こんなに頑張ってるのに、なぜ私の願いは叶わないんだろう…
頑張り方が間違っているの?
そんな風に感じたことはありませんか?
この記事を書いている私は、10年ほど前からたくさんの女性のお悩み相談に乗ってきました。
引き寄せや潜在意識、コーチングやカウンセリングの概念をベースとしたメソッドを提唱しているのですが、願いが叶わないことで疲れ果ててしまった女性を数多く見てきました。
私が提唱している脳トレ(=脳と心のコミュニケーションを円滑にして願いを叶えるメソッド)はこちらです
願いが叶わない…もう疲れた
そんな状態になっている方の大半は、真面目で頑張り屋さん。
願いが叶わない理由がわからず困り果てているケースも多いです。
それにも関わらず、頑張っても頑張っても願いが叶わずに疲れてしまう背景には、頑張り屋さんがゆえの落とし穴がありました。
この記事は、自分の願いを叶えるために頑張っている人がきちんと望む結果を実現できるように…という願いを込めて書きました。
Contents
「願いが叶わない…疲れた…」になりがちな理由
それでは願いが叶わない原因になりやすい理由を5つご紹介します。
もしこの中に当てはまるものがあったら、頭の隅に留めておいてください。
ほんの少しポイントを押さえるだけで、あなたの頑張りは一気に花開くと思います。
(1)願いを叶える過程が修行になっている
願いと一口に言ってもジャンルは様々です。
私が10年ほどご相談を伺ってきて多かったのは、主に恋愛・人間関係に関する願いでしたが
(好きな人と付き合したい、復縁したい、結婚したい、夫婦仲を改善したい、離婚したい、義理の実家とうまくやりたいなど)
みなさん共通して、とても深く悩んでらっしゃいました。
そして悩みを解消するために、私たちを頼ってくださるのですが…
「悩みが解消するまでの期間」を修行のように捉えている方がとても多いです。
例えば、片思いの彼とお付き合いしたい場合。
片思いの彼から告白されるまでの期間が修行になってしまうのですね。
しんどくてもしょうがない。だって今は修行なのだから
このようにに無意識で思い込んでしまうことが多いです。
また、結婚したい場合。
結婚していない今から、結婚が決まるまでの期間が修行になります。
辛く、厳しい修行期間を経て、栄えて幸せな未来を手に入れることができる。
この考え方ももちろんNGでは無いのですが、そうすると願いが叶うその瞬間まで、幸せを味わうことができません。
いつ終わるか分からない修行期間、何のご褒美なしで頑張り続ける…こんな日々が続くと、疲れるのは当然です。
婚活疲れを起こしている方も、この状態になっていることが多いなと思います。
(2)have toだらけになっている
人間の行動には大きく分けて下記の2種類があります。
①want to(本人がやりたくてやっていること)
②have to(やらねばならぬと思っていること)
悩みを解消する・願いを叶えるというのは、本来「①want to(本人がやりたくてやっていること)にあたるものですが、悩みが解決しない期間は気持ちも塞ぎがち。
悩みを解消できる喜びよりも、悩みを解消せねばならない、そのためには苦しいこともやらねばならない…このように②have to(やらねばならぬと思っていること)に思考が傾いてしまいがちです。
私たち人間は②have to(やらねばならぬと思っていること)が多くなると、心にストレスがかかりエネルギーが枯渇してしまいます。
その結果「なんだか疲れた…」という状態になりやすいです。
(3)願いの入口が「不足感」になっている
これは意外と盲点なのですが「悩みを解消したい!」と感じるキッカケは、大体「自分が満足する状況に対して不足している」と感じた瞬間であることが多いですよね。
- 愛情が不足している
- 安心が不足している
- お金が不足している
そのため「何かが不足している→だから欲しい」となるのは当然なことです。
ですが、実は潜在意識・引き寄せの法則を踏まえると、不足感からの願いは少々叶いにくいと言われています。
「何かが不足している→だから欲しい」この思考回路になるのが一般的なのに、「その思考回路では、願いが叶いにくいと」言われても困ってしまいますよね。
その方法は後述しますので、今は一旦「不足感からの願いは少々叶いにくい」この視点だけ頭に入れておいてください。
(4)持続不可能なトレーニングをしている
SDGs(持続可能な開発目標)なんて言葉も広まってきましたが、これは私たちが悩みを解消する過程でも同じことがいえます。
私たちは「いつまでに確実に終わる」という期限が決まっていれば、ある程度ストレスにも耐えられるものです。
ですが、悩みの解消や願いが叶う時期は誰かが保証してくれるものではありません。
そのため、持続不可能な負荷を期限もなく毎日続けていくことになってしまうため、願いが叶う前に心身ともに疲れてしまいがちです。
(5)「叶った認定」できる状態が不明確になっている
これも意外と盲点なのですが、悩みが解消したと認定できる状況が不明確な場合も疲れがちです。
〇〇が解消したら、幸せになれる
〇〇が叶ったら幸せになれる
そんな願いを持つ一方で、ご相談を詳しく伺ってみると、〇〇に当てはまるものが不明瞭な方が意外と多いです。
具体的にはこのようなケースです。
例)彼から溺愛されたら幸せになれる。
→溺愛とはどんな状態を指すのか?
連絡頻度やデートの回数、お付き合いの仕方などは?
もちろん、具体的に願わないと叶わないわけではないのですが「溺愛」という言葉のイメージだけが先行しているケースです。
この場合、仮に相手が「一般的に溺愛とされるお付き合いの方法」で大事に向き合ってくれても
「自分にとっての溺愛」と異なっている場合、満足感を得られません。
そのため心の奥底では「願いが叶ってない認定」になり、夢が叶っているはずなのに叶っていない不思議な状態になってしまいます。
疲れない!苦しくない!願いの叶え方は?
では、疲れず、苦しくない、むしろ楽しい願望の叶え方はあるのでしょうか?
もちろんあります。
悩みを解消する・願いを叶えることは、言ってみれば一生行うものです。
生きている限り何かしらの悩みが起こり、そのたびに解消のため取り組むことになります。
その際「疲れない、苦しくない、むしろ楽しい」悩みの解消方法を知っていたら…とても人生が豊かになると思いませんか?
ここでは先ほどの「疲れてしまいがちな悩み解消法5つ」の逆バージョンとして「疲れず、苦しくない悩み解消法5つ」をご紹介しますね。
(1)願いを叶えている最中をゲームにする
これは1番おすすめです。
あなたは普段ゲームをされますか?
例えばRPGゲームは、ボスを倒した瞬間も達成感がありますが「ボスを倒すまでの過程」が何よりも楽しいですよね。
小さな敵を倒して、経験値を積んでレベルアップして装備を整え…また少し強い敵を倒してレベルアップする。
繰り返してるうちにボスと戦えるレベルになって、最終的にボスを倒しに行く。
この過程そのものを楽しむのが、ゲームの醍醐味かと思います。
それと同じように、私たちの悩みがボスだとしたら、ボスを倒すまでの過程も楽しんでみませんか?
もちろん最終的にボスを倒す事は決まっているのですが、
その過程で苦しみながら経験値を上げていくか、それとも楽しみながら経験値を上げていくか?
は選択できます。
深い悩みを抱えている最中は、過程を楽しむなんてムリだと思うかもしれませんが、そういった視点もあるとだけ頭の隅に入れてもらえたら嬉しいです。
(2)want toを取り入れる
先の段落で、私たち人間は②have to(やらねばならぬと思っていること)の時間が増えれば増えるほど、エネルギーが枯渇してしまうとお伝えしました。
日々の生活を送ることにも、悩みを解消するにも同じようにエネルギーが必要です。
ですが、悩みを解消するためのエネルギーを使い切ってしまっている状態ではそれも難しい。
できる範囲で構いませんので、日常生活の②have to(やらねばならぬと思っていること)を減らし、①want to(本人がやりたくてやっていること)を増やす取り組みをしてみて下さい。
きっと願いを叶えるスピードが、今までと全く違うことに驚くと思います。
(3)願いの入口を「喜び」にしてみる
先ほど段落で「悩んでいるとき=何かしら不足を感じているとき」なので、そもそも「不足感を感じずに悩み解消に取り組む」のは難しいのが基本だとお伝えしました。
ですが、不足感が入口になっている状態では、どうしても悩みを解消する力が弱くなってしまうため、1つ提案です。
悩みを解消する入口(意図)を、不足の解消ではなくて「喜びの獲得」変えてみてください。
変えようと試みるだけでもOKです。
「お金がないから欲しい」ではなく
「これぐらいのお金があったらどんな生活が送れるだろうか?」
「もういい加減結婚したい」ではなく
「他の人と結婚したら、どんな幸せな世界が待っているのだろうか?」
不足を解消するのではなく「新たな喜びを得る」未来に意識を向けてもらうと、不思議と現実を動かすエネルギー効率が良くなります。
(4)持続可能なトレーニングにする
悩みを解消し、願いを叶える行動を持続可能なものに変えてみましょう。
先ほど段落で「○月○日までに絶対願いが叶う」と保証されていれば、人間はある程度のストレスも許容できると書きましたが、願いが叶うタイミングを誰かが保証してくれるわけではありません。
※具体的な時期・タイミングを指定して願いを叶える方法もあるのですが、ケースに応じた個別のカスタマイズが必要なので、もしご興味があれば私たちが提供する自己対話の学校(脳トレカレッジ)までお越しいただけると幸いです。
そのため「悩みを解消する行動そのもの」を持続可能なものに変えていくことが必要になります。
例)悩みを解消するには、私が我慢すれば良い
→持続可能でしょうか?おそらくネガティブな感情が限界を迎えてしまうと思います。
悩みの種類によって持続可能な方法は異なるかと思いますが、あなたが今悩みを解消するために頑張っていることは持続可能かどうか問いかけてみてください。
持続不可能な行動を続けていると、どうしても心が疲弊してしまいます。
なるべく早めに持続可能なスタイルに切り替えるのがおすすめです。
(5)「何を持って叶った認定になるのか?」考える
悩みが深いときは、一刻も早くこの苦しみから抜け出したいという意識が大きくなってしまいます。
そのため「何を持って願いが叶った認定になるのか?」この視点がつい抜けがちです。
彼に溺愛されたいのであれば「どんな状態になったら私は溺愛されていると思われるのか?」
彼と結婚したいなら、もちろん「入籍届を出したときに願いが叶った」認定なのでしょうが、実は入籍届を出しただけでは、心が満たされないことも多いです。
極端な話ですが
- 結婚はできたけど、彼がDVだった
- 結婚はできたけど、義理の家族がしんどい
これは理想の現実とは異なるかと思います。
このように「溺愛・結婚・借金返済・転職」など1つの言葉にまとめられてしまったがゆえに、具体的にどういう状況なのかを考えるのを忘れてしまうことがよくあります。
ぜひ言葉にとらわれず、状況そのものを望んでみてくださいね。
願いが叶わない状態で幸せになろう
それでは最後に提案です。
きっとこの記事を読んでくださっている方の多くは
悩みが解消したら、願いが叶ったら幸せになれる
と考えていますよね。
もちろん間違いではないのですが、あえて
願いが叶わないままで幸せになってみませんか?
とご提案したいです。
願いが叶っている=幸せ
願いが叶っていない=不幸せ
この思考回路を採用する限り、悩みが発生するたびに不幸せになってしまいます。
例えば今解消したいと思っている悩み…例えば結婚が叶ったとして、結婚後また次の悩みが出てくることもあるかと思います。
人生で新たな出来事を経験していくたび、悩みが出る→悩みが解消する、このループを繰り返していくことになります。
そのため「悩みがある状態でも幸せである」このマインドを持っていた方が、人生の中で豊かな時間を送れる期間が長いのではないかと思います。
私たち自己対話の学校(脳トレカレッジ)では、悩みは未来への可能性であると考えており、悩みは確実に解消することを前提に、日々のメンタルトレーニングを行っております。
悩みがない時はもちろん幸せ。
悩みがあっても幸せ。
この状態を作れると、そもそも悩みの発生回数も少なくなりますし、悩みが出たとしてもすぐに解消できる状態になります。
さらに、悩みがある状態でも幸せな最強マインドになりますのでぜひおすすめです。