CASE 15

ビジネスだって「自分の心地よさ」を最優先していい。我慢ばかりの経営スタイルから、人気ピアノ教室になったわけ。

「自分の望みがわからない…」困り果てて脳トレに出会いました

今回【脳トレで経営やビジネスの悩みを解消した人】としてインタビューの打診をいただいたのですが、実はもともと脳トレにたどり着いたきっかけは恋愛の悩みでした。

当時うやむやな関係だった男性がいて「この関係は嫌だ、でも諦めるのも嫌だ、でも彼とどうなりたいのか分からない…」と八方塞がりに感じていて。

そんなタイミングで、代表の江藤有紀さんが担当されるグループコンサルの募集があり、勇気を出して恋愛の悩みを相談しました。

私自身は、彼とハッキリしない関係が続いていることに落ち込んでいましたが、話を聞いた有紀さんから衝撃の一言があったんですよ。

「今のご関係はアドバンテージだと思いますよ」って。

驚きのあまり放心していたのですが、その後もどんどん自分の価値観がクリアになっていく感覚で「これは本格的にやってみたい!」と長期講座に参加しました。


その時は、まさか2年後に自分が脳トレカレッジ常勤講師になるなんて、まったく想像もしていなかったので…本当に人生は何が起こるかわかりませんね。

「ピアノ教室の常識」を手放したら、常に満席の人気教室になった

脳トレで自己対話を深めるうちに、恋愛もそうですが「自分が自分の心地よさを分かっていない」ことが全ての悩みの原因なのではないか?と感じるようになりました。

私は2014年から地元でピアノ教室を開いていたものの、収入的には厳しくて。
地域柄レッスン費用の相場も高くはなく、生徒数が多いわけでもなく…大手の音楽教室の講師やアルバイトと掛け持ちしても、正直生活は苦しかったです。

でも脳トレを通して自己対話を続けていくうちに「こんな風に働けたら心地良いのにな」というビジョンが芽生えてきました。

自分にとって心地の良い仕事スタイルについてじっくり考えて、時にはコンサルで相談もしながら、勇気を出して2つのことを変えました。

1つは、大手の音楽教室を退職すること。
もう1つは、自分が経営しているピアノ教室のレッスン費用や体制を大きく変えること。

自分で決めたこととはいえ、正直とてもとても不安でした!

大きな収入源である音楽教室を辞めるのはリスクが大きいですし、自分が経営するピアノ教室の月謝も地域の相場よりも高額に変更したので「生徒さんがみんな辞めてしまったらどうしよう…」って。

でも結局、生徒さんは誰もお辞めにならず、むしろ自分が無理をしていた時よりも良い関係が築けるようになりました。

今では常にレッスン枠は満席、空き枠のお問合せをいただくほどの人気教室になりました。
本当にビックリです!

ビジネス、家族、そして結婚も。人生を謳歌できる人を増やしたい

恋愛の悩みから始まった脳トレの学びですが、気がつけば“人生全部”と言っていいくらいのたくさんの変化がありました。

ビジネス(働き方)については、経営するピアノ教室は続けながら、脳トレの常勤講師としても活動しています。

また、ずっと「私のことを理解してくれない!自由にさせてくれない!」と感じていた家族との関係も、想像以上の変化が!

今では私の生き方を全面的に応援してくれる、頼もしいサポーターのようになってくれました。

そして「私にとって心地良い幸せな人生は何だろう?」と突き詰めた結果、驚きのご縁があって結婚相談所に入会することになり、婚活を初めて2週間ほどで未来の夫と出会い、初対面から2ヶ月目にプロポーズ、ちょうど3ヶ月目に入籍しました。

あまりのスピード感に周りにも驚かれましたが、誰よりも私が一番驚いています。

“自分にとっての心地良さ”が明確になると、こんなにもスピーディに現実が進むのかと身をもって体験しました。

このような変化を経験して、昔の私に伝えたいことは「あなたの人生そこで終わりじゃないから大丈夫!」ということ。
あまりに変わりすぎて、信じてもらえないかもしれませんね(笑)

私自身、脳トレに参加した当時は何もかもがボロボロで、人生詰んでいたと思います。

その状態からここまで変われたのは、自己対話を通して「私にとっての心地良さとは?」を考え続けて、自分の足で立つことを大事にしてきたから。

いくら自分の望みや心地良さを知っても、自分の足で立つことを放棄してしまっては、人生を謳歌することは難しいと思います。

自分の足で立てる人たちがご縁を結ぶからこそ、お互いの良さを引き出し合い、想い合える関係が築けるのでしょうから。

今後もピアノ教室の経営者として、そして脳トレ常勤講師として、それぞれの角度から「人生を謳歌する手助け」を続けていきたいと思います。