ることが苦手会社と自宅の往復のみここ何年間も新しい知人がきていない
このような生活を送っていても、なかなか出会いに恵まれる事は少ないです。
環境的に出会いが少ないならば、積極的に出会いを作る力が必要です。
自ら出会い起こす力が弱い人は、その先にある結婚までたどり着くことがなかなか難しいでしょう。
(2)交際に結びつかない
2つ目に、交際に結びつかない人も、なかなか結婚が難しいでしょう。
結婚する=交際期間が絶対に必要というわけではありません。
ただ一般的な傾向として、恋愛して交際した後に結婚を決める男女が多いでしょうから
- 出会いはあるけど交際に結びつかない
- 異性から女性扱いされない
- いつも「良い仲間」と思われて友情になってします
このような場合は、なかなか結婚に結びつかないでしょう。
(3)結婚に夢を見過ぎている
3つ目に、結婚に夢を見過ぎている人も、結婚に苦戦しがちです。
- 出会いはあるし、交際にも結びつく。
- これまでに複数人からプロポーズされた経験がある。
- でも一向に結婚に結びつかない。
実はこのような方も少なくありません。
とても社交的で、異性からモテているこのような女性によく話を聞いてみると、結婚に夢を見すぎている人が多い印象です。
結婚したら、きっとこんな素敵な生活が待っているのだろう…!
といった夢を大きく持っており、たとえ交際中の相手からプロポーズをされたとしても
この人が相手では、私の夢(結婚生活)が叶わない
このような観点で相手を減点してしまい、結果的に交際を終わらせてしまうことも少なくありません。
(4)親子関係に問題がある
4つ目に、親子関係に問題がある人は、結婚前に何らかのケアが必要かもしれません。
このメディアを運営している「自己対話の学校」コンサルティング現場には、婚約破棄になった方や、相手からプロポーズを受けたけど、自分もしくは相手の親の反対で入籍できなかった方もお越しになります。
結婚が当人同士の意思があればできますが、家同士の繋がりという側面も大きいです。
- 自分と相手の学歴の差がありすぎた
- 自分の親が相手を気に入らなかった、もしくはその逆
- 自分の親が子離れできてない
- 相手の親が過干渉だった
最も多いのは、自分側もしくは相手側の親子離れが済んでいないことでしょうか。
(5)実は結婚したくない
5つ目に、実は結婚したくない人は、本人は無意識でも結婚が遠のきます。
このメディアを運営している「自己対話の学校」では、思考と感情は別々の挙動をすると捉えています。
例えば、思考では結婚したいと思っていても、心・感情の方では結婚したくないと思っていることが多々あります。
なぜこのようなズレが起こってしまうかと言うと、多くは周りからの洗脳や世間体が原因です。
本当は自分1人で自由に行きたいけど(結婚したくないけど)年齢的にも、立場できにも「結婚したい!」ということにしておかなくちゃ。
みたいなズレた思い込みを持ってしまい、しかも「自分が思い込みを持っている」ことに本人が気が付かないケースも。
この場合、本人的には結婚に向けて動いているけれど、なぜか途中で頓挫してしまうことが多いです。
結婚前にチェックしたい10個のポイント
それでは「結婚したい私」から「できる私」になるために、10個のポイントをご紹介します。
結婚を望みながらもできない理由は、出会いの少なさやコミニケーション能力など物理的な問題もありますが、大きな要因はメンタル的な課題だと感じています。
これらの課題に取り組むうちに、自然と結婚できるメンタルを手に入れられるようになるでしょう。
(1)既婚者の友人、知人を作る
1つ目に、既婚者の友人、知人を作るのはオススメです。
コーチングの考え方の1つでもありますが、人間はより臨場感を感じる現実に自然と向かっていく性質があります。
臨場感=それが真実である、と強く感じられるもの。
小さい子供が「みんなゲーム持ってるから僕も買って!」とねだるものの、「みんな」を詳しく聞いたら仲の良い友達2人くらいだった、みたいなシチュエーションあるあるですよね。
実際には「仲の良い友達2人」でも、本人が「みんな」と感じられるほど臨場感が高いということです。
意図的にこの性質を利用して、既婚者の友人、知人を作ってみましょう。
すでに既婚者の友人、知人がいるなら、意識して一緒の時間を増やしてみましょう。
あれ?どうして私、結婚してないんだっけ?
と自分が自分に素朴な疑問を感じるようになったら大成功です。
(2)結婚の現実、リアルを受け入れる
2つ目に、結婚の現実、リアルを受け入れることも大事でしょう。
「結婚したいのにできない人の特徴」でも挙げましたが、(3)結婚に夢を見過ぎていると、結婚を強く望む気持ちと裏腹に結婚が遠のくなと感じます。
私自身、結婚7年目を迎えてみて、また10年ほど数多くの既婚者の相談をうかがって感じるのは「結婚は生活であり日常だ」ということです。
結婚に夢を見ている方ほど
- 常に穏やかで
- 常にいたわりあい
- 喧嘩なんて1度もせず
- すべてのことがうまくいく
こんな結婚生活をイメージしている方も多いのですが、想像が独りよがりになりすぎてしまうと、生身の人間との触れ合いを避けてしまうことにもなりかねません。
(3)素敵な結婚生活を送っている人と縁を繋ぐ
3つ目に、素敵な結婚生活を送っている人と縁を繋ぐことを目指してみてください。
一切のトラブルが起きない、まるでドラマや漫画の世界のような結婚生活は難しいかもしれませんが、素敵な結婚生活を送っている人は数多くいらっしゃいます。
SNSを通してでも、友人でも知人でも、素敵なご夫婦と知り合えたら、ぜひご縁を繋いでみてください。
もし状況が許すならば、ご一緒する時間を取ってみてください。
結婚のリアルを知ることも大事ですが、同じくらい「地に足のついた素敵な結婚生活」を知ることも大事です。
(4)理想の結婚を考える
4つ目に、理想の結婚を考えることも良いでしょう。
結婚のリアルを知り、地に足のついた素敵な結婚生活を知り、その上で改めて「理想の結婚生活」を考えてみましょう。
私たち人間は、自分の心(感情)が動いた未来を無意識で作っていく力があります。
こんな結婚することができたら最高だなぁ。
こんな未来が来たら嬉しいなぁ。
こんな生活をしてる私、大好きだわ。
心がキュンとするような結婚生活を遠慮なく描いてみましょう。
(5)思いっきり恋愛を楽しみきる
5つ目に、思いっきり恋愛を楽しみきることはとてもオススメです。
若い頃、手当たり次第に女遊びをしていた男性(いわゆるチャラ男)が、結婚した途端に家族第一になった。
みたいな話題を聞いたことはありませんか?
コンサルティング現場で感じるのは、実は恋愛を楽しんできた人ほど、気持ちよくスパッと次のステージ(結婚)に進むことができるということです。
- 結婚前の恋愛でこんなことをしたかった
- 学生時代にこんな恋愛をしたかった
など、恋愛に対する心残りがある人ほど、意外と結婚に進みにくいようです。
もちろん年齢やタイミングなどはありますが、もし状況が許すなら思いっきり恋愛を楽しむ期間を設けてみてはいかがでしょうか?
潜在意識が「もう充分、恋愛を楽しんだ!」と思ったタイミングで、自然と結婚の扉が開くと思います。
(6)結婚へのマイナスイメージを薄める
6つ目に、結婚へのマイナスイメージを薄めることに取り組んでみてください。
- 両親が不仲だった
- 上の兄弟姉妹が結婚に失敗した
- 自分の友人たちが揃って離婚している
- 親戚一同「結婚は墓場だ」と言っている
このような状況では、いくら自分が幸せな結婚したいと願っても、潜在意識下まで「結婚=不幸」といったイメージが浸透してしまいます。
もし結婚に関するイメージがマイナスかもしれないと感じたら、まずは「結婚=マイナスなもの」といったイメージを薄めることに注力してみてください。
一見遠回りですが、結果的に幸せな結婚が手に入る近道になります。
(7)結婚相手に知られたくないことを解消する
7つ目に、結婚相手に知られたくないことを解消することにも、時間を使ってみてください。
コンサルティングの現場では「結婚したいのですが…でも…」といったセリフの後に「結婚したいけど、したくない理由」が続くことがあります。
例えばこのようなものです。
- 実は借金を抱えています
- 実は無職です
- 実は持病があります
- うちの母が毒親で
- 妹に知的障害があって
「実は〇〇で」の理由は人それぞれですが、結婚相手に知られたくない気持ちが強くある場合、潜在意識下では出会いを避けているかもしれません。
(8)最優先するものを決める
8つ目に、最優先するものを決めることも大事です。
今は仕事を頑張りたい。昇進の大きなチャンスが来た!
大好きな推しができて、推し活に夢中
自分の時間とお金を何に使うかは人それぞれ自由です。
ですが「結婚してしまうと私が1番優先したいことが優先できない」といった思い込みがある場合、無意識で結婚を避けます。
その場合
- 最優先したいものを決め直すか
- 優先したいものを優先したまま、結婚できる道を探すか
自分の心に問いかけてみると良いでしょう
意外と、優先したいものの順番を変えずに結婚できることも多いですよ。
(9)「結婚せねば…」を手放そう
9つ目に、「結婚せねば…」を手放してみましょう。
結婚したいのに結婚できない時期が長くなると、どうしても視野が狭くなりがちです。
そんな時は「結婚せねば…」といった観念を手放してみてはどうでしょうか?
このように相談者様にご提案すると
「結婚したい、結婚せねば」という気持ちを手放してしまうと、自分は一生独り身のではないか…
と怖がる方が多いのですが、全くそんな事はありません。
「〇〇せねば(Have to)」ではなく「〇〇したい(Want to)」=結婚したいといった感情が自然に沸き起こってくるまで、一息入れてみましょう。
きっと「結婚せねば(Have to)」と頑なだった時よりも、スムーズに現実が展開すると思います。
(10)結婚しなくても幸せになれることを知ろう
最後に、結婚しなくても幸せになれることを知ると、不思議と結婚が近くなります。
長年、コンサルティング現場で女性の相談を受けてきて
- 〇〇しないと私は不幸
- 〇〇を手に入れないと、私の人生は終わり
このように強く思い込んでいる人ほど、なかなか本人が希望する「〇〇」が手に入らず、人生に疲れきってしまう傾向があります。
逆に
〇〇が欲しいけど、もし万が一手に入らなかったら〇〇なしで幸せな人生を送るわ
こういったスタンスの人の場合、不思議とひょんなところから「〇〇」を手に入れたりもします。
結婚を諦める必要は全くありませんが
私は結婚しなくても幸せになれる
と唱えてみてください。
どのような気持ちになりますか?
幸せな結婚生活のためにメンタルを整えよう
それでは最後にまとめです。
この記事では、「結婚したい私」から「できる私」になるメンタル的なポイントをご紹介してきました。
男女の数がほぼ同数の場合、相手を選ばなければ結婚をすること自体はできます。
ですが、私たちが望むのは「ただの結婚」ではなく「幸せな結婚とその後の満たされた生活」ですよね。
大切な人を大切にしながら、そして自分も大切にされながら、長い人生を寄り添って生きていくためにも、自分の感情としっかり繋がれるようになる「自己対話」のスキルは必須です。
すでに生涯のパートナーと出会っている人は、そのお相手との関係をさらに深めるために。
これから生涯のパートナーと出会う人は、出会ってからスムーズに関係を進められるように。
自己対話のパワフルさを知ってもらえたら嬉しく思います。