CASE 05
就活期間はたった2ヶ月、唯一受けた希望の会社にあっさり就職できました。
今年から新卒でアロマやハーブを取り扱うお店で販売員をしています。
私の就活は中々に異端。
そもそも大学卒業が確定した2月まで、いわゆる就活的なことは一切何もしていませんでした。
ギリギリで就活を始めた上に、希望の1社しか受けなかったのに3月にあっさり決まりました。
就活のセオリーからことごとく外れていたのに、「こんな簡単でいいんだ?」って自分でもビックリしましたね。
大学生の就活って、早いうちからインターンに行ったり、就職に関する情報を集めたりOB訪問をしたり……周りの友達はみんなそうしていたいし、先生にも口酸っぱく言われていました。
私たちの代は新型感染症が直撃だったので余計に厳しくて、相談した就活サポートエージェンシーでも「この時期まで何もしてきてないなら就職浪人も有り得る」と言われました。
でも、結果は2ヶ月で採用。
元々セラピストになりたかったのですが、セラピストになった時に直接使える技術や知識が得られる職場には出会えるわけがないと思っていました。
なので、就活を始めた当初は似たようなジャンルで無理やり求人を探していました。
でもそうすると掠ってる程度の仕事しか出ず、どこも魅力に感じられなくて応募すらしないことが続いていて。
一旦立ち止まって、脳トレで学んできたことに倣って「じゃあどんな仕事だったら魅力に感じるんだろう?」って自分に聞いてみたんですね。
そしたら、「私は将来的にはやっぱりセラピストになりたい。だから今はセラピストになった時に経験が活かせる仕事がしたい」と出てきたので、それをそのまま就活サポートエージェントに伝えました。
そしたら、ちゃんと自分の心にフィットする職場がいくつか出てきました。
最初から自分の心に聞いておけば良かったですよね(笑)
もちろん給与待遇とか福利厚生なども見ましたが、それ以上に大事にしたのは自分がそこで仕事している姿をイメージできるかでした。
販売員をしている自分は想像しやすくて、何より楽しそうだったんです。
アロマもハーブもセラピストになった時に使えるツールになると思いました。
1年近く脳トレで自分と向き合い続けてきたので、志望動機はスラスラと書けました。
履歴書を送って面接を受けて、その翌日には採用が決まっていましたね。
周りの様子を見ていると、20〜30社ぐらい受けている人ばかりで、就職したいジャンルを諦めざるを得なかった人も多くいました。
そんな中でたった2ヶ月、たった1社で決まってしまったのでウソみたいですよね。
脳トレのお陰で就活に苦労することもなく、昔からの悩みの種だった同性の友達との人間関係も改善して、大学生活を良い形で終えることができました。
脳トレのスキルは私にとって宝物で、始める前はどうにか現実を変えたくて必死だったけど、今では現実が変わるのはおまけ程度だなって思うようになりました。
それよりも、脳トレのスキルを通じて自分と対話して自分を整理することで、自分をどんどん好きになれることが嬉しいです。
将来的には、私自身が色んな人から受けている愛を世の中に還元していける、そんな人になりたいです。