何をやってもうまくいかない…どうしたらいいの…
そう感じて困り果ててしまったことはありませんか?
この記事を書いている私は、10年ほど女性のパートナーシップ、人間関係、ライフスタッフに関するご相談をお受けしていますが、このような状況になって消沈してご相談にいらっしゃる方はとても多いです。
私自身、これまでの人生で何度か
何をやってもうまくいかない…理由もわからない…対策もわからない…
そう困り果てた時期がありました。
その後3,000人以上の女性のご相談を伺う中で
- 「何をやってもうまくいかない」という状況はなぜ起こるのか?
- そのような状況が起こったときにはどうしたらいいのか?
この問いについて方針が経ちましたので、どなたかの参考になれば嬉しいです。
Contents
「何をやってもうまくいかない」時期は誰にでもある
まず最初に「何をやってもうまくいかない」と感じる時期は、あなただけではなく、誰にでも訪れている前提で世の中を見てみてください。
自分に余裕がない時ほど、周りが眩しく見えがちです。
今はSNSで他人の状況がすぐにわかってしまいますから
周りは成果が出てるのに、私は何の目標も達成できてない…
〇〇さんは悩みがなさそうでいいな…
どうして私、こんな中途半端なんだろう…
このように、自分自身の過去の選択や生き方について、後ろ向きなトークばかりしてしまいがちです。
※私たちが運営している「自己対話の学校」では、このようなトークと「事故対話」と呼んでいます。
ですが、たくさんの女性からご相談を受けて感じるのは(目立つ人、目立たない方がいらっしゃいますが)誰にでも状況の変化は確実にあるということ。
今、全部がうまくいっているように見える“あの人”も、何をやってもうまく時期にいかない時期はあります。
私だけが何をやってもうまくいかないのでは…
と思い込んでしまうと、極端に視野が狭くなってしまい、よりネガティブなループに入ってしまいますからね。
占いでも大殺界だとか厄年とか、運気が低迷する時期について触れられているように、昔から人は体感的に「人生にはアップダウン、流れがあること」を知っていたのではないでしょうか。
何をやってもうまくいかない時期の特徴
それでは「何をやってもうまくいかない時期」に共通する特徴を、5つご紹介します。
これらはご相談現場でよくお聞きする内容です。ご自身の体感と合わせて、このようなことがよく起こるようになったら、もしかしたら運気の変わり目かもしれませんね。
(1)タイミングの悪さが目立つようになる
1つ目の特徴として、タイミングの悪さが目立つようになる人が多いです。
- 電車に乗り遅れることが増える
- なぜか遅刻が増える
- すれ違いが増える
- 赤信号によく出くわす
- あともう少し早ければ(遅ければ)ラッキーだったのに…みたいな出来事が増える
少々タイミングが悪いくらいなので、大きな事故やトラブルにつながる事は少ないです。
ですが
なんかちょっとズレちゃうんだよな…
これらが積もり積もって、気づかないうちにストレスになる人が多いようです。
(2)人間関係のトラブルが多くなる(人が離れる)
2つ目の特徴として、人間関係のトラブルが多くなることも挙げられます。
人間関係のトラブルは運気が上昇する際にも現れるので、必ずしも「何をやってもうまくいかない時期」限定の特徴ではありませんが、このような現象が起こりやすくなります。
- 今まで仲が良かった人に手のひら返しをされる
- 良い関係だと思っていた人と疎遠になる
- 人に誤解されたり、自分が誤解することが続く
- エネルギーを吸い取られるような人と出会うことが増えた
- 前向きでポジティブな人と縁が繋がらない
全体的に見ると、状態の良い人と繋がりにくくなり、状態の悪い人と繋がりやすくなっているとも言えます。
(3)収入ダウンや支出が増える
3つ目の特徴として、収入ダウンや支出が増えることが多いようです。
- たまたま車検や税金で一気に支出が増えた
- 会社のボーナスが支給されないことになった
- 派遣社員から正社員になれると聞いていたのに見送りになった
- 身内が金銭トラブルを起こして援助しなければならなくなった
- 業績が悪化して手取りが少なくなった
収入ダウンや支出は「金額」とい「うわかりやすい物差しで測れるので、気がつく人は多いです。
なんだかお金の巡りが悪いな…
と思ったら、注意深く観察することをオススメします。
(4)体調がすぐれない日が続く
4つ目の特徴として、体調がすぐれない日が続くという声もよくお聞きします。
- 夜の眠りが浅い
- 朝、すっきり起きられない
- 常に首、肩、腰などが痛い
- 思考回路がうまく回らない
- 太りやすくなった、ダイエットしてないのに痩せてきた
特に大きな病気では無いけれど、なんだか体が本調子ではない状態が続く人も多いようです。
(5)自己肯定感が下がりやすくなる
上記の要素が重なった結果、自己肯定感が下がりやすくなり、自暴自棄になる人もいらっしゃいます。
- 常に自分を責めてしまう
- 誰かに話を聞いてもらっても気分が上がらない
- 過去のことばかり考えている
- 未来のことを考える気力が湧いてこない
- 自己肯定感が高い人と一緒にいるのがツライ
体力的にも精神的にもエネルギーが枯渇してしまうと、当然ですが自己肯定感は下がりやすくなります。
何をやってもうまくいかない時期にやりがちなNG行動
何やってもうまくいかない時期に「ついやってしまいがちだけど、実はオススメできない行動」についてご紹介します。
これらの行動自体は何も悪いものでは無いのですが、タイミングの問題です。
人生や運気の流れが低迷しているときに、これらの行動を採用してしまうと、カスカスのエネルギーが、さらにカスカスになってしまうかもしれません。
(1)自分に鞭を打って頑張りすぎる
1つ目に、自分に鞭を打って頑張りすぎることはオススメしません。
日本では特に前向きに頑張ることが美徳とされていますが、何をやってもうまくいかない時期はそもそものエネルギーが低迷しています。
そのタイミングで真面目な頑張り屋さんほど、自分に鞭を打って動こうとするのですが…
頑張ろうと思ったけど、逆に動けなくなりました
とおっしゃる方が後を立ちません。
(2)目新しいことにチャレンジする
2つ目に、目新しいことにチャレンジすることもオススメしません。
リフレッシュも兼ねてカジュアルな趣味を始めたり、気分転換として環境を変えてみるのは良いです。
ただ運気が低迷している時期は、同時に冷静な思考力も低迷してしまっています。
新しいチャレンジだ!これで一発逆転するぞ!
など極端な思考になりやすいのですが、大きくチャレンジして大きくコケる可能性もあるので、時期を見た方が良いでしょう。
(3)目標達成型のコーチングを受ける
3つ目に、目標達成型のコーチングを受けることも控えた方が良いかと思います。
目標達成型のコーチングと言うのは、例えばこのようなものです。
- 1年後に〇〇な状態になるまでに、今これをしよう
- 理想を叶えるために、毎日〇〇のタスクをこなそう
- 自分のキャパを広げるためにチャレンジの回数を増やそう
- 自分の調子が良いときの目標達成型コーチングは、良い流れを後押ししてくれるとても素晴らしいものだと思います。
ただ「何をやってもうまくいかない時期」は逆に、チャレンジする回数を増やすことで、ダメージを受ける回数も比例して増えてしまうケースの方が多いので…一考しても良いかと思います。
(4)新しい人間関係を構築する
4つ目に、新しい人間関係を構築することも(NGではありませんが)積極的にしなくて良いかと思います。
もちろん無理に1人で過ごす必要はありませんが、自分のエネルギーが低迷している場合、どうしても新しく繋がるご縁も低迷したエネルギーを持っている相手になりがちです。
類は友を呼ぶ。引き寄せの法則の基本ですね。
ですので、カジュアルに程良い距離でお付き合いできるなら良いのですが、ズブズブな関係性になるには時期を見るのがオススメです。
(5)一人で内省の時間を多く取る
5つ目に、一人で内省の時間を多く取ることもやめておきましょう。
日記を書いたり、ノートを書いたり、ブログを書いたり…
私が運営している「自己対話の学校」でも、内省や内観と同じような効果があるので、基本的にはオススメなのですが…
何をやってもうまくいかない時期に「1人きりで」内省すると、ネガティブな感情に飲み込まれてしまったり、自分自身を否定してしまったり、逆効果のことが多いです。
オススメ「何をやってもうまくいかない時期」の過ごし方
それでは「何をやってもうまくいかない時期」は、どのように過ごしたら良いのでしょうか?
また、過ごし方に気をつけることで流れを変えることができるのでしょうか?
ここではオススメの過ごし方を5つご紹介します。
(1)デトックス期間と心得る
1つ目のオススメは、デトックス期間と心得ることです。
何もうまくいかない時期は、言い換えれば「人生にプラスを加える時期ではなく、過去に付け加えてしまった余分なプラスをそぎ落とす時期」ともいえます。
私たちは年齢や環境とともに日々少しずつ変化し続けています。
その過程で
過去こう思っていたけど、今はそう思わないなぁ
昔はこれが欲しかったけど、今はもう処分したいなぁ
といった価値観の変化も出てきます 。
過去に手に入れたけど、未来に持っていくには不要なものを、あぶり出してそぎ落とすデトックス期間と捉えてみましょう。
(2)体調を整えることを優先する
2つ目のオススメは、体調管理を優先することです。
- 生活リズムを整えてみる
- ヨガや散歩など軽い運動を取り入れる
- 寝具にこだわってみる
前の段落で「何をやってもうまくいかない時期には体調も本調子ではなくなることが多い」とご紹介しました。
そのためいつも以上に体調に気を向けてみましょう。
(3)「今」を大事にする人たちと過ごす
3つ目のオススメは、「今」を大事にする人たちと過ごすことです。
「何をやってもうまくいかない時期」は どうしてもネガティブな考えになりがちです。
何も結果を残せていない…全部私のせいだ…
みたいな考えになりやすいので、良い意味で「変わらないことを大事にしている」価値観の人と過ごすのがオススメです。
気心知れた昔からの友人や、家族に目を向けてみてもいいかもしれませんね。
(4)不適切な人間関係を整理する
4つ目のオススメは、不適切な人間関係を整理することです。
不要なモノは躊躇なく捨てられても、人間関係を整理することはすごく苦手と言う方も多いのではないでしょうか。
「何をやってもうまくいかない時期」は、近い未来で訪れる新しいフェーズの前段階でもあります。
今までの自分にとって必要だったご縁が、これからの自分にとっても必要なご縁とも限りません。
心当たりがあれば
今までありがとう!
と感謝して、手放すことを決めても良いのではないでしょうか。
(5)結果よりも過程に目をむける
5つ目のオススメは、結果よりも過程に目をむけることです。
「何をやってもうまくいかない時期」は、他の時と比べて結果を出すのが難しくなります。
もちろん何の結果も出せないわけでは無いのですが、わかりやすい数値や、目標達成をするにはあまり向かない時期とも言えるでしょう。
そのため目立つ結果にこだわるよりも
- 自分の実力がついたか
- 昨日の私より1歩進化したか
- 自分のために何か1つ良いことができたか
こういった過程に目を向けた方が、精神衛生上オススメです。
人生の波を軽やかに乗りこなそう
それでは最後にまとめです。
「何をやってもうまくいかない時期」本当にしんどいですよね。
私自身も体験して感じますし、日々ご相談者様の声を聞いていても、この時期は忍耐力が試されるなぁと感じます。
ただ、春夏秋冬と季節が巡るように「何をやってもうまくいく時期」「何をやってもうまくいかない時期」があるからこそ、人が伸びやかに進化していけるのではないかと感じます。
「何をやってもうまくいかない時期」は、捉え方を変えれば「過去の自分を整理して、新しい自分になるための猶予期間」でもあります。
ぜひ自分に対する信頼感を下げることなく、新しく出会う未来の自分に大きく期待して、この時期を過ごしてくださいね。
何かお力になれることがあれば嬉しく思います。